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アルバムジャケットを再現するピラミッドも設置

ピンク・フロイド大ファン8人が皆既日食に合わせて『狂気』を聴くイベントに参加

2023.04.21 20:00

Pink Floyd - The Dark Side Of The Moon (Live At The Ningaloo Eclipse) [Extended Trailer]

2023.04.21 20:00

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今年でリリース50周年を迎えたピンク・フロイドの『狂気 (The Dark Side of the Moon)』。世界で5000万枚以上のセールスを記録し、ロック史上最も影響力のあるアルバムの1枚として知られている作品だが、8人の大ファンが皆既日食を見ながら『狂気』を聴く、バンド主催のイベントに参加した。

4月20日、ピンク・フロイド大ファン8人が西オーストラリアの世界自然遺産、ニンガルー海洋公園に集まった。多数の応募者から選ばれた彼らは、皆既日食に合わせて『狂気』を再生し、アルバム・ジャケットの世界観を再現するという50周年記念イベントを堪能した。

Pink Floyd – The Dark Side Of The Moon (Live At The Ningaloo Eclipse) [Extended Trailer]

会場には、ピンク・フロイドのクリエイティブ・コンサルタントを長年務めるHipgnosisによって、ジャケットでおなじみの「黒いピラミッド」も設置された。皆既日食が起こった現地時間午前11時29分に、『狂気』のラストトラック「Eclipse」の“But the sun is eclipsed by the moon”というフレーズが流れるように再生され、まるで『狂気』の世界を再現したイベントとなった。

Pink Floyd – The Dark Side Of The Moon (Live At The Ningaloo Eclipse) [Extended Trailer]

2021年に亡くなり、ピンク・フロイドの大ファンであった父親へのトリビュートとして参加した27歳参加者は「一生忘れないだろう。お父さんが一緒に見ているような感覚になった」とコメントしている。また、ピンク・フロイドがきっかけで知り合った夫婦も参加しており、「言葉が出ない。何千回もこのアルバムを聴いたけど、このような聴き方は初めて」と感激していた。

こちらのイベントはピンク・フロイドのYouTubeチャンネルでライブ配信され、ダイジェスト映像もアップされている。また、ピンク・フロイドは『狂気』の50周年記念として、4月19日に15大特典が付録された日本独自企画盤狂気ー50周年記念SACDマルチ・ハイブリッド・エディション(7インチ紙ジャケット仕様)』を発売している。

ニンガルー海洋公園で開催されたイベントの様子は下記より見ることができる。また、ソニーミュージックのYouTubeチャンネルでは『狂気ー50周年記念SACDマルチ・ハイブリッド・エディション(7インチ紙ジャケット仕様)』の開封動画も公開されている。

Pink Floyd – The Dark Side Of The Moon (Live At The Ningaloo Eclipse) [Extended Trailer]
Pink Floyd/The Dark Side Of The Moon-Hybrid Multi-ch Edition- “Unboxing”

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作品情報

ピンク・フロイド『狂気-50周年記念SACDマルチ・ハイブリッド・エディション』

『狂気-50周年記念SACDマルチ・ハイブリッド・エディション』商品画像

『狂気-50周年記念SACDマルチ・ハイブリッド・エディション』商品画像

ピンク・フロイド『狂気-50周年記念SACDマルチ・ハイブリッド・エディション』

2023年4月19日(水)リリース

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収録内容

1. スピーク・トゥ・ミー/Speak To Me
2. 生命の息吹き/Breathe (In The Air)
3. 走り回って/On The Run
4. タイム/Time
5. 虚空のスキャット/The Great Gig In The Sky
6. マネー/Money
7. アス・アンド・ゼム/Us And Them
8. 望みの色を/Any Colour You Like
9. 狂人は心に/Brain Damage
10. 狂気日食/Eclipse

ピンク・フロイド

アーティスト情報

イングランドを代表するレジェンド的ロックバンド。初期にはシド・バレットを擁してのアルバム『夜明けの口笛吹き』などでその名を轟かせる。しかしまもなくシドが精神的不調により脱退。圧倒的カリスマを欠いたバンドだったが、デヴィッド・ギルモア加入後の新編成後は、ロジャー・ウォーターズの才能も台頭、『原子心母』『おせっかい』『狂気』『炎』などの名盤を発表、次々に歴史的なセールスを記録。1985年のウォーターズ脱退後は、ギルモア主体の編成で『鬱』『対』などの話題作をリリース。2014年にバンドの終焉が語られるも、2022年にウクライナ紛争に対する人道支援のため、シングル「HEY HEY RISE UP」を発表している。

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