2022.11.29 18:00
STAYC Japan Debut Showcase~Star To A Young Culture~
2022.11.29 18:00
中毒性たっぷりの日本デビュー曲
賑やかに楽しく盛り上がったあとはライブパートに戻る。エレクトロニックなビートが響き渡り「RUN2U」が披露された。今年2月に韓国で発表されたミニアルバム『YOUNG-LUV.COM』のリード曲で、韓国の7つの音楽番組で1位を獲得し7冠を達成したヒットチューン。マイナーコードでクールに突き進みサビで明るく開ける楽曲は、たまらない魅力がある。メンバー6人は変幻自在の歌とダンスを見せ、観客のテンションをさらにアップさせた。
続いては、韓国の最新曲「BEAUTIFUL MONSTER」。今年7月に発表された3rdシングル『WE NEED LOVE』のリード曲で、爽やかなメロディと跳ねたビートで高揚感を与えてくれる楽曲だ。サビのユンのロングトーンが冴えまくり、会場のボルテージはますます高まった。
司会の古家がステージに戻り、メンバーは日本デビューに向けたトークを行っていく。日本デビューの今の気持ちを聞かれると、アイサは「とっても幸せです」、ユンは「ほんとにワクワクドキドキしています。これからの活動がとても楽しみです」とにこやかに答える。
日本の印象は?という問いに、シウンは「普段から日本の文化が好きで、日本の方々は繊細で礼儀正しいと思っていました。私たちを歓迎してくださってほんとにありがとうございます」、セウンは「私はもともと日本の雰囲気が好きで、実際に来てその雰囲気を実感できてうれしいです」と流暢な日本語で語った。
そして日本デビュー曲「POPPY」の好きなパートを聞かれると、ユンは「私のパートのブリッジが好きです。すっきりした高音をぜひ聴いてください!」、スミンは「ジェイちゃんのラップがかっこいいです」とそれぞれが思うおすすめポイントを語った。
いよいよ日本デビュー曲「POPPY」の世界初生歌唱の時間がやってきた。ブラック・アイド・ピルスンが手がけたキャッチーなメロディと跳ねるビートは、まさに中毒性の固まり。ポイントのダンスは、“POPPY POPPY”をリフレインしながら踊るポピダンス。メンバーとSWITHは一緒にポピダンスを踊り、会場は大きな盛り上がりを見せた。
「POPPY」初披露を終えほっとした笑顔を浮かべるメンバー6人は、「POPPY」について語っていく。シウンは「(この曲を初めて聴いたとき)色がはっきりした音だと思いました。レコーディングのあと、とてもいい歌で中毒性もあって、早くSWITHのみなさんに聴いてもらいたいと思いました」、ユンは「日本語の発音が初めてで難しかったです。“遠慮”が“エンニョ”になって大変でした。練習しました!」、セウンは「かわいい振り付けが多くて笑い(笑顔)が止まらなかったです!」と楽曲の印象を口にした。
楽しいイベントもエンディングを迎え、リーダーのスミンは大勢のSWITHに向けて書いてきた手紙を読んでいく。「SWITHのみなさん、今日はこんなにたくさん来ていただいてほんとにありがとうございます。私たちSTAYCは日本デビューがひとつの夢でした。その夢がみなさんのおかげで叶いました。ですが、このステージに立って新たな夢ができました。それは、SWITHのみなさんともっと幸せな思い出を作っていきたいという夢です。これはメンバーといつも話してますが、当たり前なことは何ひとつなく、全てのことに感謝し、私たちががんばればいいと思っています。SWITHのみなさんとこれからもずっと一緒にいられるように、もっとがんばります。約束します! だからみなさんも、今日のSTAYCとの約束を忘れないで待っていてください。早く日本に帰ってきます。ほんとにありがとうございました!」というスミンの心のこもった言葉に、全てのSWITHから大きな拍手が送られた。ハートフルな空気に包まれてイベントは幕を閉じた。
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