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木﨑ゆりあの“昨日の自分を愛せるか?” 「サンタとさよならした日」
#18 2023.12.16 12:00
あれは、確か、小学2年生くらいのとき、私はサンタクロースという人間の真実に辿り着いた。 何歳からそれが始まっていたのかあまり覚えていないけど、12月24日は1年を通してトータル悪い子であった私が誰よりもいい子であろうと足掻く日で、いつもやらないお風呂掃除をしたり、当日なんかは率先して早めに眠りについた、朝起きたら当たり前に枕元にプレゼントが置いてある、そんな幸せな幼少期を過ごさせてもらっていた。 しかし悲劇の日はすぐに訪れた。 小学2年生、あの日は確か、クリスマスより数週間くらい前で、幼き頃の私は本当に何気なく、つまらない物しか入っていないで有名な押し入れを、盛大に開けてしまった。 そしたら明<a href="https://bezzy.jp/2023/12/37996/">…
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木﨑ゆりあの“昨日の自分を愛せるか?” 「11月にする1年の総括。」
#17 2023.11.18 12:00
ハロウィンなんて存在して無かったかのように一瞬で街はイルミネーション、クリスマス一色ですね。 この世の中の変わり身の速さにいつもついていけず、まだ1人キラキラした街でカボチャを探してしまうのは私だけでしょうか? 今年の11月は半袖で過ごせる異例の11月でしたが、この異常気象のせいで、つい最近までクリスマスどころか、秋も感じられてなかったのに、気がついたら、もうすぐ後ろにいる年末が、私の肩を叩こうとしている事実…あれ?なんか、まだ全然年を越す準備が出来ていなくて、震える。 そうだ、準備ができていないなら、とりあえず1年の総括をしてみよう。 そんなこんなで、1年の総括なんて、12月にするのが当たり<a href="https://bezzy.jp/2023/11/36258/">…
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木﨑ゆりあの“昨日の自分を愛せるか?” 「私が少しだけ強くなれた瞬間」
#16 2023.10.21 12:00
幼い頃からオシャレが大好きな子供だった。 というか両親が洋服好きで、うちの母はどこに出かけるにも、どれだけ短いお出かけでも、必ずオシャレをしていた、今思うと本当にそれがどれだけ凄いことか分かる、私なんてたまに5分で家を出るって言うのに。どれだけ歩く場所に出かける時でも安室ちゃんみたいに高いヒールを履いて髪もメイクもバッチリな自慢のママでした。 父は父でどこにいても見つけやすいハイカラな服に身を包まれた男で、クローゼットは沢山の色に溢れていて見てて飽きないものでした。今じゃ私はメンズ服も好きなので、たまに実家に戻っては勝手に拝借させていただき、父の洋服を何食わぬ顔で着ている。 そんな2人の影響で<a href="https://bezzy.jp/2023/10/34863/">…
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木﨑ゆりあの“昨日の自分を愛せるか?” 「食欲の…」
#15 2023.09.23 12:00
もうすぐ10月だってのにせっかく購入した秋服の出番も虚しく、今日も今日とて30度超えの日本に空から氷でも落ちて来ないかなー?なんて安直なことを考えている今日この頃。 しかし全く困ったもので、暑いからって食欲が無くなるわけではなく、世の中はやれイモだの、やれブリュレだの、やれモンブランだの、秋の食品がここぞとばかりにこんにちはしてきて私の食欲の扉をこじ開け、土足で上がり込んできています。そろそろ通報しようかな…そんな、食欲の夏。 若かりし頃は何を血迷っていたのか、ココアを飲みながらガトーショコラを食べて、その後に追いチョコなんかも余裕でしていた私ですが、本当に、老いって恐ろしくて、今じゃ想像した<a href="https://bezzy.jp/2023/09/33000/">…
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木﨑ゆりあの“昨日の自分を愛せるか?” 「スマホのメモ機能は、私の脳みそ。」
#14 2023.08.19 12:00
かれこれ27年くらい生きてきたが、私の脳みそはかなり低下していると思う。(そもそも低下するほどの脳を持ち合わせてはいないのだけど) 記憶力の低下は昨日食べた物からはじまり、人の名前、友達と約束してた日をうっかり忘れていたり、挙げ句の果てには、あれ?さっき思い出した!って言ってたあれってなんだっけ?なんて、ありすぎて、もはや日常がパニック。 「歳をとると色々思い出せなくなるよねえ」 両親世代の人達が良く口にするこの言葉を聞くと、この年齢でもうそれを感じている己の脳が不安すぎてブルドッグのように震えてしまう。だけれど、脳トレなんかをちまちまやるタイプでは全くないので、私は普段からスマホのメモ機能に<a href="https://bezzy.jp/2023/08/30831/">…
