「これはまさに銀河の衝突」監督は映像作家・山田智和
米津玄師×宇多田ヒカル「JANE DOE」MV公開、同じベンチに座る2人が互いに重力を及ぼし合う
2025.09.23 21:55
2025.09.23 21:55
現在公開中の劇場版『チェンソーマン レゼ篇』のエンディング・テーマで、米津玄師と宇多田ヒカルが歌唱する「JANE DOE」(読み:ジェーン ドウ)のミュージックビデオが公開された。
「JANE DOE」は米津玄師が作詞作曲を手がけ、宇多田ヒカルを客演に迎えたデュエットソング。9月22日(月)に配信リリースされると各配信サイトで軒並み1位を獲得し、デイリーチャートでは37冠を記録した。
そのミュージックビデオの舞台は駅のホームで、全身黒の衣装に身を包んだ2人がベンチを隔てて座るシーンが印象的な映像。行き先の違う2人がそれぞれ途中乗車と途中下車でたまたま同じベンチに座り、交錯するわずかな瞬間で目に見えない大きな円のように互いにほのかな重力を及ぼし合う物語となっている。
監督は、米津玄師の「Lemon」「馬と鹿」「さよーならまたいつか!」などのMV、宇多田ヒカルの「Mine or Yours」「何色でもない花」「Gold ~また逢う日まで~」などのMVや昨年行われた「SCIENCE FICTION TOUR 2024」の演出を手がけた映像作家/映画監督の山田智和。山田からコメントも到着している。
山田智和 コメント
私たちは宇宙の暗闇のなかで、互いにほのかな重力を及ぼし合いながらくるくると回り続ける。
触れ合えるくらいの近くにいても、私たちはみんな別の星。それぞれの回転を持ち、それぞれの夜を見る。
これはまさに銀河の衝突。光とも闇ともつかない場所の、永遠のような一瞬。
劇場版『チェンソーマン レゼ篇』の主題歌「IRIS OUT」とエンディング・テーマ「JANE DOE」両曲を収録した米津玄師のダブルA面シングル『IRIS OUT / JANE DOE』は9月24日(水)リリース。商品は初回限定となる「IRIS OUT盤」「JANE DOE盤」「通常盤」の全3形態で、「IRIS OUT盤」は「レゼ」の衣装を想起させるスペシャルパッケージ仕様。「JANE DOE盤」は割れたガラスをモチーフとした破片ケースと七色に光るジャケットが美しい仕様で、DVDには劇場版 『チェンソーマン レゼ篇』 本予告に加え「KICK BACK」のMV、ライブ映像が収録される。
また、法人特典は米津描き下ろしの「IRIS OUT」「KICK BACK」の絵柄によるホログラムステッカー(2枚セット)で、初回特典として「米津玄師 2026 TOUR / GHOST」のチケット2次先行の申込ができるシリアルナンバーが封入される。なお劇場版『チェンソーマン レゼ篇』は9月19日(金)に公開を迎え、週末観客動員ランキング1位を獲得(興行通信社調べ)する大ヒットスタートを切っている。