2023.11.01 18:00
普段では話せない話をしようよ。
みたいなのあるじゃないですか。
そういう事を腹割って話す為に
あるのかもしれない飲みの場で
いうてお酒を飲まなくなってしまった私は
もうそういう土俵には
上がらせてもらえないのかもしれない。
そう思う時が時々ある。
飲んだら心許せるかもしれないと思う人は
普段気が張っているだとか
気を遣っているか何かで
本音的な部分をオブラートに
包んできたのかもしれない。
別に飲みの場のような場所は
昔から立ち入ったことは
数えきれないほどあるし
何ならBARで日替わりママを
やっていた時もあるので
その場面にはたくさん
遭遇してきたんじゃないかと思う。
色々な話を、
相手は腹を割って話してきた。
おそらく本音なのではないかと思う。
飲んでも記憶が飛ばない私が思うのは
飲んで出てきた発言には
本音が隠されているかもしれないけれど
それはどれも知る必要が
なかったものなのではないかと
思ってしまう。
今まで大事にオブラートに包んでいたものを
お酒の場で広げることは、
たぶん本人はスッキリするのであろう。
こちらは聞いて良かったのか何なのか
オブラートに包まれたものが
剥き出しになったその空気は
逆に「謎」に包まれてしまうのである。
しかもシラフの時にその時の話を
掘り返したところで
お酒の勢いで言っただけだから
というこれまた謎な言い訳に包まれる。
じゃあ、何のための本音だったんだ。
最近SNSで、人に言わなくても
良かったんじゃないかというような話を
言ってスッキリしてる人を見ると
本音というのはどこまで
他人が知る必要があるのか
疑問に思ってしまう。
でもなんか、ストレス的な何かで
モヤモヤしてるのを
発散する場になっているんだろうなと
側から見て思う。
私は正直飲んでも飲まなくても
言う話は変わらない。
逆に飲んでいる方がなぜか
頭がフル回転になったりもする。
そんでもってヘラヘラしてる人を見ると
腹が立ってきたりもする。
普段では話せない話をしようにも
普段では話せない話は酔っても話せない。
なんでお前は話せる。何故。
というかここで話せるということは
普段どれだけ小春に気を使っているんだ?
何がそうさせた。
っとさて、
ここまで書いて思うのは
小春は
結構面倒くさいやつなんだなということ。
気楽に腹割って話したいと思ったりする。
次の日になったら、いやあ、
あの話は忘れてよ、とか、言ってみたい。
みんな酔って忘れてしまってる
シメのお茶漬けを味わってるのも
自分だけかもしれない。
そんな事を考えているのも自分だけなのだ。
しみじみ。