2023.08.31 17:00
2023.08.31 17:00
このハングリー精神をもっと膨らませたい
──ちなみに、そこからさらに『NARUTO-ナルト-』『BORUTO-ボルト-』とのコラボが続いていくことは想像できていましたか?
谷口 いや、できてなかったです。そんなに何度もやるようなものじゃないと思っていたので(笑)。でも、すごくありがたいことですよね。同じ作品に5回も関わるなんてことは普通ないですから。こんなに嬉しいことはないです。
──そんな思いを持って……お互いの節目の年に「NARUTO THE LIVE」が出来るというのはいかがですか?
谷口 そのマッチングは嬉しいですよね。一緒に周年を祝える、『NARUTO』の方が10年先輩ですけど、一緒に祝えるのは嬉しいなと思います。みんなそれぞれがコミックスを読んだり、ジャンプを読んだり、アニメを見たりして、色んなタイミングで「おめでとう」や「ありがとう」を作品に告げてきたと思うんですけど、改めて、みんながそういう気持ちを持って同じ会場に集まるというのは、すごく幸せな空間だと思います。そこに、いちファンではあるけれども、同じ『NARUTO』を作ってきた一つのバンドとして、「NARUTO THE LIVE」を楽しませるぞ!という気持ちを強く持っています。
──KANA-BOONのアニバーサリーイヤーはまだまだ続いていきますが、10周年イヤーを経て、バンドはどうなっていたいと思いますか?
古賀 ワクワクしていたいですね。この前、ミーティングでスタッフチームも含めて今後のKANA-BOONについての話し合いをした時、スタッフのみんなが10周年のその先を見据えていて、それが嬉しくて。当の本人というか、僕たちバンドメンバーがこんな気持ちじゃ絶対ダメだろうと思ったので、スタッフチームにも負けないようなワクワクをずっと持っていたいなと思います。
小泉 意欲的で、満足しきってない感じでいたいですね。沢山ライブをやりますけど、各地で色んな人からパワーをもらって、さらに自分もパワーアップしていたいです。
遠藤 僕は今回のツアーで初めて行く県がたくさんあって、未踏の地ばかりなので、まだ想像できないことがいっぱいあるのですが、たぶんまたすぐに行きたくなるんだろうなと思います。同じライブハウスでも何度でも行きたいし、今回はホールも回るんですけど、もっともっと大きなホールでもライブをしてみたいですし、ライブバンドとして成長して、各地でまた帰って来ますと約束をしたいですね。
谷口 疲れていなかったらいいですよね(笑)。さすがにすごいスケジュールなので。バンドによっては、過酷なスケジュールを経て疲弊してしまうというか、エネルギーがゼロに落ちるバンドもいるし、僕はそういうのも知っているから。でも、僕たちはそうじゃないと信じてる。色々終えて、それでも全然余裕でしょう!って感じていたいです。このハングリー精神をもっともっと膨らませていきたいです。