レイフ・ファインズとジャック・オコンネルが睨み合う場面も
シリーズ最新作『28年後… 白骨の神殿』史上“最も救いのない”恐怖と狂気が描かれた本編映像解禁
2025.12.11 18:00
2025.12.11 18:00
2026年1月16日(金)に日米同時公開となるニア・ダコスタ監督作『28年後… 白骨の神殿』の本編映像と場面写真が解禁された。
本作はアカデミー賞受賞監督のダニー・ボイルとアカデミー賞ノミネート脚本家アレックス・ガーランドという2人の天才クリエイターがタッグを組み、徹底したリアリティと臨場感を追求したサバイバル・スリラー『28年後…』(25)の続編。シリーズ4作目となる本作では、主人公の少年・スパイク(アルフィー・ウィリアムズ)が全員金髪の“謎の集団”に助けられる前作のラストシーンを出発点として、人間が凶暴化するウイルスが蔓延した28年後の世界を舞台に救いのない恐怖と狂気が描かれる。
解禁された最新映像に映し出されるのは、「28」シリーズでおなじみの感染者が“全速力”で襲い掛かる場面や、逃げ遅れた人が感染者に目潰しされる恐ろしいシーン。最初の感染拡大から28年が経っても未だ感染者だらけの世界を生き抜くには、逃げ惑うか、自衛のために感染者を殺さなければならない。
さらに映像には、狂気と悪魔崇拝の教えでカルト集団を率いるジミーと亡き人を弔い続ける医者のケルソンという、前作では交わらなかった2人が対面するシーンも。ジミーは抗い難いカリスマ性と狂気的な思想で、“地獄”に魂を捧げるため人間を痛めつけては殺す儀式を繰り返すカルト集団〈ジミーズ〉を率いており、感染を逃れわずかに生き延びた人間たちにさらなる恐怖を与えていた。なお、ジミーは子供たちを洗脳することで集団を作り上げており、ジミーズの面々はジミーと同じようにカラフルなジャージを着て金髪姿になっている。救いのない世界でジミーのカリスマ性に心酔している彼らは、ジミーに命令されれば人間も躊躇なく殺してしまう。
一方で医者のケルソンは、“メメント・モリ(死を想え)”の心を忘れず亡くなった何万もの感染者や人間の骨を積み上げ、追悼のために不気味な白骨の神殿を作り上げていた。世界が一変してから家族を失い孤独に暮らすケルソンは「感染は治療できるはず」と信じ、医師としての知識を活かしてウイルス感染の謎を解明するべく日々研究を続けている。
監督を務めるニア・ダコスタは、ケルソンとジミーがにらみ合う緊張の一瞬について「ジミーの乱入はケルソンの試みのすべてを危険にさらすようなものです。2人のシーンは、まさに“巨頭対決”にふさわしい場面になっています」とコメント。なお、ケルソン役を主演作『教皇選挙』(25)でアカデミー賞にノミネートされた名優レイフ・ファインズ、ジミー役を『罪人たち』(25)での悪役が高く評価されたジャック・オコンネルが演じている。
