2026.08.12 07:00
©月村了衛/映画「槐」製作委員会
2026.08.12 07:00
広瀬アリスが主演を務める映画『ENJU エンジュ』が2027年3月26日(金)に全国公開されることが決定し、特報映像とティザービジュアルが解禁された。
原作は、月村了衛による予測不能のサバイバル・アクション小説『槐(エンジュ)』(光文社文庫刊)。月村は『機龍警察』シリーズなどで山田風太郎賞や日本推理作家協会賞を受賞し、直木賞候補にも選出されるなど高い評価を得てきた実力派作家で、同氏の作品が映画化されるのは今回が初となる。

物語の舞台は、とある学園の野外活動部の生徒たちが合宿に訪れた湖畔のキャンプ場。レジャー客で賑わう平和な一角だったが、突如として凶悪な犯罪グループ「クラック」に襲撃され瞬く間に惨劇の舞台へとなってしまう。絶体絶命の危機に瀕した生徒たちを救うために立ち上がったのは、地味で目立たない副顧問・由良先生。彼女の真の姿は、凄腕の暗殺者「槐(エンジュ)」だった。
表の顔は教師、その実態は凄腕の暗殺者「槐」という二面性を持つ主人公・由良季実枝/三ツ扇槐を演じたのは広瀬アリス。自ら体当たりで挑んだ本格ハードアクションで、これまでのイメージを覆す新たな「アクションヒロイン」像を打ち立てた。
監督は、『ゴールデンカムイ』『HiGH&LOW』シリーズを大ヒットに導いた久保茂昭。さらにアクション監督には『キングダム』シリーズや『ゴールデンカムイ』を手掛けた日本アクション界の第一人者・下村勇二が参加し、日本映画の枠を超えたスケール感とスリリングなサバイバルバトルを描き出す。
解禁された特報映像では、まず煙が充満する廃墟に立つ人影とともに銃を構える由良(広瀬アリス)の姿が映し出される。それから「先生は僕たちを守る殺人マシンでした」という衝撃的なナレーションが響くとショットガンやナイフを駆使した激しい戦闘が繰り広げられ、広瀬のクールで切迫した表情で締められる臨場感あふれる映像となっている。
併せて解禁されたティザービジュアルには、「生徒を守るのは、わたしの責務。」という力強い言葉とともにタンクトップ姿で存在感を放つ広瀬の姿が描かれている。その表情は、これまでの明るいイメージを覆す“最強の女暗殺者”そのものので、さらに「生き延びるか全滅か」という過酷なサバイバルを予感させる一文も重なり、怒濤のハードアクションと壮絶な死闘への期待が高まるビジュアルとなっている。
なお本作の撮影はワンシーンに4日間をかけるなどハードなものだったようで、アクション撮影直後の広瀬は「リアルな生傷やあざがたくさんできましたが、良い勲章だなと思っています」と振り返った。一方で合間には、広瀬の愛犬であるフレンチブルドッグのベベちゃんが現場にサプライズ登場したそうで、凄腕の暗殺者役から一転、愛犬を前にデレデレの笑顔をこぼす広瀬の姿に空気が一瞬で和やかに包まれる一幕もあったという。
広瀬アリス 撮影中コメント
クランクアップを直前に控えた気持ち
アクション練習を含め、半年以上かけて1つの役作りをやらせて頂くのが本当に数年ぶりだったので、とにかく必死に駆け抜けたという気持ちです。
由良希実枝/三ツ扇槐という異なる2つの顔を持った役柄でしたが、この役を演じるにあたって意識された点や大切にされたこと等をお聞かせいただけますでしょうか?
由良先生の方は寡黙な役なのでセリフも少ないこともあり、無機質な感じを出せればと思いながら演じていました。槐の方はとにかくアクションが多いので、クールな部分は残しつつ、敵役や生徒たちとの会話では感情的になったりとか、そのエモーショナルになるタイミングっていうのは、ここ以降は人間味がある方がいいね、など細かく監督と話し合いながら演じてました。
武器も使った多彩なアクションシーンについて
最初は本当に地道に基礎トレでした。それをひたすら3か月、4か月ぐらいでしょうか、今年は『ENJU エンジュ』の撮影だけではなかったので、色んな作品を縫いながらでしたけど、とにかくずっと基礎トレです。でもやっぱり圧倒的に筋力が私は足りなくて、銃を少し持つだけでも筋肉痛になったりとかしていたので、個人的にも筋トレをしたりとかして、どんどんどんどん体がごつく、大きくなっていきました(笑)
印象に残ったシーンや出来事
「プロっぽく見せたい」と(アクション監督の)下村さんにはずっと言われていて、「あと少しのけぞれられたら」とか「あと1歩踏み込みが出来てたら」とか、そういったディティールについて事細かにアクション指導を頂いていたので、そこが本当に大変でしたね、魅せ方…でしょうか。
由良先生、槐とはどのような存在か
格好良い女性ですよね。私は元々小さい頃から女性が格好良く、美しく舞い乱れていたり戦ったりするような、女性が輝いている作品がすごく大好きで。まさに今回の『ENJU エンジュ』は彼女がとにかく激しく戦い、乱舞し躍動しているのが本当に格好良いので、私はすごく自分の理想的な作品に参加させていただいたなと思っていますし、新しい広瀬アリスを作ってくれた人物だと思っています。
久保監督とのやり取りで印象的だったこと
監督は基本的にすごく役者さん優先で考えてくださり、私が演じる感情の流れっていうものをとにかく大事にしてくださるので、とても円滑にわかりやすいコミュニケーションが取れたと思っています。本当に有難かったですし、感謝しています。
