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金子大地、寛一郎、新谷ゆづみらが追加キャストに

河合優実が山中瑶子監督作で真骨頂を見せる『ナミビアの砂漠』カンヌ版予告映像解禁

2024.05.02 10:00

©︎2024『ナミビアの砂漠』製作委員会

2024.05.02 10:00

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第77回カンヌ国際映画祭・監督週間に正式出品が決定した山中瑶子監督、河合優実主演の映画『ナミビアの砂漠』のカンヌ版予告編とポスター、追加キャストが解禁された。

監督の山中瑶子は19歳で撮影、初監督した『あみこ』(2017)がPFFアワードで観客賞を受賞。その後第68回ベルリン国際映画祭のフォーラム部門に史上最年少で招待され、香港国際映画祭やカナダのファンタジア国際映画祭など各国の映画祭で評判となり、その才能には坂本龍一も惚れ込んだ。

それから7年、本作『ナミビアの砂漠』は山中監督の本格的な長編第一作。主役に抜擢された河合優実は、2021年に公開された『由宇子の天秤』『サマーフィルムにのって』の演技で数々の映画賞の新人賞を総なめにし、最近ではテレビドラマ『不適切にもほどがある!』に出演。学生の頃に『あみこ』を観て女優を志し、山中監督に「いつか出演したいです」と直接伝えに行った河合の思いが本作で叶えられた。

解禁されたカンヌ版ポスターは、謎のピンクの背景に河合演じる主人公カナの後ろ姿を映す。自分が人生に何を求めているのかさえわからない21歳のカナは、何に対しても情熱を持てず、恋愛ですらただの暇つぶし。カンヌ版予告編では、疾走するカナ、弾けんばかりの笑顔、怒り、虚無など、カナの爆発寸前のエネルギーをみずみずしく演じる河合優実の真骨頂ともいうべき姿が見て取れる。

『ナミビアの砂漠』カンヌ版予告

併せて追加キャストも一挙解禁。カナと徐々に関係を深めていく自信家のクリエイター、ハヤシを演じるのはドラマ『おっさんずラブ』(18)で注目を集め、ドラマ『腐女子、うっかりゲイに告る。』(19)で初主演、その後も映画『サマーフィルムにのって』(21)、大河ドラマ『鎌倉殿の13人』(22)、『52ヘルツのクジラたち』(24)など様々なドラマや映画に出演する金子大地。

河合優実、金子大地 ©︎2024『ナミビアの砂漠』製作委員会

また、カナと同棲し身の回りの世話をやく恋人・ホンダを演じるのは、2017年に俳優デビューを果たし、同年『ナミヤ雑貨店の軌跡』で第27回日本映画批評家大賞の新人男優賞を受賞、翌年『菊とギロチン』では第92回キネマ旬報ベスト・テン新人男優賞他獲得し、ドラマ、映画ともに活躍する寛一郎。

河合優実、寛一郎 ©︎2024『ナミビアの砂漠』製作委員会

そのほかカナを取り巻く面々として、『ぬいぐるみとしゃべる人はやさしい』(23)の新谷ゆづみ、ドラマ『不適切にもほどがある!』他様々な映画やテレビで活躍する中島歩、日韓両国で活動する唐田えりか、『悪は存在しない』(24)の渋谷采郁らが出演し、それぞれ印象深いキャラクターを演じている。なお、5月14日より開幕するカンヌ国際映画祭には金子大地と寛一郎も山中瑶子監督、河合優実と共に出席する予定だ。

金子大地(ハヤシ役)コメント
いつかご一緒したかった山中監督、そして河合さんを始めとする素敵なキャスト、素晴らしいスタッフさんとこの作品が作れたこと、そしてその作品をカンヌで世界の方に観ていただけること、自分がどれだけ恵まれているかということをつくづく感じます。
カンヌをきっかけに1人でも多くの方にこの作品を観ていただけるかと思うと興奮が醒めません。自分にとって大切なこの作品が多くの人に届きます様に。
宜しくお願いします!

寛一郎(ホンダ役)コメント
生々しくシュールでシニカル、だけどチャーミング。監督、脚本、役者、スタッフの皆さんが素晴らしく。
今までにあるようでなかった映画になっていると思います。
そして嬉しいことに、この作品がカンヌ映画祭で上映されることが決まったとのこと。
今日の日本の若者の恋愛観や物語の展開に、海外の皆さんがどう反応してくれるのか楽しみです。

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作品情報

ナミビアの砂漠

©︎2024『ナミビアの砂漠』製作委員会

©︎2024『ナミビアの砂漠』製作委員会

ナミビアの砂漠

2024年9月6日(金)公開
企画製作・配給:ハピネットファントム・スタジオ

公式サイトはこちら

キャスト&スタッフ

出演:河合優実
金子大地 寛一郎
新谷ゆづみ 中島歩 唐田えりか
渋谷采郁 澁谷麻美 倉田萌衣 伊島空
堀部圭亮 渡辺真起子

監督・脚本:山中瑶子
プロデューサー:小西啓介 小川真司 山田真史 鈴木徳至
製作:『ナミビアの砂漠』製作委員会
制作プロダクション:ブリッジヘッド コギトワークス

2000年12月19日生まれ、東京都出身。鈍牛倶楽部所属。
21年出演の『サマーフィルムにのって』、『由宇子の天秤』での演技が高く評価され、「第43回ヨコハマ映画祭」最優秀新人賞や「第64回ブルーリボン賞」新人賞など、数々の新人賞を受賞。主な出演作に、『ちょっと思い出しただけ』、『愛なのに』、『女子高生に殺されたい』、『冬薔薇』、『PLAN 75』、『百花』、『線は、僕を描く』、『ある男』、『ひとりぼっちじゃない』などがある。23年、映画『少女は卒業しない』で映画初主演、NHK-BSP『家族だから愛したんじゃなくて、愛したのが家族だった』で連続ドラマ初主演をつとめた。24年、TBS『不適切にもほどがある!』に出演。公開待機作に6月には主演映画『あんのこと』と劇場アニメ『ルックバック』と『ナミビアの砂漠』がある。

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