クイーン
Queen
ブライアン・メイ(g)とロジャー・テイラー(ds)がいたスマイルにフレディ・マーキュリー(vo)が1970年、ジョン・ディーコン(b)が1971年に加わる形で1971年に結成。74年の「キラー・クイーン」「輝ける7つの海」が初のチャート入りを果たし、75年4月に初来日。その年の後半には「ボヘミアン・ラプソディ」をイギリスで9週連続1位に送り込み、「キラー・クイーン」を収録した『シアー・ハート・アタック』はUKチャート2位のヒットとなった。さらに「ウィ・ウィル・ロック・ユー」「伝説のチャンピオン」を含んだ77年の『世界に捧ぐ』が全米3位を記録して世界的な成功を掴む。次々とヒットを放ち、81年にはイギリス史上最も売れたアルバムとなった『グレイテスト・ヒッツ』を発表。続いて85年にはチャリティー・コンサートの〈ライヴエイド〉に出演し、圧倒的なパフォーマンスは常にベスト・ライブパフォーマンスとして記憶されている。
91年のアルバム『イニュエンドウ』は見事全英1位に輝いたものの、そのわずか10か月後の11月24日、フレディがHIV感染合併症による肺炎で夭逝。92年には〈フレディ・マーキュリー追悼コンサート〉が開かれ、95年にフレディをフィーチャーしたクイーン最後のアルバム『メイド・イン・ヘヴン』がリリースされると全世界で2,000万枚以上を売り上げるベスト・セラーとなった。97年にはジョンが離れたが、ブライアンとロジャーはその後もクイーンの名のもとにポール・ロジャース、現在はアダム・ランバートと活動を継続している。
2018年クイーンは〈グラミー賞生涯業績賞〉を受賞した。2001年には〈ロックの殿堂〉、03年にはオリジナル・メンバー全員が〈ソングライターの殿堂〉入りを果たした。シングル、アルバムの総売り上げは3億枚を突破し、いまもなお数字を伸ばし続ける一方で、18年公開の映画『ボヘミアン・ラプソディ』では、彼らの功績を再認識させるだけでなく、新たなファンを生むことにもなっている。
81年にリリースされた『グレイテスト・ヒッツ』は英国の歴史の中で、今なお最も売れたアルバムとなっている。
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死を受け入れ、歌い続けた姿を振り返るクイーンのブライアン・メイがフレディ・マーキュリーの晩年の様子を語る
2024.07.17 18:40
1973年にデビューし、世界で約3億枚のセールスを誇るロック・バンド、クイーン。近年は映画『ボヘミアン・ラプソディ』なども話題になり、世代を超えて愛されるアイコニックなバンドだが、ギタリストのブライアン・メイがフレディ・マーキュリーとの最後の日々を振り返った。 先日、米AXS TVにてサミー・ヘイガーとの対談に参加したブライアン・メイは、フレディ・マーキュリーとクイーンのレガシーを保った方法について語った。 「フレディが亡くなったとき、一度は全てを諦めたんだ。いつも私たちは、“もしメンバーの誰かが死んだら、もうこのバンドは終わりだ”と言っていた。私とドラムのロジャーはフレディの死を長い間悲しみ<a href="https://bezzy.jp/2024/07/47643/">…
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フレディが考えるリフの難しさを説明ブライアン・メイが「ボヘミアン・ラプソディ」のギターリフは“不自然なフレーズ”だと語る
2024.02.22 19:54
1973年にデビューし、世界で約3億枚のセールスを誇るロック・バンド、クイーン。近年は映画『ボヘミアン・ラプソディ』なども話題になり、世代を超えて愛されるアイコニックなバンドだが、ギタリストのブライアン・メイが「Bohemian Rhapsody」のリフがいかに難しいかを語った。 Total Guitar誌の新インタビューに登場したブライアン・メイによると、同曲のリフはフレディー・マーキュリーがピアノで作ったもので、ピアノで考案されたが故にギターで弾くには「不自然なフレーズ」だったようだ。 「“Bohemian Rhapsody”は考えうるなかで最も不自然なリフなんだ。ギタリストが自然に弾くよ<a href="https://bezzy.jp/2024/02/40930/">…
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TERU「代表曲のオンパレードで挑みたい」GLAYがQUEENの42年ぶり札幌公演に出演決定、デビュー30周年イヤーのスタート飾る
2024.01.05 17:00
GLAYが、世界的ロックバンドQUEENにとって42年ぶりとなる札幌公演にスペシャルゲストとして出演することが決定した。 昨年末の紅白歌合戦でも日本との強い絆をパフォーマンスで証明してくれたクイーン+アダム・ランバート。いよいよ来月に迫る来日公演では、札幌ドームのほかに愛知、大阪、東京のドーム会場にてライブを行う。なお、札幌公演はGLAY出演決定に伴い17時30分に開演、クイーン+アダム・ランバートのステージは19時スタートを予定している。 GLAY TERUコメント今回、来日公演の札幌ドームでライブパフォーマンスさせていただくことになりました。GLAYのデビュー30周年イヤーはこの公演からス<a href="https://bezzy.jp/2024/01/38735/">…
