各年代から代表的なアーティストが出演
グラミー賞でヒップホップ50周年記念ライブが行われる ドクター・ドレーから命名された賞も発足
2023.02.06 21:00
写真クレジット:Getty Images
2023.02.06 21:00
1973年に当時18歳のDJクール・ハークがニューヨークのブロンクスにて、妹と共にブロックパーティーを開いたことにより生まれたヒップホップカルチャー。本日開催された第65回グラミー賞授賞式は、そのカルチャー生誕50周年を記念して、ヒップホップトリビュートライブが行われた。
LL・クール・Jとザ・ルーツのクエストラヴによってキュレーションされたヒップホップトリビュートライブは、ザ・ルーツとブラック・ソートから始まり、DJ・ジャジー・ジェフとDJドラマがターンテーブルを担当。Furious FiveとRUN-DMCが登場し、ヒップホップの歴史をなぞっていく。
その後、デ・ラ・ソウル、クイーン・ラティファ、パブリック・エネミー、ラキム、スカーフェイス、アイス・Tなど、1980年代と1990年代前半にヒップホップカルチャーに大きく貢献したアーティストたちが登場。その後、アウトキャスト、メソッド・マン、The Lox、バスタ・ライムス、ミッシー・エリオット、ネリーなど1990年代から2000年代にかけて活躍したアーティストが場を盛り上げ、リル・ベイビー、グロリラ、リル・ウージー・ヴァートなどの近年のラッパーたちも参加した。
LL・クール・Jは、パフォーマンスの最後に「ブロンクスからニューヨークの5つの地区まで。そして西海岸、ハートランド、海外ではヨーロッパ、アフリカ、アジアまで。TikTokにも、その後に来る全てにも。ここにいる33のヒップホップアーティストと、他の数え切れない愛するアーティストたちのおかげで、ヒップホップは今ではグローバルなプラットフォームだ。私たちは祝う。ヒップホップよ、50周年をおめでとう!」とコメントをした。
また、今年からドクター・ドレーから名付けられた「ドクター・ドレー グローバル・インパクト賞」が発足し、記念すべき第一回はドクター・ドレー本人が受賞した。ドクター・ドレー グローバル・インパクト賞はブラック・ミュージックに貢献し、世界中にポジティブなインパクトを残したアーティストに贈られる。
番組情報『第65回グラミー賞授賞式®』※字幕版
2月6日(月)午後10:00〜(WOWOWライブ/WOWOWオンデマンド)
※放送終了後、WOWOWオンデマンドにてアーカイブ配信あり
グラミー賞授賞式®の最新情報は特設サイトへ
https://www.wowow.co.jp/music/grammy/