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ヒップホップ、R&B、ソウルなど12曲をリストアップ

タイラー・ザ・クリエイターが2023年のお気に入り曲リストを公開

2022.12.23 17:00

By Raph_PH - PrimaveraBarcW1Jun22 (300 of 318), CC BY 2.0

2022.12.23 17:00

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2021年の6月にリリースした新アルバム「CALL ME IF YOU GET LOST」がBillboard 200で1位を獲得し、第64回グラミー賞でも最優秀ラップ・アルバム賞を受賞したタイラー・ザ・クリエイター。毎年、年の瀬にTwitterにて自身の好きな曲を公開しているタイラー・ザ・クリエイターであるが、2023年版を公開した。

タイラー・ザ・クリエイターは今年好んで聴いた楽曲12曲をTwitterに投稿しており、そのなかにはヒップホップ以外にも多様なジャンルの楽曲が含まれている。第56回グラミー賞の最優秀ラップアルバム賞にノミネートされたプシャ・Tの『It’s Almost Dry』に収録されているジェイ・Zとファレル・ウィリアムスとのコラボ曲「Neck & Wrist」や、グラミー賞の同部門と最優秀アルバム賞にノミネートされているケンドリック・ラマーの『Mr. Morale & The Big Steppers』から「Worldwide Steppers」と「Savior」などのヒップホップ曲が選出されている。

その他にはハイエイタス・カイヨーテのベーシストであるポール・ベンダーを中心としたThe Sweet Enoughsの「In Mind」、そしてアース、ウインド&ファイアーやミニー・リパートンなどの作品にも携わったベテランプロデューサーのチャールズ・ステップニーの「Around The House」など、音楽通注目の曲をセレクトしている。

タイラー・ザ・クリエイターは、こちらのリストを公開した後、ファンに「Omar Apolloの“Tamagotchi”は入れないの?」と聞かれ「このリストを作ったときに何か忘れてると思った曲だ。あの曲のブリッジは10/10だよ」とOmar Apolloの「Tamagotchi」を称賛している。リストの全曲は以下の通り。

The Sweet Enoughs – In Mind

Charles Stepney – Around The House

Pusha T – Neck & Wrist (ft. Jay-Z & Pharrell Williams)

Sol Set – Pour le Moment

Dina Ögon – Tombola 94

Steve Lacy – Buttons

Pharrell Williams – Cash In Cash Out (ft. 21 Savage & Tyler, The Creator)

Kendrick Lamar – Worldwide Steppers

La’Verne Washington – I Found What I’ve Been Searching For

Pearl & The Oysters – Candy (ft. Dent May)

Kendrick Lamar – Savior (ft. Baby Keem & Sam Dew)

Omar Apollo – Tamagotchi

タイラー・ザ・クリエイター

アーティスト情報

1991年3月6日生まれ。米カリフォルニア州出身のラッパー、ソングライター、音楽プロデューサー、デザイナー、映像作家。本名はタイラー・グレゴリー・オコンマ(Tyler Gregory Okonma)。
2007年、ホッジィ、レフト・ブレイン、ケイシー・ヴェジーズらと共にオルタナティブ・ヒップホップ・グループ「オッド・フューチャー」を結成。2008年11月にデビュー・ミックステープ『ザ・オッド・フューチャー・テープ』をセルフリリースした。
2009年12月、タイラーは初のソロ・ミックステープ『バスタード』をセルフリリース。同ミックステープはピッチフォーク・メディアによる2010年のトップアルバムリストにおいて32位にランクインするなど注目を集めた。
2011年5月、1stアルバム『ゴブリン』で世界デビューを果たし、全米チャート初登場5位を獲得。アルバムに先行して発表した「ヨンカーズ」のミュージックビデオではゴキブリを食べるなどの過激な描写が注目を集め、MTVビデオ・ミュージック・アウォードで最優秀新人賞を受賞した。又、同年、オッド・フューチャーとしてサマーソニックに出演するため初来日を果たす。
2013年4月、2ndアルバム『ウルフ』をリリースし、全米チャート初登場3位を獲得。同年、ソロ名義では初となる来日公演を恵比寿リキッドルームと横浜ベイホールで行った。その後、ソロアーティストとしてTイン・ザ・パークやグラストンベリーにも出演し、1年を通してツアーを続けた。
2015年4月、ファレル・ウィリアムス、カニエ・ウエスト、リル・ウェインら豪華ゲストが参加した3rdアルバム『チェリー・ボム』をリリースし、全米チャート初登場4位を獲得。同年9月には二度目の来日公演を行った。
2017年7月、4thアルバム『フラワー・ボーイ』をリリース。よりメロディに焦点を当てたジャズを多用したサウンドを実験的に取り入れたことで、それまでの作品とは対照的なものとなり、ピッチフォーク・メディアが2017年のベストアルバムリストにおいて第8位、コンプレックスが第6位に選出するなど、批評家からキャリア史上最高の評価を得た。それまでの自身最高位を更新する全米初登場2位を獲得し、第60回グラミー賞の最優秀ラップ・アルバムにノミネートされた。同年10月には3度目となる来日公演を恵比寿リキッドルームで敢行し、深夜という時間のライブではあったが即日完売するなど大盛況となった。
2019年5月、5thアルバム『イゴール』をリリース。アルバムには初めてタイラー自身の歌声がフィーチャーされており、R&B、ファンク、ラップ、ネオソウルが雑然と混ざりあう作風となった。キャリア史上初となる全米チャート1位を獲得し、第62回グラミー賞では念願の最優秀ラップ・アルバム賞を受賞した。また、イギリスのブリット・アワードではインターナショナル男性ソロアーティスト賞を受賞した。
2021年6月16日、突如として新曲「ランバージャック」をリリースし、その翌日には6thアルバム『コール・ミー・イフ・ユー・ゲット・ロスト』を6月25日に緊急リリースすると発表した。

(引用)https://www.sonymusic.co.jp/artist/tylerthecreator/profile/

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