2022.07.22 17:00
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2022.07.22 17:00
7月19日(金)より全国公開される映画『女神の継承』のバンジョン・ピサンタナクーン監督およびキャストの緊急来日が決定。来日を祝し、監督からのメッセージ動画と、昭和大作風レトロポスターが公開された。
『チェイサー』(2008年)、『哭声/コクソン』(2016年)で、その名を轟かせた韓国映画界が誇る気鋭ナ・ホンジンが原案・プロデュースした本作。カンヌ国際映画祭に出品され、世界中の度肝を抜いた『哭声/コクソン』の続編として、ファン・ジョンミン(『ただ悪より救いたまえ』、『ベテラン』)が怪演した祈祷師・イルグァンの物語をナ・ホンジンが思いついたことから、企画がスタート。その構想はタイの祈祷師をモチーフに、本作へと受け継がれ、『哭声/コクソン』のアナザー・バージョンとも言える本作が完成。
タイ東北部の小さな村で暮らす若く美しい女性ミンが、原因不明の体調不良に見舞われ、まるで人格が変わったように凶暴な言動を繰り返す。途方に暮れた母親は、祈祷師である妹のニムに助けを求める。もしやミンは一族の新たな後継者として選ばれて憑依され、その影響でもがき苦しんでいるのではないかー。やがてニムはミンを救うために祈祷を行うが、彼女に取り憑いている何者かの正体は、ニムの想像をはるかに超えるほど強大な存在だった……。
この度、東京・大阪の2都市で舞台挨拶を実施。また、本作の日本公開に寄せて、ピサンタナクーン監督から到着したビデオメッセージでは「ついに日本で公開することをとても嬉しく思って
います。ナ・ホンジン監督との共同制作は素晴らしい経験でした。このジャンルに新しいなにかをもたらすことができたらと願っています。」とコメントを寄せた。
また、今回の来日を記念し、昭和大作風レトロポスターが公開された。韓国・タイの合作として制作された本作の世界観を生かしながら、東洋のエッセンスを織り交ぜたスペクタクル巨編として、昭和大作さながらのレトロな仕上がりとなっている。
バンジョン・ピサンタナクーン監督 コメント全文
ついに日本で公開すると聞いて、とても嬉しく思っています。ナ・ホンジン監督のような韓国の映画監督との共同制作は素晴らしい経験でした。彼のことはずっと尊敬していましたし、このジャンルに新しいなにかをもたらすことができたらと願っています。長い時間をかけて一緒に制作してきました。映画を楽しんでください。
(今回の来日について)毎回海外の上映に立ち会うことも多いのですが、本作では、日本での劇場公開が海外上映に立ち会う初めての機会になります。毎回、日本での上映の際に感動するのが、『タイの映画やタイの文化が好きです』と言っていただくファンの方にお会いできることです。いまから皆さんにお会いできることを、とても楽しみにしています。