2026.11.03 08:00
2026.11.03 08:00
12月17日(木)よりNetflixで独占配信される山田孝之主演シリーズ『国民クイズ』のメイン予告とキーアートが解禁された。
本作は、国家がクイズによって動かされるニッポンを描くディストピア・エンターテインメント。1993年に刊行された原作コミックは一時入手困難に陥るほどの伝説的な作品で、その実写化では映画『探偵はBARにいる3』(2017年)などを手掛けた吉田照幸が監督、マギーと吉田が脚本を務めた。
舞台は、議会制民主主義が崩壊し、テレビ番組“国民クイズ”が国権の最高機関となったニッポン。クイズに勝ち残れさえすれば「隣の奥さんを殺してほしい」「社員全員解雇してほしい」「田舎の温泉街にスカイツリーがほしい」といった理不尽極まる願いでも政府によって叶えられるが、負ければ過酷な強制労働が待ち受ける。そんな究極のエンターテインメントに熱狂する日本で、唯一無二のカリスマ司会者・K井K一は視聴者の欲望を煽り続けていく。

一方、多くの国民がK井K一のマイクに心酔する裏で、“国民クイズ”によって家族を失った南原聖次は、同じ境遇の仲間と共に抗議活動を続けていた。ある日K井に強い殺意を抱く謎の少女・麻里と出会った南原は、K井K一を殺し“国民クイズ”を崩壊させようと動き出すが、内閣総理大臣・獄間沢猛直属の実行部隊“賞罰隊”を率いる村越に容赦なく追い詰められてゆく。そして、南原たちとK井K一が接触したとき、甘美な悪夢に染まりきった人々の目を覚まさせる“革命的大事件”が勃発する。
“国民クイズ”の顔として大衆の欲望を加熱し続ける時代の扇動者・K井K一を演じるのは山田孝之。日本を代表する俳優である山田は『全裸監督』(2019年)以来となるNetflix主演作となる本作で脚本開発にも積極的に携わり、ビジュアルから言動まで存在感抜群の主人公像を確立した。
物語のカギを握る少女・麻里役には、オーディションを通じて抜擢された新鋭の石田莉子。Netflix作品では『地面師たち』(2024年)が記憶に新しい小池栄子が“国民クイズ”のプロデューサー・上条を、重鎮の石橋蓮司が内閣総理大臣・獄間沢猛を演じる。さらに、その配下である“賞罰隊”のリーダー・村越役を『ガス人間』(2026年)の髙嶋政宏、打倒“国民クイズ”に燃えるレジスタンスのリーダー・南原役を瀬戸康史が務める。このほか倉科カナ、片岡凜、青木柚、松川尚瑠輝、今井悠貴、大東駿介、前原滉、ほしのディスコ、ファーストサマーウイカ、堀内敬子、尾美としのりが名を連ねる。
なお本作ではのべ8,000人のエキストラが参加し、クイズ番組に異常な盛り上がりを見せる民衆の迫力を映像化。さらに原作サイドたっての希望もあり、プロパガンダ的なメッセージを孕んだブラックなテレビCMの数々が作中の要所要所に差し込まれている。そして国民の祝日である文化の日に解禁されたメイン予告の最後に垣間見えるCMも、政府制作にもかかわらず自分たちにマイナスな発言ばかりの内容だが、それがまかり通ってしまうことについて監督の吉田は「政府が開き直ってしまえるほど国民の危機感が薄れ、緩くなっている証拠でもある」と語っている。
