2023.04.18 18:00
STAYC Japan 2nd Showcase 2023“Teddy Bear”東京公演/写真:上飯坂一
2023.04.18 18:00
日本2ndシングル『Teddy Bear -Japanese Ver.-』をリリースした韓国のガールズグループSTAYCが、それを記念した「STAYC Japan 2nd Showcase 2023 “Teddy Bear”」を大阪、東京で開催した。本記事では4月10日の東京・Zepp Haneda公演をレポートする。
STAYCはスミン、シウン、アイサ、セウン、ユン、ジェイからなる6人組。
ショーケースは日本デビューシングルリリース時の11月以来、約5ヵ月ぶりとなる。今回日本語バージョンになった「Teddy Bear」は、韓国で2月にリリースされた最新曲で、本国では音楽番組6冠を獲得したほか、2ヵ月経過した現在も主要音源チャートでロングヒット中。彼女たちのこれまでのキャリア最高の成績を叩き出しており、「Teddy Bear -Japanese Ver.-」は最高潮の状態で日本でのリリースを迎えた。
ショーケースは日本デビュー曲「POPPY」でスタート。 STAYCにとって、初の声出しOKのライブイベントとなったが、会場いっぱいのファンがSTAYCと一緒に大きな声で曲中の「3、2、1、GO!」をコールすると、彼女たちも笑顔に。韓国ではこの日本語曲「POPPY」の韓国語バージョンが「Teddy Bear」のサブタイトル曲として音楽番組でパフォーマンスされており、日韓のファンにはお馴染みの曲となっている。続けざまに日本2ndシングル収録曲の「Stereotype -Japanese Ver.-」に突入すれば、今回のショーケースで初披露となるこの曲に、会場から一層大きな歓声が上る。「色眼鏡で見ないで」という歌詞を踏まえた、メガネから覗くようなダンスがかわいい。
今回はショーケースということで、パフォーマンスのほかにトークやゲームのコーナーも用意されていた。2曲のパフォーマンスが終わると、ファンに「STAYC~」という大きな声で呼び込まれた6人が、笑顔で手を振りながら再びステージに登場。会場の熱気にちょっと驚きの表情を見せる。
トークコーナーでは、今回の来日中の話に。ショーケース大阪公演では「たこやきと、お好み焼きと、やきそばと、たくさん食べました」(スミン)と、グルメを堪能したよう。また、「めっちゃ好きやで」、「なんでやねん!」などの関西弁も覚えたという。そして今、STAYCの中でブームになっているものを聞かれると、右腕を強調して「パワー!」と全員でなかやまきんに君のネタを披露して笑わせた。
新曲「Teddy Bear」の魅力をきかれると、スミンが「STAYCのキュートなコンセプトと、ティーンフレッシュを存分に楽しんでいただける曲です」と答える。ナチュラルな日本語に会場からも「おー!」という感嘆の声が上った。そして「Teddy Bear」は慰めと希望のメッセージが込められた応援ソング。日本のSWITH(STYCのファンの総称)にもこのメッセージを伝えたかったです」と続けた。
SNSでサビのダンスを踊る「Teddy Bearチャレンジ」が話題となっているが、「クマの耳の形を取り入れたダンスがポイントです」というジェイ。ファンがマネをしてクマの耳ポーズをすると、6人は「かわい~」と笑顔を見せた。
企画コーナーでは、「メンバーの魅力をメンバーが教えちゃいます」と、リレー形式でメンバーの個性を深掘り。トップバッターのジェイが、スミンのTMI(Too much information=プチ情報)として「今回の来日のホテルで、初めてスミンお姉さんとルームメイトになったのですが、イビキの音を聞きました」と暴露すると、セウン、アイサと続々イビキ情報が出てきて大爆笑に。ユンはアイサに「シャワー時間が長い」と言われて、「動画を見たり、音楽を聴きながら入っているので、長くなっちゃうんです」と実演で説明。ユンはシウンの「リハーサルの時、子どもみたいでした。「Stereotype」の振付の時、私の顔を見て“へへっ”ってやるのがすごくかわいいんです」とリハ中の貴重な情報をリーク。そして細身のジェイはシウンに、「実はメンバーの中で、一番力が強い。腕相撲も強い」と言われて「パワー!」ポーズを繰り出した。
3曲目に披露されたのは、日本デビュー曲「POPPY」のカップリングとなった、「ASAP -Japanese Ver.-」。シウンが「一緒に歌って!」と呼びかけると、ファンの声もひと際大きくなった。
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