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INTERVIEW

映画『あたしの!』成田役で感じたこと、心の現在地も語る

「殻を捨てきれないほうが恥ずかしいと思った」山中柔太朗が俳優・人間として歩む成長

2024.11.11 12:00

2024.11.11 12:00

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自分に自信がないからこそちゃんと練習する

──サッカーの話が出ましたが、山中さんは10年間サッカーをやっていて、県選抜に選ばれるほどの腕前の持ち主としても有名です。サッカーをやっていた頃の思い出が聞きたいのですが、自分を成長させてくれた忘れられない試合ってありますか。

県選抜のときに韓国遠征に参加したことがあって。現地でトーナメントみたいなのがあって、いつもミッドフィルダーだったのが、決勝のときだけ人が足りなくてセンターバックにコンバートしたんです。当時から背はありましたけど、横はデカくなかったし、ヘディングも苦手だったので、できるかなって不安だったんですけど、無失点で抑えることができて。あのときはちょっと覚醒した感じでした(笑)。

──すごい。漫画みたい!

完全にゾーンに入っていました。たまにあるんです、完全に集中していて、絶対にボールを取られないぞっていうときが。あのときはまさにそれで、ヘディングが苦手な分、そこはもう一人のセンターバックに任せてこぼれ球を拾うのに徹して。嗅覚が研ぎ澄まされていて、試合にも勝てたし周りにも評価してもらえたし、すごくうれしかったです。マンオブザマッチみたいな感じで、記念に靴下をもらいました。

──本番に強いタイプなんですか。

そんなことはなくて。今も当時も本番強さはまったくなくて。むしろ練習をしっかりするタイプです。この仕事もそうですけど、やっぱりどれだけ練習したかが自信につながると思っているので。基本的に自分に自信がない人間なんです。だからこそ、ちゃんと練習したいし準備したいなって。

──改めてですが、作品に入るとき、どんな準備をされるんですか。

まず役についてしっかり理解することです。お芝居を始めたばかりの頃は迷いながらやっている部分もあって、ちゃんと役を理解しなくちゃ始まらないなと考えるようになりました。どうしてここでこういう発言になるんだろうとか、疑問に思うことをできるだけなくして、気になることとか台本に細かく書き込むようにしています。

──ゲームのお話も出ましたが、ゲーム配信をしているYouTuberでコラボしてみたい人はいますか。

『VALORANT』というゲームが好きなので、プロの方と一緒にやってみたいです。絶対太刀打ちできないのはわかっているんですけど、プロの方のレベルを体験したいです。

──ゲームをしている時間は、山中さんにとってどういう時間ですか。

現実逃避してボーッとできる時間です。ゲームって両手が塞がるから他のことが何もできなくなるじゃないですか。いつも深夜にやるから人からの連絡を返すこともないし、他のことをシャットアウトして、お水だけ用意して、一緒にやってる友達と話しながら勝つことだけに集中する。それがいいんです。

──いつもどれくらいやってるんですか。

次の日が休みとか午後から仕事のときにやります。始めると長いんです。たぶん引かれるレベルです(笑)。

── 一応聞きますけど何時間くらい……?

夜の12時に始めたら、だいたい朝の7時くらいまでやっています。でもゲーマーの方からすれば、まだまだちょっとやるぐらいのレベルだと思います(笑)。

──最近の俳優のお仕事で、新しく友達はできましたか。

柾哉くんもですし、『飴色パラドックス』で共演した木村慧人くんとは今も仲が良いです。慧人くんはああ見えて兄貴肌。グループ(FANTASTICS from EXILE TRIBE)の中では年下ということもあって、あまり後輩が周りにいないみたいで、だから大事にしてくれてるのかな。

──誕生日プレゼントをあげたりします?

しますします。慧人くんとは毎年お祝いしていて、去年は慧人くんから靴をもらって。僕は金縁のメガネをあげました。今年の分はまだ会えていないので、何にしようかなって考え中です。あと、今日、柾哉くんの誕生日(※取材日は完成披露試写会が行われた10月10日)なので、プレゼントを渡しました!

映画『あたしの!』完成披露試写会ビハインド

──では最後に、映画のタイトルにちなんで、山中さんの「僕の!」と言い切れるくらい大切なものを教えてください。

うちの犬です。ぷーちゃんって呼んでるんですけど、僕にとって癒しだし、ぷーちゃんがいるから頑張れる。ぷーちゃんと一緒に暮らすようになってから気持ちが落ち着くようになりました。

──ぷーちゃんとはいつもどんなふうに過ごしているんですか。

遊んだり、おしゃべりをしたり。結構話聞いてくれるんです。話しかけると、こっちを向いてくれるので、いろいろ話を聞いてもらっています。

──ちなみにぷーちゃんの前だと口調は変わりますか。

変わります。

──どんなふうに?

……そこはナイショです(笑)。

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【応募方法】
①Bezzyの公式X(@Bezzyjp)Instagram(@bezzyjp)をフォロー
②Xで上のアカウントからポストされる対象ポストをリポスト
当選者の方には、BezzyのXよりDMをお送りします。

【応募締め切り】
2024年11月25日(月)23:59まで
※期間中は何度でも応募可能です。
※非公開アカウントは対象外となります。
※どちらかの写真を選ぶことはできません。
※当選後、お届け先ご住所のご連絡ができる方のみご応募ください。個人情報につきましては、プレゼントの発送以外には使用いたしません。なお当選発表は、賞品の発送をもって代えさせていただきます。

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作品情報

あたしの!

©︎幸田もも子/集英社・映画「あたしの!」製作委員会

©︎幸田もも子/集英社・映画「あたしの!」製作委員会

あたしの!

2024年11月8日(金)TOHOシネマズ 日比谷ほか全国公開
配給:GAGA

公式サイトはこちら

キャスト&スタッフ

出演:
渡邉美穂 木村柾哉(INI)
⿑藤なぎさ
⼩⽥惟真(THE SUPER FRUIT)笠井悠聖
藤⽥ニコル/⼭中柔太朗

原作:幸田もも子「あたしの!」(集英社マーガレットコミックス DIGITAL刊)
監督 撮影 編集:横堀光範
脚本:おかざきさとこ 音楽:遠藤浩二

山中柔太朗

アーティスト情報

2001年12月23日生まれ。日本テレビ「高嶺の花」(2018年)で俳優デビュー。MBS「飴色パラドックス」(2022年)でW主演務める。
その後もTBS「ブラザー・トラップ」(2023年)、テレビ朝日系「仮面ライダーガッチャード」(2024年)、MBS「初めましてこんにちは、離婚してください」(2024年)、日本テレビ制作「最期の授業-生き残った者だけが卒業-」(2024年11月配信予定)、映画「静かなるドン2」(2024年)など数々の話題作に出演。ネクストブレイク俳優として注目を集めており、今後も数多くの待機作を控えている。

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