カメラにぶつかりそうになりながら神木がコメント
神木隆之介主演『大名倒産』笑いの絶えない撮影現場を伝えるメイキング映像公開
2023.02.17 08:00
2023.02.17 08:00
6月23日(金)から全国公開される神木隆之介主演映画『大名倒産』からメイキング映像が公開された。
本作の原作は、ベストセラー作家・浅田次郎の傑作時代小説『大名倒産』(文春文庫刊)。ある日突然、徳川家康の子孫だと言われ、越後丹生山藩の若殿となる⻘年・松平小四郎(神木隆之介)。庶⺠から一国の殿様へと、まさにシンデレラストーリーかと思ったのもつかの間、実は25万両、現在の価値で借金100億を抱えるワケあり藩だった。
芸歴27年のキャリアと確かな実力を持ち、常に注目を集め続ける国⺠的俳優の神木にとって時代劇初主演となる本作では、いきなり殿になったと思ったら借金100億を背負わされる“巻き込まれ系プリンス”をコミカルに演じる。ほかにも杉咲花、松山ケンイチ、小手伸也、桜田通、小日向文世、宮﨑あおい、浅野忠信、佐藤浩市など日本映画界を代表するキャストが集結。監督は『こんな夜更けにバナナかよ 愛しき実話』『老後の資金がありません!』『そして、バトンは渡された』などで注目を集める前田哲が務める。
公開されたメイキング特別映像では、本作の座長・神木のコメントとともに、和気藹々とした現場での様子がポップで軽快な音楽と共に映し出されている。まず神木が「すごく濃密な日々を過ごしました」と撮影を振り返り、自身が演じる小四郎について「すごく純粋で真っ直ぐな人なので、憧れでもあります」と言及し、「(小四郎の)魅力を、演じながら築いていきました」と役作りについてもコメント。続けて神木は、小四郎の実の父・一狐斎役の佐藤浩市について「すごく頼り甲斐のある父上でした」と初共演の喜びを語る。さらにさよ役の杉咲花を親しみを込めて“花様”と呼ぶところから、映像はますます作品同様コミカルな展開に。磯貝平八郎(浅野忠信)や、間垣佐兵衛(小日向文世)、松平新次郎(松山ケンイチ)、橋爪佐平次(小手伸也)、松平喜三郎(桜田通)、間垣なつ(宮﨑あおい)とキャストが次々と映し出され「みんなに支えられながら撮影なんとか乗り切れたかなと思っております」と語ると、少しずつカメラに近づいていた神木がついに超至近距離に。すると最後はカメラ目線で「皆さんに楽しんでいただけたら一番嬉しいなと思っております」と観客に向けてメッセージを送り、「小四郎役の神木でした!」と映像を締めくくった。
なお、神木のコメントはクランクアップ時に撮影されたが、徐々に近づいてくる演出は本人のアイデア。本映像は本日2月17日(金)より、MOVIX系列の各劇場にて幕間映像として上映される。