By Nashville69 - Own work, CC BY-SA 4.0
2023.01.26 20:40
世界で1億1000万枚以上のセールスを記録する伝説的なロックバンド、KISSのジーン・シモンズがバンドが成功した理由を語った。
アメリカのケーブルテレビAXS TVのインタビューに出演したジーン・シモンズは、全米1位を獲得しないで人気を保った方法について以下のように発言している。
「私たちは音楽業界の土俵に則ることを止めたんだ。ポップグループが、媚びるような甘ったるいメロディで失恋や恋愛について歌う土俵だ。昼間に母親や父親たちがラジオで聴いて、気に入るような音楽だ。私たちの哲学は、1つの曲ではなく、アルバムという作品の集合体で声明を出すということだった」
全米シングルチャートで最も上位にランクインしたKISSの曲は、ドラマーのピーター・クリスが歌うバラード「Beth」であり、アルバム『Destroyer』に収録された当楽曲は全米シングルチャート7位を獲得。当時は「KISSのイメージに合わない」という理由でバンドメンバーのポール・スタンレーとジーン・シモンズに収録を反対されたが、結果的に大ヒットとなった。
また、ジーン・シモンズはKISSの活動も最も好きなこととして、「ステージで演奏しているときだ。あそこが聖なる場所だし、インスピレーションを与える電子的な教会のような場所だ。私たちは、誰とも比べられないようなことをやっている」とコメントしている。