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マーク・マリオット監督の原点となった“異国体験”とは

井浦新がスーツを脱ぎ捨て「ヒーハー!!」と高揚、映画『東京カウボーイ』予告編解禁

2024.04.06 12:00

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井浦新の主演作にして、アメリカ映画デビュー作となる映画『東京カウボーイ』の予告編が解禁された。

6月7日(金)よりYEBISU GARDEN CINEMAほかで全国順次公開される本作の舞台は、どこまでも空が続くことから「ビッグ・スカイ・カントリー」と呼ばれるアメリカ・モンタナ州。とある牧場の経営を立て直し、収益化することを最重要案件として渡米した主人公のヒデキは、いつものスーツ姿で壮大な計画をプレゼンするがすぐに行き詰まってしまう。トラブル続きの最中、郷にいれば郷に従えとカウボーイ姿に着替えたヒデキは、自然や動物とともに生きる人々と交流するうちに自身の働き方を見つめ直していく。

映画『東京カウボーイ』より

主人公ヒデキ役でアメリカ映画デビュー&初主演を果たす井浦新は、効率至上主義のビジネスマンが、出張先の牧場でカウボーイ文化に触れて変わっていく姿を繊細かつまっすぐに演じている。脚本はNetflixシリーズ『忍びの家 House of Ninjas』の脚本&監督でも話題のデイヴ・ボイルと、平成『ガメラ』シリーズ3部作のヒロインやミシェル・ゴンドリー監督『TOKYO!/インテリア・デザイン』主演などを経て、現在はアメリカを拠点に脚本家としても活躍する藤谷文子が共作。藤谷は主人公の恋人役でキャストにも名を連ね、さらに国際派俳優・國村隼が和牛の専門家役としてコミカルな存在感を放つほか、プロデューサーは『パイレーツ・オブ・カリビアン』シリーズや『トロン: レガシー』などハリウッド大作を手掛けてきたディズニー・スタジオ所属のブリガム・テイラーが務める。

映画『東京カウボーイ』6.7公開 予告編

解禁された予告編映像は、ブランドマネージャーとして東京でバリバリ働く主人公ヒデキの姿から始まる。そして舞台は喧騒の東京から大自然が広がる米・モンタナ州の牧場へ。経営不振の牧場を再建するためにスーツ姿で壮大な計画をプレゼンするが、牧場のカウボーイたちからは邪見に扱われるばかり。初日からトラブル続きの様子だが、意を決し「郷にいれば郷に従え」とスーツを脱ぎカウボーイ姿に。予告編の後半には「ヒーハー!!」と高揚し叫び声をあげるシーンが登場する。

また、予告編には藤谷文子が演じる主人公の上司であり恋人のケイコとの関係や、主人公と共にモンタナの牧場に同行する國村隼演じる和牛専門家・ワダの姿も見られる。さらに、舞台となるモンタナの牧場の美しく壮大な風景が物語に彩を添えている。

本作のマーク・マリオット監督は、かつて日本の巨匠、山田洋次監督の弟子入りを志願し、山田組の海外現場(第41作『男はつらいよ 寅次郎心の旅路』)に参加した経歴の持ち主。その時の異国体験が作家としての原点となった。その後、モンタナの牧場で研修する日本人会社員について書かれた記事からもヒントを得て本作を企画。東京のオフィス街とは何もかもが異なるモンタナの原始的な風景を舞台に、日本人を主人公に据え、“異邦人”が経験するさまざまな感情を普遍的なヒューマンドラマに仕立てあげた。

マーク・マリオット監督

監督は日本の観客に向けて「観客の皆さんがヒデキの旅を描いたこの穏やかな物語に思わず夢中になることを願っています。耳を傾け、ペースを落とし、土地や周囲の人々とつながろうとするヒデキの姿に自分自身を重ね合わせてもらえたら幸いです」と語る。予告編のラストに登場する「時にはまわり道が、一番の近道になる」というコピーは、監督が本作に込めた想いに通じるコピーだ。

なお、本作の前売り鑑賞券は公式サイト記載の上映決定劇場にて順次発売開始。上映劇場の窓口で購入すると、本作のアメリカ版ポスター(ミニサイズ)が特典としてプレゼントされる。

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作品情報

東京カウボーイ

東京カウボーイ

2024年6月7日(金)よりYEBISU GARDEN CINEMAほか全国順次ロードショー
2023/アメリカ/英語、日本語/2.35:1/5.1ch/118分/原題:TOKYO COWBOY

公式サイトはこちら

キャスト&スタッフ

出演:井浦新、ゴヤ・ロブレス、藤谷文子、ロビン・ワイガート、國村隼
監督:マーク・マリオット
脚本:デイヴ・ボイル、藤谷文子
プロデューサー:ブリガム・テイラー

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