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キャストたちの確かな演技力が織りなす名作の魅力を解説 舞台『Come Blow Your Horn』開幕、髙地優吾がニール・サイモンの会話劇で“新たな自分”に
2024.10.07 20:00
SixTONESの髙地優吾が初めての単独主演を務める舞台『Come Blow Your Horn~ボクの独立宣言~』が、2024年10月3日(木)に東京・新国立劇場 中劇場で開幕。開幕に先駆け、前日にゲネプロと初日前会見が行われた。 今作は、アメリカを代表する劇作家ニール・サイモンが3年半の歳月をかけ、何度も書き直しを重ねて完成させたブロードウェイデビュー作。映画化もされ、日本でも幾度となく上演されている人気作品だ。 バディ・ベーカー(髙地)は厳格な父親、神経質で過保護な両親との生活にうんざりし、23歳の誕生日を機に実家を出て、兄のアラン(忍成修吾)が暮らすアパートに転がり込む。アランはバディ<a href="https://bezzy.jp/2024/10/51787/">…
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秀でるキャストたち×作×演出の化学反応が生む“特別さ”とは 単なる「ファンタジー」ではない傑作、ミュージカル『ダブリンの鐘つきカビ人間』開幕
2024.07.04 18:00
Travis Japanの七五三掛龍也と吉澤閑也がW主演をつとめるミュージカル『ダブリンの鐘つきカビ人間』が7月3日(水)より東京国際フォーラムで開幕。それに先駆け、7月2日(火)に公開ゲネプロと記者会見が行われた。 『ダブリンの鐘つきカビ人間』はこれまで2002年、2005年、2015年とプロデュース公演で再演を重ねられてきた人気作。今回が初のミュージカル化となる。 とある山中、旅行中の聡(吉澤閑也)と真奈美(加藤梨里香)は霧のために立ち往生し、ある老人(松尾貴史)の住む山小屋に一夜の宿を求めた。問わず語りに老人が語る昔話に、だんだんと心を奪われていく2人。昔、この土地を不思議な病が襲った。<a href="https://bezzy.jp/2024/07/47036/">…
#Travis Japan#ウォーリー木下#コング桑田#ダブリンの鐘つきカビ人間#七五三掛龍也#伊原六花#入野自由#加藤梨里香#吉澤閑也#後藤ひろひと
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大人気コミックの舞台版2nd Seasonが10月6日より上演中 せわしない喜怒哀楽が前作以上に胸に迫る、舞台で味わう『フルーツバスケット』の真骨頂
2023.10.09 17:00
舞台『フルーツバスケット 2nd season』が10月6日に東京・大手町三井ホールにて開幕、同日には記者会見が行われた。 唯一の家族である母親を亡くした本田 透(吉田綾乃クリスティー)。由緒正しい『草摩家』の敷地でテント暮らしをしていたことが縁で家主である草摩紫呉(安里勇哉)、同級生の草摩由希(北川尚弥)、草摩 夾(橋本祥平)と一緒に住むことに。しかしそのことで、何百年も前から草摩家に続く『呪い』についても知ることとなる。それは一族には「十二支(+1匹)の物の怪」に取り憑かれている者が必ず生まれ、異性に抱きつかれると憑かれている動物に変身してしまうというもの。そして物の怪憑きとして生まれてき<a href="https://bezzy.jp/2023/10/33958/">…
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ミュージカル愛が詰まった完全新作公演の見どころを解説 日本ミュージカルの「未来」がここにある、新藤晴一プロデュース『ヴァグラント』開幕
2023.08.21 17:00
a new musical『ヴァグラント』が、2023年8月19日より明治座で開幕。前日にはそれにさきがけ、記者会見と公開ゲネプロが行われた。今作はポルノグラフィティのギタリスト・新藤晴一が初めてプロデュースするオリジナルミュージカル。プロデュース・原案・作詞・作曲を新藤が、脚本・演出を板垣恭一が担当している。 本作の舞台となるのは約100年前、大正時代の日本。佐之助(平間壮一/廣野凌大)と姉貴分の桃風(美弥るりか)は、祝いの場や不吉なことが起きた場所で歌や踊りを披露する〝マレビト〟と呼ばれる芸能の民。物語は、2人が招かれた三ツ葉炭鉱の新社長就任式の場面から始まる。新社長の正則(水田航生)、坑<a href="https://bezzy.jp/2023/08/30998/">…
#ヴァグラント#上口耕平#小南満佑子#山口乃々華#平岡裕太#平間壮一#廣野凌大#新藤晴一#水田航生#玉置成実#美弥るりか
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『シュレック・ザ・ミュージカル』の先に見据える野望も語る 日本では“規格外”? spiが目論む海外進出と役者としての社会貢献
2023.07.15 19:00
大人から子供まで「笑える」場面の数々、キャスト陣の圧倒的な歌唱力と表現力、現代に生きる人達に刺さるテーマ性……昨年、トライアウト公演で好評を博した『シュレック・ザ・ミュージカル』がフルバージョンとなり、現在好評公演中だ。 昨年に引き続きシュレックを演じるのは、ミュージカル作品から『刀剣乱舞』シリーズまで幅広く活躍を続けるspi。日本人の母とアメリカ人の父を持つダブルルーツであり、このシュレックという役にはシンパシーを感じていたという彼だが、今後は活動の場を海外に広げることも考えているとか。念願のフルバージョン公演、そして今後の活動について彼が今、考えていることとは? 一歩踏み出すドキドキ感を感<a href="https://bezzy.jp/2023/07/28732/">…
