2022.07.29 17:00
2022.07.29 17:00
メジャーデビュー25周年のアニバーサリーを迎え、急速に“攻め”のギアを上げたPlastic Tree。6月22日にはファンリクエストベストアルバム『(Re)quest -Best of Plastic Tree- 』をリリース。7月16日に行われたライブ終了後にはTwitterでトレンド入りを果たし、さらに8月からはアルバムを引っ提げた“樹念”ツアーを控えるなど、その勢いは加速するばかり。
Bezzyでは、そんなPlastic Treeメンバー4人にインタビューを敢行。インタビュアーは、兼ねてから同バンドのファンを公言する庄村聡泰(ex-[Alexandros])が担当。公私共にメンバーと親交のある庄村が、ベストアルバムとしては12年ぶり、ファンリクエスト作品としてはキャリア初となる今作の話題を中心に、ボーカルの有村も舌を巻くような視点での質問を繰り広げた。
サトヤスのインタビューが楽しみだった(有村)
――本日はよろしくお願いいたします。
Plastic Tree一同 よろしくお願いします。
――まさかまさかのこういった展開で。Plastic Treeとの関係をざっくり申しますと、私[Alexsandros]というバンドをやってた時代から、(有村)竜太朗さんとは何度も飲ませていただいておりまして…。
有村竜太朗(以下、有村) そうですね。二人で飲みに行ったこともありますしね。
――けちょんけちょんになるまで(笑)。最近お会いできていない中で、メールでちょこちょこやりとりさせていただいて、久しぶりに会うのがここか!と(笑)。
有村 話聞いたときは、サトヤスさんがライター!?と驚きましたが、Plastic Treeのことを昔から好きでいてくれたし、加えて音楽知識がすごい人なので納得しました。ライブも一緒に行きましたもんね。
――Pixiesですよね。
有村 そうそう。そういう付き合いもあるので、うちのバンドの音楽のことを聞いてくれる人には確かに向いているかもと思って楽しみにしてました。
――ありがとうございます。正さんとは忘れもしない仙台でご一緒させていただいて。
長谷川正(以下、長谷川) ですよね。
――ケンケンさんに至っては僕の弟弟子にあたるという(通っているドラム教室が同じでした)。
佐藤ケンケン(以下、ケンケン) そうそう(笑)。
――このように自分とプラの関係は非常に湾曲していて。
有村 遂に最後にナカヤマさんに。
ナカヤマアキラ(以下、アキラ) ラスボス的な感じで。
――とうとう最後に。実は僕昔からアキラさんのギタープレイのファンでして。教則ビデオも出されてますよね?
アキラ 出してますね。
――今日お召しのTシャツもRushで(笑)。アキラさんはPlastic Treeのエッジーな部分を持ち込んだ方という印象がありまして。
アキラ あぁ、そうですね。
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