酒井若菜、川上麻衣子、二村仁弥らも物語を強烈に彩る
磯村勇斗×末澤誠也W主演『mentor』追加キャスト6名解禁、綾野剛の“最愛の妻”役に木南晴夏
2026.07.02 14:00
Ⓒ2026「mentor」製作委員会
2026.07.02 14:00
磯村勇斗と末澤誠也(Aぇ! group)がW主演を務め、10月16日(金)に公開される映画『mentor』(読:メンター)の追加キャストが一挙解禁された。
脚本・監督を務めるのは、映画『ミッシング』『空白』など、観る者の心に鋭く切り込む“人間描写の鬼”𠮷田恵輔。本作は、無邪気な花火遊びをきっかけに過去に囚われたまま大人になった2人の青年と彼らの運命を狂わせていく“メンター”との歪な再会を描き、不穏さと可笑しさ、違和感と共感が入り混じるなかで観る者の感情をかき乱していく。
磯村勇斗が演じるのは、幼い頃の花火遊びをきっかけに人生が変わり、罪の意識に蓋をしたまま“普通”に生きようとしている龍之介。末澤誠也は、火災の日から時間が止まったまま普通の人生を諦め、空虚な日々をやり過ごす拓海を演じる。そして二人の無邪気な花火遊びによる火災で妻子を失い、物語の鍵を握る重要な“メンター”となる埜本役には綾野剛。3時間をかけた火傷の特殊メイクで圧巻の怪演を見せる。
今回新たに解禁されたキャストは6人。綾野剛演じる埜本の妻で火災により命を落とした涼子役には、𠮷田組初参加となる木南晴夏。ドラマ『ブラッシュアップライフ』(23)や映画『愚か者の身分』『悪い夏』(25)でも鮮烈な存在感を放った木南が、火災前の埜本の幸せな日常の象徴として彼の中に生き続ける記憶の核心を瑞々しく体現する。その涼子の妹であり埜本の義理の妹にあたる生田麻衣子役には、ドラマ『木更津キャッツアイ』(02)で一躍脚光を浴びて以降、『それでも、生きてゆく』(11)や『透明なゆりかご』(18)など数々の作品で確かな足跡を残してきた酒井若菜。埜本も通う歌謡スナックを営むママである麻衣子は、15年の時を経て再会した龍之介と拓海に対し不自然なほど優しすぎる態度をとる埜本の“見えない胸の内”に、言葉にならない不安を募らせていく。
また、末澤誠也演じる拓海を心配しながらも支えている母親役に映画『その男、凶暴につき』(89)での強烈な印象や、ドラマ『3年B組金八先生』をはじめ数々の名作で確かな足跡を残してきた川上麻衣子。さらに、アーチェリーのオリンピック日本代表という夢を追いかけ“普通”に生きようともがく龍之介の後輩・坂本修斗役を『ナミビアの砂漠』(24)、『爆弾』(25)など話題作への出演が相次ぎ、𠮷田監督作品へは『四月の余白』に続く2作目の出演となる二村仁弥が演じる。そして、当時埜本と同じアパートに住んでいた元住人・井川直美役を『敵』(25)などでも底知れない存在感を示した黒沢あすか、その父・井川重明役を『PERFECT DAYS』(23)や『悪は存在しない』(23)など国内外で高い評価を受ける作品で物語に重厚な奥行きをもたらしてきた田村泰二郎が名を連ねる。
併せて埜本涼子役の木南晴夏、生田麻衣子役の酒井若菜、坂本修斗役の二村仁弥ら3人からコメントも到着。木南は𠮷田組初参加への喜びと綾野との撮影を振り返り、酒井は念願だった𠮷田監督作品への出演や現場での思いをコメント。𠮷田監督作品へは2作目の出演となる二村は、初めて挑んだアーチェリーや撮影を振り返り、観客に向けたメッセージを寄せている。
コメント一覧
木南晴夏(埜本涼子役)
𠮷田恵輔監督の作品に参加できることが、まず何より嬉しかったです。脚本も、思わず引き込まれるような不穏さとユーモアがあって、その絶妙なバランスがとても好きでした。その独特な世界観にワクワクしながら読み進めました。
現場はとても穏やかな雰囲気で、限られた撮影日数の中で緊張していましたが、監督と綾野さんが作ってくださる優しい空気に助けられました。
この不思議で魅力的な世界の一部になれたことを、とても幸せに思っています。
酒井若菜(生田麻衣子役)
優しい言葉が飛び交うほど、心が痒くなる。柔和な笑顔を見せるほど、観ていて不安になる。あっさり受け流すほど、湿気がまとわりつく。
本音で話してるのは誰?
“十字架を背負う”ということは、十字架にすがり依存することなのか。
個人的には、念願だった𠮷田監督の作品に出演できて、とても嬉しかったです。ここ数年で最も明るく温かく、プロフェッショナルな現場でした。この作品に関わったすべてのかたが大好きです。1人でも多くのかたが映画館に足を運んでくださることを願います。
二村仁弥(坂本修斗役)
今作の出演が決まった時、僕はお酒を飲んでいました。その夜の帰り道、スキップをしたのを覚えています。初めてのアーチェリー、すばらしい俳優たちとスタッフ陣。心地いい緊張感と共に作品と向き合えました。 個人的に、映画館へ足を運んでいただく皆さんによって『mentor』という作品が完成すると思っています。エンドロールが終わり、映画館に灯りが再びつく時、皆さんがどんな感情になるのか、どんな思いを抱くのか、楽しみです。