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偉大なロックギタリスト1位に選ばれたことにコメントブライアン・メイのお気に入りギタリストは?ジェフ・ベックからカート・コバーンまで挙げる
2023.03.29 18:10
1973年にデビューし、世界中で3億枚ほどのセールスを誇るロック・バンド、クイーン。近年は映画『ボヘミアン・ラプソディ』なども話題になり、世代を超えて愛されるアイコニックなバンドだが、先日ギタリストのブライアン・メイがTotal Guitar誌の「最も偉大なロックギタリスト」のリストの1位に輝いた。 ブライアン・メイは、ラジオ局SiriusXMの人気番組Howard Stern Showの最新回に出演した際に、1位になったことを以下のようにコメントしている。 「ギターの良いところは、全員が違うスタイルを持っているから、正直あまりランキングにすることはできないことだ。もちろん私にとってのお気に入<a href="https://bezzy.jp/2023/03/22530/">…
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続編を作ることに「心がそそられる」と明かすブライアン・メイが映画『ボヘミアン・ラプソディ』続編の可能性について語る
2023.03.02 18:15
1973年にデビューし、世界中で3億枚ほどのセールスを誇るロック・バンド、クイーン。ラミ・マレックがフレディ・マーキュリー役を務め、世界で1,200億円ほどの興行収入を記録したクイーンの伝記映画『ボヘミアン・ラプソディ』(2018年)について、ブライアン・メイがその続編の可能性を語った。 Daily Star誌のインタビューに登場したブライアン・メイは、続編のアイディアについて以下のように語っている。 「続編についての話しはしているよ。私たちを演じてくれた役者たちは本当に素晴らしく、彼らと一緒に仕事をするためだけでも続編を作る価値があると思うし、とても心がそそられるアイディアだ。“ボヘミアン・<a href="https://bezzy.jp/2023/03/20511/">…
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フェス創業者のアナグマ狩りを批判クイーンのブライアン・メイが巨大音楽フェス「グラストンベリー」に出演しない理由を語る
2023.01.30 19:30
クイーンのギタリストであるブライアン・メイが、世界最大規模の音楽フェスティバル「グラストンベリー・フェスティバル」に出演しない理由を明かした。 The Sunのインタビューに登場したブライアン・メイは、過去にも「グラストンベリー・フェスティバル」の創業者マイケル・イーヴィスに対してコメントをしており、マイケル・イーヴィスのアナグマ狩りにおけるスタンスを批判していた。イギリスではアナグマが牛結核の媒介になる恐れから、アナグマの間引きがされており、ブライアン・メイはその件について声を挙げている。 「私がグラストンベリーに出演するかって?しないね。グラストンベリーの運営はよからぬ理由でアナグマを殺処<a href="https://bezzy.jp/2023/01/18171/">…
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「あんなに音を重ねる必要がなかった」とコメントクイーンのブライアン・メイがデビューアルバムのサウンドに納得いっていなかったと明かす
2023.01.20 18:15
1973年にリリースされたクイーンのデビューアルバム『Queen』。イギリスとアメリカでヒットし、全米で50万枚を売り上げた当アルバムであるが、ギタリストのブライアン・メイは、アルバムのサウンドに納得がいっていなかったと明かしている。 Total Guitar誌のインタビューに登場したブライアン・メイは、プロデューサーのロイ・トーマス・ベイカーと『Queen』を制作しているときの経験について以下のように語っている。 「ロイ・トーマス・ベイカーに“ロイ、これは私たちが求めているサウンドじゃない!”って伝えたのを覚えている。でも彼は“心配しないで、ミキシングで全部直るから”って言われたんだ。でもそ<a href="https://bezzy.jp/2023/01/17535/">…
クイーン『Queen』
収録内容
1. Keep Yourself Alive
2. Doing Alright
3. Great King Rat
4. My Fairy King
5. Liar
6. The Night Comes Down
7. Modern Times Rock ‘n’ Roll
8. Son And Daughter
9. Jesus
10. Seven Seas Of Rhye…