2024.03.24 17:00
2024.03.24 17:00
グルーヴ感あふれるサウンドと圧倒的な歌唱力で唯一無二の世界観を魅せるフィロソフィーのダンス。オリジナルメンバーの奥津マリリ、佐藤まりあ、日向ハルに加え、2022年11月に木葭のの、香山ななこが新メンバーとなり、5人の新体制でグループの新たな魅力を作り上げてきた。約1年半のひとつの集大成とも言えるのが、3月13日に発売された2ndアルバム『NEW BERRY』である。
新体制初のアルバムは、これまでのカラーもありながら、かわいさやフレッシュさがプラスされた新鮮なフィロソフィーのダンスを聴かせてくれる作品となっている。果たしてフィロソフィーのダンスはどのような進化を遂げたのか、ニューアルバムの話題を中心に5人のメンバーに話を聞いていこう。
以前が“ダチ”なら新体制は“ファミリー”
──2022年11月に木葭さんと香山さんが加入して、5人の新体制のフィロソフィーのダンスがスタートしました。約1年半の活動を経て、以前とどんな部分が変化したかを聞かせてください。
奥津マリリ(以下、奥津) グループとしては、2人が入ったことで、以前よりも確実にフレッシュさがあるなと思います。オリジナルメンバーの3人は、体制の大きな変化で改めてグループに向き合ったし、フィロソフィーのダンスを守っていくぞ!って意識も固まりました。それに、メンバーがオーディションの審査員を務めて自分たちで選んだ2人なので、その責任感もしっかり生まれましたね。以前の4人体制が“ダチ”って感じだとしたら、今の体制は“ファミリー”みたいな感じがします。愛の形が、またひとつ大きくなった感じがします。
佐藤まりあ(以下、佐藤) 2人が入って、パフォーマンスの見せ方のバリエーションがすごく増えました。5人のフォーメーションで見せたり、逆にソロのダンスコーナーをやれたり、歌の面でもペアとか3人で歌ったりとか、いろんな見せ方ができるようになりました。でも、グループ自体の雰囲気はあまり変わってないですね(笑)。結成から8〜9年間ずっと賑やかだし楽しい雰囲気だし、フィロソフィーのダンスはいいグループだなって思えるんですよ(笑)。程よく気が緩んで、がんばるときはみんなでがんばるし。温泉みたいな(笑)、心地いいグループです。
日向ハル(以下、日向) 私は、4人体制のときは末っ子キャラみたいな感じだったんです。でも2人が入って、自分も先輩としてしっかりしなきゃって意識が芽生えました。教える立場になったし、自分の意思をしっかり持って行動した1年半だったなって思います。あと、グループに若者の流行が入ってきたのは結構大きいです(笑)。2人がかわいいって言ってるメイクに3人が影響されたり、かわいいと思う幅が増えました。なので、たぶんオリメン若返ったと思います(笑)。
一同 アハハハ(爆笑)。
──そのときどきのグループのビジュアルの方向性もあるとは思いますが、確かにスカッと抜けた感じがしますね。
日向 そうなんですよ。これまで今っぽさをあまり意識してなかったし、メイクも結構固まってたから、それがほぐれた感じがするんです。
奥津 だって、束まつ毛の作り方教えてもらってますもん(笑)。
日向 涙袋描いたりね(笑)。ちょっとかじる程度の流行が入ってきてありがたいです(笑)。
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