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木﨑ゆりあの“昨日の自分を愛せるか?” 「40日のサマーバケーション」
#13 2023.07.15 12:00
気がつけば涼しい風なんてどこかへ行ってしまい、シャワーを浴びてさっぱりしたはずの髪を乾かしている間にもう汗をかいているのは私だけでしょうか。エンドレスシャワー、恐るべし夏。本格的にこの季節がやってきました、子供達にとっては天国のような、お母さんお父さんにとってはきっと悪魔のようなそんな夏休みが始まりますね。 夏休みと言えば、宿題にプールにそうめん、時々旅行、そんな子供時代でした。小学生の頃を思い浮かべると、覚えているのは夏休み明けの教室で宿題を終わらせていた自分の滑稽な姿。 “学校に行かなくていい”と言うパワーワードに大喜びするくらいで、3日もすると意外とやることもなくて1日ってこんなに長いの<a href="https://bezzy.jp/2023/07/28849/">…
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木﨑ゆりあの“昨日の自分を愛せるか?” 「酒を飲むとラーメンが食べたくなる理由」
#12 2023.06.17 12:00
生きていて不思議に思う事がいくつもある、人間の摂理とでもいうのか、、例えば、なぜ、人は酒を飲んだ後にラーメンが食べたくなるのか。 私は普段かなりラーメンを食べない人間だと思う、お昼や夜中にラーメンが食べたくなるような人と一緒にいると申し訳なくなるくらいにきっとラーメンを食べない。盛りなしで、1年に1回食べるか食べないかレベル。 なのに、不思議な事に、お酒を5杯以上飲むと、気がついたらラーメンを食べている自分がいる。 なんで、酒を飲むとみんなラーメンに辿り着くのだろうか。しかも大抵、深夜に、そんなつもりじゃないのに食べている、朝起きて顔を見ずとも浮腫んでいる気配を感じ、後悔する自分が思い浮かぶの<a href="https://bezzy.jp/2023/06/27450/">…
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木﨑ゆりあの“昨日の自分を愛せるか?” 「わたしの“気になる”あの人」
#11 2023.05.13 12:00
『タフティング』最近ニュースやお昼時のテレビ番組で見かける回数も増えた言葉、知っている方も少なくはないだろう。 私の今“気になる”あの人は…空間デザイナーのぱくちーひとみさんだ。 SNSで初めて彼女のタフティングを見た時、カラフルな色合いとその可愛さに一瞬で虜になった、そして作品と共に写真から滲み出るぱくちーさんの圧倒的ハッピーオーラ、不思議なくらい“陽”のイメージしか湧かないその空間から目が離せなくなった。 ずっと気になっていながらも、中々ぱくちーさんの作品と出会えずにいた私だったが、たまたま新宿で親友の誕生日プレゼントを探していた時、近くで開催されていたぱくちーさんのPOPUPに遭遇し、普<a href="https://bezzy.jp/2023/05/25221/">…
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木﨑ゆりあの“昨日の自分を愛せるか?” 「私にとっての卒業式」
#10 2023.04.15 12:00
仲良しのチビちゃんの入園式の写真を見て、春を感じました。 今年は気がついたら、何日か続いた雨のせいですっかり桜も散ってしまって、もう緑の葉っぱが侵略しつつある桜を遅ればせながら見に行きました、ご近所にある美味しいパン屋さんに寄って、パンを片手に、花より小麦粉。 しかしながら、やっぱり季節を感じるこの瞬間が私は意外と好きみたい。 出会いと別れの季節と言われる4月だけれど、私の中では出会いのイメージの方が強い、むしろこの時期に別れというワードはしっくりこなくて不思議だ。 中学も高校もありがたい事に毎日忙しくて、学校というものを疎かにしていた私は、卒業式に出た事も無ければ、1年間毎日顔を合わせていた<a href="https://bezzy.jp/2023/04/23662/">…
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木﨑ゆりあの“昨日の自分を愛せるか?” 「花粉日和」
#9 2023.03.18 12:00
すっかり暖かくなって花粉日和、久しぶりに1人で映画館へ行った。 昔は大きいスクリーンの1番後ろで観る映画が好きだったが、最近はもっぱら小さいスクリーンの中央端っこが私のお気に入り。 とは言え「ONE PIECE FILM RED」や「TEH FIRST SLAM DUNK」みたいな、音で耳と脳をバグらせる系のアニメーションはでっかいスクリーンでどかっと観るのがやっぱり最高だし「ジュディ虹の彼方に」や「ボヘミアン・ラプソディ」「1917 命をかけた伝令」みたいな音楽系や戦争系も大スクリーンで観るべき映画だと思う。 ちなみに先日私が観た映画は「オットーという男」トム・ハンクスが演じる堅物おじいちゃ<a href="https://bezzy.jp/2023/03/21570/">…
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