5度の上映延長から全国へ広がり総動員数は3000人を突破
武田かりん監督作『ブルーを笑えるその日まで』アップリンクでアンコール上映決定、新ポスターも
2024.06.02 10:00
©︎2023 ブルーを笑えるその日まで
2024.06.02 10:00
昨年12月に劇場公開し2ヵ月ロングラン上映された映画『ブルーを笑えるその日まで』が、8月9日(金)よりアップリンク吉祥寺にてアンコール上映されることが決定した。
本作は不登校、いじめ、中高生の自殺など重い題材を扱いながらも、老若男女問わず心に響くように武田かりん監督がエンターテイメントに落とし込んだ青春ファンタジー映画。中学3年間不登校を経験した武田監督が、タイムマシーンに乗って過去の自分を助けに行きたいという想いで製作した。また主題歌にはRCサクセションの名曲「君が僕を知ってる」が起用され、忌野清志郎のロックな歌声と内気な中学生2人の青春が共鳴するラストシーンは感動を呼んだ。
アップリンク吉祥寺ではじまった本作は5度の上映延長、2ヵ月間のロングラン上映となった。その後地方各地でも上映され、総動員人数は3,000人を突破。武田かりん監督は「10代の死因で1番多いものが自殺だということをご存知ですか? 私が生まれて初めて「死にたい」と口にしたのも、中学1年生の夏休みでした。ひとりぼっちだった当時心の支えになっていたのは、大人になった私がタイムマシーンに乗って助けにきて味方になってくれる・・・そんな空想でした。一度は死を選んだ“あの頃”から10年生きて、やっとわかったこと。それは、世界はとても広く、青空はこんなに美しいこと。そして「生きていればいつかきっと」は本当だったということ。私はそれを君に伝えるために、この映画を作りました。タイムマシーンはないけれど、物語には時空を超えることだってできる魔法があると、私は信じています。この映画はきっと、あの頃夢見たタイムマシーンです。」と夏のアンコール上映に向けコメントしている。
アンコール上映はアップリンク吉祥寺にて8月9日(金)から8月31日(土)まで。新たなポスタービジュアルも解禁されており、その他の地域でも6月以降で上映が決定している。