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映画『ルノワール』での共演を経て語るそれぞれの思春期 「大人になる」と何が変わる?鈴木唯×石田ひかり×リリー・フランキーが出した一つの答え
2025.07.07 18:00
子どもの頃、世界はどんなふうに見えていたのだろうか。『ルノワール』は11歳の少女から見た大人の世界、そしてひと夏の出来事を通じて少女がほんの少し大人になる瞬間を描いた映画だ。 監督は、『PLAN 75』の早川千絵。同作で第75回カンヌ国際映画祭にてカメラドール特別賞を受賞した才能は本作でさらに深化を遂げ、第78回カンヌ国際映画祭コンペティション部門に日本で唯一選出。現地記者や批評家から温かな拍手を浴びた。 主人公・沖田フキを演じるのは、オーディションによって選ばれた新星・鈴木唯。フキの両親を演じるのは、石田ひかりとリリー・フランキー。 思春期の入り口。かつて誰もが味わった、危うくて、鋭くて、は<a href="https://bezzy.jp/2025/07/69618/">…
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“2025年7月5日”がモチーフのホラー映画で主人公を熱演 小栗有以の天真爛漫な愛され力「私をきっかけに今のAKB48を知ってもらえたら」
2025.07.04 12:00
AKB48のエース・小栗有以。グループの顔として縦横無尽に活躍の場を広げる彼女が、またひとつ新たな挑戦をやり遂げた。 映画『2025年7月5日 午前4時18分』に主演。「7月5日に破滅的な災害が起きる」というネットミームから着想した新感覚ホラームービーで、主人公・原ハルカを演じている。 2014年にAKB48に加入して以降は、正統派アイドルの道を爆進中。女性ファッション誌のモデルを務めるなど、男性だけではなく女性までもその可愛さで虜にしてきた。 AKB48結成20周年を迎えた今、絶対的なエースにかけられた期待は大きい。その中で小栗有以は今何を思うのか。「今のAKB48をたくさんの人に広めていき<a href="https://bezzy.jp/2025/07/69639/">…
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アイドル卒業後、数々の出演作品を経て初ミュージカルに挑む 「今はもっとお芝居を勉強したい」矢吹奈子が悔しさから逃げない理由、自分に願う成長とは
2025.07.03 17:00
アイドルから女優へ。進化を続ける矢吹奈子が、初めてのミュージカルに挑戦する。手塚治虫の傑作マンガをミュージカル化した『ブラック・ジャック』で、矢吹はブラック・ジャックの相棒ピノコを演じる。 芝居の道は、厳しく険しい。才能豊かな天才たちは、たくさんいる。オーディションに落ちることも一度や二度ではない。そのたびに悔しい思いをたくさん味わってきた。 それでも、投げ出すことも弱音を吐くこともしなかった。なぜなら、もっと上手くなりたいから。飽くなき成長欲求で前へ前へと進む矢吹奈子は、ミュージカルという新しい世界で何を見つけるのだろうか。【記事最後にプレゼント情報あり】 「ピノコがそこにいた」と感じてもら<a href="https://bezzy.jp/2025/07/69726/">…
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映画『青春ゲシュタルト崩壊』の主人公たちに重ねた経験とは 二人にとって「頑張れ」はプレッシャー?佐藤新と渡邉美穂の言われたい言葉、譲れない“好き嫌い”
2025.06.23 19:00
この窮屈な社会で生きていくために、誰もがどこかで自分を押し殺している。その結果、自分を見失い、自分の顔さえも認識できなくなってしまったら──。 自分の顔が見えなくなる「青年期失顔症」を発症した女子高生・間宮朝葉と、朝葉の痛みに寄り添う優しい同級生・朝比奈聖。二人の脆くて傷つきやすい青春の日々を描いた丸井とまとの人気小説『青春ゲシュタルト崩壊』が映画化された。 聖を演じるのはIMP.の佐藤新。朝葉を演じるのは渡邉美穂。スポットライトの光をはね返しキラキラと輝く二人にも、自分を押し殺した時期はあったのだろうか。 中学生の頃は、男性のアイドルが好きだなんて言えなかった ──佐藤さんの演じた聖は一見ぶ<a href="https://bezzy.jp/2025/06/69204/">…
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映画『ぶぶ漬けどうどす』が描く京都文化に3人は何を思う? 「全部さらして言う本心に価値がある」大友律×若葉竜也×冨永昌敬監督の同調社会での振る舞い方
2025.06.17 18:00
フォトグラファーの前でポーズを決める大友律に、若葉竜也が自前のカメラを向ける。そんなイタズラめいた遊びの中に、二人の信頼関係が覗き見える。 10年以上の付き合いだという大友と若葉がスクリーンで名を連ねた。それが冨永昌敬監督の最新作『ぶぶ漬けどうどす』だ。2017年の『南瓜とマヨネーズ』で初めて三人揃って映画をつくり、翌年『素敵なダイナマイトスキャンダル』でも再び顔を合わせた。3度目となる本作は、京都人の本音と建前を題材としたブラックコメディ。空気を読めなければうっかり取り違えてしまうハイコンテクストなコミュニケーション文化は、今や京都に限らず日本中で求められている。 迂闊に本心も言えない現代社<a href="https://bezzy.jp/2025/06/68638/">…