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注目作である理由を3つのポイントで解説 360度舞台で体感できる、かつてない歌舞伎!『新作歌舞伎 ファイナルファンタジーX』開幕
2023.03.04 21:00
木下グループpresents『新作歌舞伎 ファイナルファンタジーX』が本日3月4日に開幕。その初日前会見と公開フォトコールが3月2日、公演会場である東京・IHIステージアラウンド東京で行われた。 この作品はタイトルの通り、2001年に「ファイナルファンタジー」シリーズの第10弾として発売された「ファイナルファンタジーX」を歌舞伎化したもの。大いなる脅威「シン」に人々がおびえて暮らす、死の螺旋にとらわれた世界スピラ。そんなスピラへと迷いこんだ少年ティーダ(尾上菊之助)は、可憐で気丈な召喚士ユウナ(中村米吉)と出会う。「シン」を倒すため「召喚士として究極の力を手に入れる」というユウナの決意に胸をう<a href="https://bezzy.jp/2023/03/20642/">…
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新作アルバム『Double Circle』インタビュー ORANGE RANGEが語るコロナ禍での制作、ブレない強みが生んだ“追い風”
2022.10.10 17:00
9月14日に4年ぶり、通算12作目となるアルバム『Double Circle』をリリースしたORANGE RANGE。今年結成21周年に突入し、今夏は復活した各地のフェスを席巻。いわゆる「Y2Kリバイバル」を追い風に新しいファンも巻き込んで大きな盛り上がりを作り出している。 『Double Circle』は2022年に入ってから作り上げた楽曲を集めたDisc 1と、前作『ELEVEN PIECE』以降にリリースされた配信シングルやタイアップ曲を集めたDisc 2のカップリングになっていて、ORANGE RANGEのポップな部分とコアな部分のコントラストをはっきりと伝える作品となっている。 これ<a href="https://bezzy.jp/2022/10/10485/">…
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ゲネプロから見えた大切なテーマとは 観る人誰もを“アゲ”てくれる、熱狂のステージが再び!新生『キンキーブーツ』開幕
2022.10.03 17:00
ゲネプロで、こんな熱気を感じたことがあっただろうか? 幕が下りても冷めやらぬその客席の様子に、袖からまずは城田優が登場して深々と頭を下げ、続いて城田、小池徹平の2人が再び登場、再度頭を下げた。彼らの心境を想像するだけで、胸がいっぱいになってしまう。9月30日に行われたブロードウェイミュージカル『キンキーブーツ』の公開ゲネプロでの一幕だ。 『キンキーブーツ』は、2005年に公開された同名映画をミュージカル化したもの。2012年にブロードウェイで上演されるやいなや翌年のトニー賞ではその年最多の13部門のノミネートに輝き、今やブロードウェイを代表する人気演目の1つとなっている。日本版は2016年に初<a href="https://bezzy.jp/2022/10/9895/">…
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映画『よだかの片想い』インタビュー 中島歩が追い求める自然体の演技表現、“役をものにする”ための原動力
1/2 2022.09.14 12:00
島本理生の恋愛小説を映画化した『よだかの片想い』が9月16日より公開される。顔にアザのある主人公・アイコが、幼い頃のトラウマから恋や遊びに消極的な日々を過ごすなか、映画監督の飛坂に出会い初めて恋をする。自分と距離を置くアイコと、まっすぐ心に入ってくる飛坂。物語では、不器用ながらも距離を縮めていく2人の恋愛模様とともに、アイコが人生と向き合う様を繊細に描き出す。 本作の公開を間近に控え、主人公・アイコ役の松井玲奈と相手役の中島歩に話を聞いた。まずは劇中でアイコの人生を変える存在、若き映画監督の飛坂を演じる中島歩のインタビューをお届けする。 まさに“自然体”という言葉がよく似合う中島。その空気感、<a href="https://bezzy.jp/2022/09/8350/">…
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関根勤のマニアック映画でモヤモヤをぶっ飛ばせ! 千葉真一から聞いた面白エピソードと共に振り返る『激突!殺人拳』
第4回 2022.08.26 12:00
関根勤が偏愛するマニアックな映画な語る連載「関根勤のマニアック映画でモヤモヤをぶっ飛ばせ!」。第4回目は1974年に公開された映画『激突!殺人拳』。 千葉真一演じる剣琢磨は、金を貰えば何でもやる男。非合法なビジネスを生業とする中である日、殺人犯・志堅原楯城の脱獄を請け負うことに。しかし、脱獄させたものの依頼主である志堅原の弟と妹が依頼金を払えないと知ると怒り、弟は乱闘の末に死亡、妹は剣によって裏社会に売り飛ばされ、香港のマフィアのもとで薬漬けになるという悪極非道っぷり。そんな剣に、マフィアが狙う石油社長令嬢の誘拐計画、志堅原楯城の恨みなどあらゆる思惑が絡んでくるアクション映画。 千葉が海外で「<a href="https://bezzy.jp/2022/08/7063/">…
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