2023.04.07 16:00
2023.04.07 16:00
最終日には対極の音楽を放つ2組が初出演
最終日にも既報で特報があった。FKJの決定である。ELLEGARDENと同日の発表であったため、個人的には盆と正月が一緒に来たような気分であった(笑)。昨年のフジロックで最終日グリーンステージのトリ前であった盟友Tom Mischの翌年の出演という、年を跨いでラインナップを美しく繋げているかの様な采配であり、これまた何とも、粋だ。以前の記事で言及した通りではあるが、今年のフジロックがテーマとして掲げる「超気持ちいい音楽」の真打ちが最終日に降臨である。しかもFKJはフジロック初出演とのこと。これを見逃す手はあるまい。
そんなFKJと対極を成すのが本日発表された100 gecs。音楽業界の最新トレンドである”ハイパーポップ”の潮流の中心として話題を集める2人組。すでに海外ではとんでもない騒がれ方をしており、満を持しての初来日となる。音楽性は何でもアリで全てが超過剰。Skrillexをフィーチャリングしたタチの悪い2日酔いの様な「Torture Me」や(Tortureは拷問の意味)Daft Punkの「Harder Better Faster Stronger」にハードなドーピングをブチ込んだ様な「757」を聴いて貰えれば伝わるであろう。この過激さを生で体感する大チャンスであり、余談ではあるが2022年のコーチェラフェスでは時間オーバーで強制終了となったそうで(笑)、そういった意味でも今回は今後語り継がれる”事件”となり得るかも知れず、こちらも見逃す手はあるまい。
これにて今年の苗場の大枠は固まったと見て良いであろう。ううむ、実に何ともたまらねえ顔ぶれではないか。あとはさらなる詳細の続報に胸を躍らせつつ、予習と貯金とHa〜Haを止めない様にその日を待つばかりなのである。
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