重岡大毅や田中みな実らが感謝を語る役作りでのエピソードとは
『5秒で完全犯罪を生成する方法』メイキング写真解禁、新鋭・近藤亮太監督の挑戦を捉えた全4点
2026.08.21 08:00
© 2026 Gaga Corporation/Storm Labels Inc./Studio i3
2026.08.21 08:00
9月11日(金)公開の映画『5秒で完全犯罪を生成する方法』からメイキング写真4点が解禁された。
物語はフリーライターの初海航〈はつうみ・わたる〉が意図せず殺人を犯してしまった妹・幸来〈さら〉を守るため、生成AIに完全犯罪の実行方法を尋ねるところから始まる。指紋を拭き去り、死体に死化粧を施しアリバイを工作するなどAIの指示に従って事情聴取を乗り切ったかに見えた兄妹。しかし事件は世間を騒がせる連続殺人と同じ手口だと知らされ、思いもよらない展開を見せ始めた事態の真相を探るうち、航はやがてトップ女優の七希〈なつき〉にたどり着いていく。
主人公の初海航を重岡大毅(WEST.)が演じ、妹・幸来役を原菜乃華が務める。原案・脚本・プロデュースを手がけたのは岡田道尚。監督は2023年に第2回日本ホラー映画大賞を受賞し、その短編を長編映画化したデビュー作『ミッシング・チャイルド・ビデオテープ』(2025年)で新人らしからぬ卓越した映像センスと演出手腕を見せた近藤亮太が務めた。
監督への抜擢理由について、プロデューサーの松下剛はギャガ配給作品『サブスタンス』(2024)の上映イベントでの近藤のトークがきっかけだったと明かす。「『この人は映画好きだな』と思ったんですよね。ホラー映画だけじゃなくて、映画全般に対する知識が豊富で、造詣も深い」と語る松下は、岡田が脚本に込めたビジョンを具現化するには近藤のような鋭い感性をもった才能がぴったりだと判断した。

オファーを受けた近藤にとって、本作最大の魅力は「生成AIのような、目に見えないものに囚われている人たちの話」だったことだという。「普段、ホラーとして撮っている幽霊などとそう違わないんじゃないかと思って、親和性を感じたんです」と、得意のホラー領域との接点を語った。
また近藤は重岡や原、田中みな実にそれぞれの役柄の参考として複数の映画作品を紹介したという。単に映画をよく知っているだけでなく、映画をひとつのコミュニケーションツールとして、役柄のイメージや感覚を共有する近藤の姿に田中は感嘆したといい「監督はほんとうに映画が大好きなんだなと思いました。言葉で説明するよりも、形容詞をざっと並べるよりも、その作品を観て感じ取る何かエッセンスのようなものを教えてもらったことで、役柄をより深く掴むことができました」と感謝を述べている。

主演を務めた重岡は「撮影前の準備段階で、航の心情をロードマップにして説明してくれたり、話し合う機会を設けていただきました。航という人物像を一緒に作れたと思います。現場では僕に委ねてくれることも多かった印象です」と撮影現場を振り返る。対する近藤監督は重岡の印象を「とにかく話しやすい。助監督や若いスタッフにも積極的に話しかけていて、チームでやっているんだという雰囲気を作ってくれました」と語り、「重岡くんはテイク毎に芝居が変わる。その瞬間瞬間で、まるでコントロールしていないかのようにいろんなパターンを出してくれるんです。撮影を進める中で、重岡くんの演じる航を大事にしたい、受け止めたいと感じましたし、僕に委ねてくれているんだと思い、嬉しかったです。芝居が違うことで編集の際にはとても苦労をしたのですが…」と重岡の存在に大いに刺激を受けたことを明かした。新たに解禁されたメイキング写真4点には、そんな重岡と言葉を交わす近藤の様子などが収められている。

映画『5秒で完全犯罪を生成する方法』メイキング写真 © 2026 Gaga Corporation/Storm Labels Inc./Studio i3
