2026.10.11 09:00
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2026.10.11 09:00
金城武の7年ぶり主演映画で、12月11日(金)に日本公開されるクライムアクション大作『風林火山』から場面写真4点が解禁された。
香港の裏社会を舞台にした勢力争い、裏切りの連続、家族との因縁を描く本作。ディストピアと化したネオン輝く銀世界の香港で発生した、武装集団による大規模襲撃とビル爆破事件。犠牲者の中にいた李珀山〈レイ・パクサン〉は、さまざまな産業にまたがる帝国を築き上げてきた実業家で、巨大麻薬組織を裏で支配する黒幕でもあった。この事件をきっかけに、麻薬組織と警察の特殊部隊との抗争が勃発する。
完成まで構想10年、撮影142日間をかけた本作の監督は、歌手や俳優として活躍した後、Jホラーの旗手・清水崇監督のプロデュース作『キョンシー』で映画監督デビューを果たしたジュノ・マック。音楽には坂本龍一とネイト・コネリーが参加し、坂本は本作の音楽で香港のアカデミー賞と称される第44回香港電影金像奨の最優秀オリジナル映画音楽賞を受賞した。
金城武が演じるのは、表向きは健全な商社、裏では香港の麻薬取引を牛耳る一族の末息子・李霧童〈レイ・モウトウン〉。ある雪の日に起きた爆破事件で会長である父の李珀山が他界し、警察に追われて逃亡中の兄に代わって霧童は実質の後継者の座に就くことになる。霧童は恋人の劉思欣〈ラウ・シーヤン〉との間に新しい命が誕生しようとしていることをきっかけに一族が抱える不名誉な過去を一掃すると決意するが、一族に忠誠を誓う側近たちや思惑を抱える権力者たちが主導権を握ろうと画策し、激しい抗争が幕を開ける。
さらに共演には、ラウ・チンワン、ルイス・クー、レオン・カーフェイ、カオ・ユアンユアンといった香港を代表する名優たちが集結。香港電影金像奨で最優秀主演男優賞の最多ノミネート記録を持つラウ・チンワンが演じる王志達〈ウォン・ジータック〉は、難病の娘を持つシングルファーザーで麻薬取締部の総警司で、娘の治療費を稼ぐため麻薬密売人の麻薬を横取りして市場に横流ししている。『トワイライト・ウォリアーズ 決戦!九龍城砦』のルイス・クーが演じる程文星〈チン・マンシン〉は霧童に雇われる殺し屋集団「清掃人」のリーダーで、家族はおらず天涯孤独の身ながら、麻薬組織と警察による複雑な争いに巻き込まれていく。
また、『愛人/ラマン』などで知られるレオン・カーフェイ演じる戴文傑〈ダイ・マンギッ〉は、爆破事件後に警察の人員不足から犯人追跡捜査の指揮を執ることになった元・警察総警司で、過去の捜査がきっかけで重いトラウマを抱えている。そして霧童の恋人で心理療法士の劉思欣を演じるカオ・ユアンユアンは、爆破事件の容疑者がかつて彼女の患者だったことから警察に疑いを持たれ、捜査の対象となる。
なお本日10月11日(日)は、金城武の53歳の誕生日。それを記念して解禁された場面写真は、7年ぶりの主演映画でも昔と変わらない端正なルックスに渋みが増した姿が光る全4点となっている。

主人公でありながら悪役でもある霧童の魅力について、金城は「僕は、悪人にもそれぞれの物語があると思っています。どの角度から物事を見るかということが大事です。確かに霧童は悪役ですが、香港の麻薬密売を支配する一族に生まれたことは彼の選択ではありません。彼は麻薬が大嫌いで、商売を続けることに辟易している。彼は彼の信念を胸に、一族を変えようと努力しています。でも同時にその世界の人間でもありますから、彼は自身の手は汚さずに、人をうまく利用して手を下す知恵を持っている賢い男なのです。その矛盾こそが、僕には魅力的に映りました」と語る。
また、撮影では言語に苦労したようで、「霧童は外国語も操ってビジネスをします。今回、イタリア語とスペイン語が出てきますがそれは僕にとって魅力の一つであり、最大の難関でもありました。撮影に入るかなり早い段階からイタリア語とスペイン語のセリフを先にもらって丸暗記して覚えました。実は広東語もあまり得意ではなかったので、そのセリフも丸暗記しました。単語を一つずつインターネットで意味を調べて覚え、その後に言語の先生に発音を教えてもらいました。僕の役に馴染む発音や速度を研究しました」と述懐した。

