6thシングル「天使は何処へ」とともに目指すアイドル像
挑戦を止めない≠ME、一人ひとりがさらに羽を伸ばす5年目の未来へ
2023.04.17 12:00
2023.04.17 12:00
まとまりも個性もあるグループになった
──4年間の活動の中でノイミーがどのように成長してきたかを教えてください。2019年2月24日に結成された頃を振り返ると、どんな思い出がありますか。
蟹沢 私たちは結成当初に合宿をして、そのときに先生に「あなたたちの強みは何?」って言われたんです。みんなで集まって「私たちの強みや武器はなんだろう?」って話を何度もしました。初めていただいた楽曲が「≠ME」で、初めて見せる色がノイミーらしさにつながるようにって、みんなでがんばった思い出があります。
冨田 その年の8月のTOKYO IDOL FESTIVALが、ノイミーのお披露目のステージだったんです。デビューステージって一度きりだし、みなさんにノイミーを初めて見てもらうタイミングなので、あっと驚かせられるパフォーマンスをがんばろうってみんなで円陣を組んでステージに出たんです。すごいもの見せるぞ!って強い気持ちがありました。
鈴木 野外のスマイルガーデンですごく暑かったのを覚えてます。
──その後、どのようにチームワークが固まっていったり、グループが変化していったんですか?
落合 最初の頃は、メンバーみんなが自分らしさをうまく出せていなかったんです。でも日々を重ねるごとにメンバーの距離感も縮まって、みんなそれぞれ個性が光るようになったなって思います。バラエティ番組の企画や楽曲中のパフォーマンスでも個性が出せてるなって思いますね。ダンスにしても、ノイミーは揃えることを大切にしてるので、最初の頃はよくも悪くもまとまっちゃうところがあったんです。揃えることばかりに集中し過ぎてしまって。でも、楽曲が増えて色々な表現が増えることで、全体的にはまとまっているけどひとりずつ見ると個性があるっていうパフォーマンスができるようになってきたんです。そういう部分で全員がひとつになって作るノイミーができるようになってきてるんじゃないかなって思ってます。
鈴木 以前の映像を見返すと、もともとかわいかったけど4年間の努力が詰まった今なんだなって思うくらい(笑)、もっとかわいく大人っぽくなったなって思います。あとメンバー間で言えば、お互いのことを深く理解し合えるようになったと思います。最初はお互いの顔も名前も知らないところからのスタートだったんです。それが4年間一緒に活動して、全員がそれぞれの性格や好きなものを理解できたからとても過ごしやすいんです。チームワークはどんどんよくなってます。大変なときでも「大丈夫、今までいっぱい色々なことをやってきたし」って自信が生まれました。仲がよくてすごくいいグループだなって思いますね。だからこそ、今でもみんなでもっともっと上を目指そうって思えてるのかなって感じます。
谷崎 メジャーデビュー後は、30曲以上楽曲があるんです。今では全曲ノイミーの曲だけでワンマンライブができるようになりとても嬉しいです。たくさん素敵な楽曲をいただく中で、かわいい曲、かっこいい曲、元気な曲、しっとりした曲など、ステージでも色々な表現ができるようになりました。ノイミーのライブってめちゃいいなって感じることが多いんです。メンバーがみんな向上心を持ってパフォーマンスの研究をしているので、もっともっとがんばって表現力を高めたいなと思いますね。
──イベントで観ると、お客さんを掴むぞって意識が年々アップしているように感じます。
蟹沢 確かに(笑)。やっぱり大きなアイドルフェスには、それぞれ違った魅力を持ったアイドルさんが出ているので、お客さんのタイプも色々な方がいらっしゃるんです。私たちの楽曲もどんどん色々なジャンルが増えているので、初めて見てくださる方にも絶対アピールできるって思うんです。そうして出会ってくれたうれしさを、それっきりにしたくないんです。ノイミーはみんなと一緒に進みたいって気持ちが大きいので「ノイミーの輪にみんな一緒においでよ!」って感覚でいつもやってます。そうやってノイミーメンバー全員が同じ気持ちを持ってるからこそ、ステージ上での熱さが年々増しているのかなって思います。
──曲の振り幅が広がっていくという意味では、ニューシングル『天使は何処へ』でさらに変化がありましたね。ダンスチューン全振りの新曲にはどんな印象がありましたか?
冨田 今回の楽曲は、これまでと大きく変わったなって思います。今までのノイミーに無かったジャンルで、ライブのスパイス的な楽曲にもなるかもなって思ってます。私たちの表現の幅がこの楽曲で広がったと思うので、これからがさらに楽しみになりました。
──MVでも見られるバキバキのダンスはインパクトありますね。
冨田 1回踊ると、みんな全身が大変なことになります(笑)。でも練習を重ねるごとにダンスに必要な体の動かす部分もわかってきて、どんどんみんながかっこよくパワーアップしているんです。全員がお互いを見て「私はこうしよう」って高め合った結果、すごく素敵な作品になったかなと思います。
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