監督が20年以上構想してきた意欲作
ザック・スナイダー監督によるNetflix映画『REBEL MOON』2部構成で12月22日配信開始
2023.08.23 13:10
2023.08.23 13:10
Netflix映画『REBEL MOON(原題)』の邦題が、『REBEL MOON:パート1 炎の子』『REBEL MOON:パート2 傷跡を刻む者』となり、パート1の配信日が2023年12月22日(金)、パート2が2024年4月19日(金)に決定した。
本作は『ジャスティス・リーグ』『アーミー・オブ・ザ・デッド』のザック・スナイダー監督が20年以上構想し、黒澤明監督の名作『七人の侍』からインスパイアを受けた意欲作。銀河を舞台に手に汗握るエキサイティングなアクションが炸裂する、SFスペクタクル巨編となった。
『300〈スリーハンドレッド〉』『バットマンvsスーパーマン ジャスティスの誕生』など、ド派手でスピーディーなアクションに定評があるスナイダー監督。「AKIRA」実写化の監督候補になったこともあり、監督作『マン・オブ・スティール』のアクションの一部は日本のアニメから影響を受けていたりと、日本のアニメやコミックに造詣が深い。ジェームズ・キャメロン、クリストファー・ノーラン、スタンリー・キューブリックの作品からも影響を受けるなど、映画愛にも満ち溢れる彼が本作について「監督人生のほとんどの時間をかけて作り上げてきた」と公言する。
主演に『キングスマン』の義足の殺し屋ガゼル役で注目を集め、『スター・トレック BEYOND』『ザ・マミー/呪われた砂漠の王女』『アトミック・ブロンド』等に出演してきた気鋭の俳優ソフィア・ブテラを迎え、是枝裕和監督『空気人形』『ベイビー・ブローカ ー』、ドラマ「静かなる海」などで知られるペ・ドゥナ、『羊たちの沈黙』と『ファーザー』で2度アカデミー賞主演男優賞を受賞したアンソニー・ホプキンスなど、実力派のキャストが集結した。
解禁された映像では、広大な銀河を舞台に巨大帝国マザーワールドの支配 に苦しむ星々と、帝国への反逆を誓う者たちの戦いが壮大な規模で映し出されていく。過去を捨て、惑星の片隅の平穏な村に暮らしていた女性コラ(ソフィア・ブテラ)。しかしある日、マザーワールドの刺客が率いる軍勢が村に現れる。コラは蹂躙された村人の敵討ち、そして何より自身の過去と向き合い、償うため立ち上がり旅に出る。仲間集めのため、あらゆる惑星を巡るコラが出会うのは、ペ・ドゥナ演じる悲しい過去を抱えながら燃え上がる剣を振るう剣士、巨大な獣さえも手懐ける戦士、絶望を胸に闘技場に立つ荒くれ将軍など、“団結”とは無縁のクセだらけの問題児たち。果たして彼らは、それぞれの暗い過去を吹っ飛ばし、銀河の自由を勝ち取れるのか。