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映画『BADBOYS』で初共演した2人が貫きたい信念を語る 豆原一成×池﨑理人が思う真の強さとカッコよさ、メンバーがくれる“仲間”としての相乗効果とは
2025.06.10 18:00
JO1とINI。ボーイズグループ戦国時代の旗手と呼んでいい2大グローバルボーイズグループの一員が、スクリーンで鮮やかな共演を果たした。 映画『BADBOYS -THE MOVIE-』は、不良チームがてっぺんを目指す、族の戦国時代に、弱小チーム・極楽蝶が仲間を守るため拳を交わす熱い友情と戦いの物語だ。主演の豆原一成(JO1)が演じるのは、喧嘩もしたことのないおぼっちゃん・桐木司。温室育ちの司が不良の世界へと飛び込み、極楽蝶の八代目頭となってテッペンを目指す。そして、そんな司を支える仲間の一人・川中陽二を池﨑理人(INI)が演じた。 「男らしさ」が死語となりつつある令和の時代に、なぜこんなにも男の<a href="https://bezzy.jp/2025/06/67850/">…
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出演舞台『春醒』への思い、現在の活動を支える信念とは 「いつか胸を張って女優と言えるように」北野日奈子が少しずつ認められるようになった“自分のこと”
2025.06.10 12:00
乃木坂46卒業後、競馬にYouTube、そして女優と活躍の場を広げ続ける北野日奈子。卒業時点では「やりたいことが何もなかった」と言う彼女は、どう自分の道を見つけていったのだろうか。 そこには、好きなものに対する愛は誰にも負けないという、北野日奈子だけの強みがあった。 今は肩書きに女優さんも“入れてもらっている”感覚なんです ──まずは出演中の舞台『春醒』の感想をお聞かせください。(取材は5月末に実施) もうすでに父と母と妹が観に来てくれて。3人とも大喜びで、「いい作品に関われてよかったね」と感想をくれました。演じていてもすごく楽しいんです。笑いもありつつ、ジーンと来るようなところもあって、お客<a href="https://bezzy.jp/2025/06/68264/">…
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『低体温男子になつかれました。』胸キュンシーンの舞台裏も 曽野舜太×箭内夢菜が“ありのまま”でいれる場所、二人は素の自分をどれだけ愛せてる?
2025.06.05 18:00
「自分が自分を愛してあげなきゃ誰が愛してくれんねん」。そう曽野舜太がトレードマークの関西弁で話すと、隣にいる箭内夢菜もまた「嫌いな部分もあるけど、好きになろうと頑張ってます」と控えめに微笑む。対照的な二人だけど、自分を大切にしたいという気持ちは同じだ。 放送中のドラマ『低体温男子になつかれました。』で二人が繰り広げるのは、塩対応がデフォルトの低体温男子と、平熱高めの世話焼き女子によるラブストーリー。無愛想な年下男子・相馬亮介を曽野舜太、なぜか相馬になつかれるヒロイン・緒方琴里を箭内夢菜が演じている。 過去のトラウマが原因で体型にコンプレックスを抱いている琴里は、恋愛に対してずっと臆病だった。だ<a href="https://bezzy.jp/2025/06/67960/">…
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映画『か「」く「」し「」ご「」と「』主演俳優の素顔に迫る 奥平大兼はどういう人?隠さず語る等身大の胸の内
2025.06.04 18:00
奥平大兼は、とても正直な人だ。どんな質問にも包み隠さず答え、自分をよく見せようという自意識がまるでない。きっと俳優であることよりも、まず一人の21歳の人間としてどうありたいかを大切にしているような気がした。だからこそ、彼は作品ごとに自然と役に溶け込み、姿を変えてしまうのだろう。 最新主演映画『か「」く「」し「」ご「」と「』で演じたのは、クラスの人気者・三木直子に密かに恋心を寄せながら、「自分なんかただのクラスメイトでいい」と想いを隠している高校生・大塚京。 隠しごとはゼロ。むしろ「もっと自分の素を思い切り出していきたい」と言う奥平大兼の等身大の素顔とは──。 仲の良い子のことはわかりたいし、わ<a href="https://bezzy.jp/2025/06/67893/">…
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丸山隆平主演『金子差入店』で一躍注目される新進俳優の素顔 初めて感じた“自分じゃない自分” 川口真奈が映画デビュー作で心に刻んだものとは
2025.05.26 18:30
映画『金子差入店』で記念すべき映画デビューを果たした川口真奈。「第45回ホリプロタレントスカウトキャラバン」で準グランプリを獲得し、芸能界入り。次世代女優の一角として飛躍を期待される17歳だ。 映画では、母親を殺したヤクザの横川哲(岸谷五朗)に面会を求め拘置所に通い続ける女子高生・二ノ宮佐知を演じた。初演技とは思えない、深い陰影を帯びた表情で観る者を釘付けにした川口だが、素顔は想像以上の天然キャラのようで……。 その才能も、キャラクターも、知れば知るほど底が見えない未完の大器が今、夢へと続く最初の一歩を踏み出した。 子どものときから目立つのは結構好きでした ──まだ取材を受ける機会はそう多くな<a href="https://bezzy.jp/2025/05/67403/">…
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