“理想の家”に隠された秘密に翻弄される若夫婦の物語
清原果耶×井之脇海×池津祥子共演の舞台『レディエント・バーミン』来年6月上演、演出は白井晃
2025.11.14 18:00
2025.11.14 18:00
白井晃が演出を手掛ける舞台『レディエント・バーミン Radiant Vermin』が2026年6月にシアタートラムにて上演されることが決定した。
英劇作家フィリップ・リドリー作の『レディエント・バーミン Radiant Vermin』は2015年にイギリスで初演され、日本では白井の演出により2016年に初演。夢のような家に隠された秘密に翻弄される若夫婦を中心に描く物語で、夫婦のオリーとジルを高橋一生と吉高由里子、二人の前に現れる謎めいた不動産仲介人ミス・ディーをキムラ緑子が演じ、濃密な空間で繰り広げられる先鋭的なリドリー作品は大きな話題を呼んだ。
フィリップ・リドリー作×白井晃演出による上演は、そのほか『ピッチフォーク・ディズニー』(2002)、『宇宙でいちばん速い時計』(2003)、『ガラスの葉』(2010)、『マーキュリー・ファー Mercury Fur』(2015、2022)、『メルセデス・アイス MERCEDES ICE』(2023)と6作品にのぼる。今回の『レディエント・バーミン Radiant Vermin』再演では海外の先端戯曲を改めて紹介するとともに、初演で得られた優れた成果をもとにさらに刺激的な創作と発信を目指す。
妻のジル役を演じるのは、2015年のNHK連続テレビ小説『あさが来た』での俳優デビュー以降、映画『青春18×2 君へと続く道』『碁盤斬り』『片思い世界』に出演、連続テレビ小説『おかえりモネ』、ドラマ『ファイトソング』『マイダイアリー』『初恋DOGs』などの話題作では主演を務め、初舞台となった『ジャンヌ・ダルク』では読売演劇大賞杉村春子賞も受賞した清原果耶。夫のオリー役は、ドラマ『晩餐ブルース』やNHK大河ドラマ『べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~』や、舞台『エレファント・ソング』『ボクの穴、彼の穴。W』『リプリー、あいにくの宇宙ね』に出演し、現在放送中のドラマ『ぼくたちん家』にも出演中の井之脇海が務める。
そんな2人の前に突然現れる謎めいた不動産仲介人ミス・ディーを、近年は舞台『Wife is miracle~世界で一番アツい嫁~』、連続テレビ小説『あんぱん』や現在放送中のドラマ『じゃあ、あんたが作ってみろよ』、公開中の映画『ストロベリームーン 余命半年の恋』に出演し、2026年1月には舞台『クワイエットルームにようこそ The Musical』も控える池津祥子が演じる。
芸術監督である白井が2025年度に世田谷パブリックシアターの主催公演において掲げたテーマは“わたしは、この世界にどう生きるか。”ということ。「変化と対峙し、見つめ、しっかりと耳を傾けることで、『わたし』の生き方を見つけたいと思うのです」と語る白井が2026年度の上演作品に選んだ本作にも、現代社会への鋭い視線が描かれている。