2026.11.02 07:00
©2026「君の話」製作委員会
2026.11.02 07:00
11月27日(金)に全国公開される映画『君の話』から主演・北村匠海の新たな場面写真3点が解禁された。
本作の原作は、2018年7月の刊行以来重版を重ねてきた三秋縋の同名小説。その実写化では『やがて海へと届く』やABEMAオリジナル連続ドラマ『わかっていても the shapes of love』を手がけた中川龍太郎が監督を務め、脚本は第40回向田邦子賞『恋せぬふたり』やNHK連続テレビ小説『虎に翼』の吉田恵里香が担当。主題歌にはMrs. GREEN APPLE書き下ろしの「本と彗星」が決定している。
物語の主人公は、孤独に生きる大学生の千尋。不幸な過去を忘れるため、記憶を消す治療を受けた千尋だったが、目覚めると会ったこともない幼馴染・灯花との初恋の思い出が残されていた。作られた記憶の中にしか存在しないはずなのに、いつしか千尋の心を離れなくなっていく彼女の存在。だがある日、その灯花が現実世界に現れる。
千尋を演じるのは、アクションからヒューマンドラマまで幅広いジャンルの作品でさまざまな役柄を演じ、その確かな表現力で観客を魅了してきた北村匠海。一方、『ルックバック』や『万事快調〈オール・グリーンズ〉』など話題作への出演が続く注目の若手女優・出口夏希が、天真爛漫ながらどこか謎めいた魅力を持つ灯花を演じる。その他のキャストでは、千尋の親友となる大学の同級生・江森役に佐野晶哉(Aぇ! group)、高校時代の同級生・桐本役に宮﨑優、千尋の父親役に原田泰造が出演する。
北村のキャスティングについて、小岩井プロデューサーは「北村さんには、孤独を抱えた人の、その奥にある人恋しさまで感じさせる魅力があります。自分の過去を消したいと願う千尋が、灯花と出会い、誰かを大切に思うようになる。この映画では、観る方が記憶を疑っても、千尋の恋は信じてしまう、ということが大事で、その説得力を持たせてくれるのが、北村さんの存在感と演技力だと。久しくラブストーリーをやられていなかった彼がこの作品を面白がって引き受けてくれたことは、とてもうれしかったですね。」と喜びを明かした。

そんな北村が本作で向き合ったのは、記憶の中にしか存在しないはずの相手を愛することと、その相手が目の前に現れたときに生まれる戸惑いや葛藤だ。言葉にしきれない孤独を抱える千尋が灯花と出会い、一緒に過ごす中で芽生えていく感情を北村が繊細に表現している。
解禁された場面写真には、灯花と一緒に料理をする穏やかなひとときや、どこか物憂げな表情で佇む千尋の姿、さらに隣にいる灯花へ優しい眼差しを向ける様子が収められている。何気ない日常の中で見せる千尋のさまざまな表情から、孤独を抱えていた彼が灯花と出会い、少しずつ変化していく姿が垣間見えるカットが並んでいる。

