韓国映画初挑戦の青木崇高&イ・ジュニョクが最強ヴィランに
マ・ドンソクが拳ひとつで三つ巴の激戦に挑む、映画『犯罪都市 NO WAY OUT』来年初春公開
2023.10.12 12:00
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2023.10.12 12:00
マ・ドンソク主演『犯罪都市』シリーズの最新作『The Roundup: NoWay Out(英題)』が、『犯罪都市 NO WAY OUT』の邦題で2024年初春に全国公開されることが決定した。
本作は『新感染 ファイナル・エクスプレス』(2016年)で世界的に大ブレイクし、『エターナルズ』(2021年)でマーベルヒーローの一員となったマ・ドソンクが主演・プロデュースを務める映画『犯罪都市』シリーズの第3弾。最新作では、ベトナムでの凶悪犯一斉検挙から7年後、拳一つで悪党たちに立ち向かう“怪物刑事”マ・ソクト(マ・ドンソク)がソウル広域捜査隊に異動し、新種薬物事件の背後にいる新たな強敵たちと戦うさまを描く。
今年5月の韓国オープニング興収では、同時期公開のハリウッド大作『ワイルド・スピード/ファイヤーブースト』(2023年)や『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:VOLUME 3』(2023年)を押さえて堂々の第1位を記録。公開から約1ヵ月後には、前作『犯罪都市 THE ROUNDUP』(2022年)に続いて動員1,000万人を突破するメガヒット作となった。そして来年5月には、早くも第4作の韓国公開が予定されている。
最新作には初めて2人の最強ヴィランが登場する。パワーアップした『犯罪都市』に敵役の1人として抜擢されたのは、韓国映画初挑戦となる青木崇高。外国人俳優が敵役を務めるのはシリーズ初で、極悪非道な“ヤクザの解決屋”リキ役を演じた。青木は本作のために、自身の出演作『るろうに剣心』シリーズのアクションチームを招き、日本でのトレーニングを自ら買って出たという。練習映像を撮影して『犯罪都市』スタッフに共有するなど、作品へ真剣に取り組み、努力と情熱の末に誕生した青木の日本刀アクションは、マ・ソクトに対抗する日本のヴィランとして韓国の観客に強烈な印象を残した。
もう1人の敵役“汚職刑事”チュ・ソンチョル役に抜擢されたのは、ドラマ『秘密の森』シリーズ、映画『神と共に』シリーズなど様々なジャンルで幅広い演技力を見せてきた俳優イ・ジュニョク。厳しいトレーニングで20kg以上の増量を行い、既存の敵役とは違った魅力を見せるためにボイストレーニングを行うなど、全く新たな顔を見せている。さらにナ・ホンジン監督『哭声/コクソン』(2016年)で謎の男を怪演し、“韓国のアカデミー賞”青龍映画賞2冠を獲得した國村隼がヤクザの親分役として出演し、その存在感を示す。
そして今回、日本での公開決定を記念して、海外ビジュアルも解禁された。「悪党を一掃するために帰ってくる!(Back To Wipe Out The Bastards!)」と書かれており、サイレンを灯したパトカーを背に拳を握りしめるマ・ソクト。その視線の先にあるものとは。