池松壮亮、麻生久美子、吉岡里帆、森川葵らの場面写真も解禁
映画『オリバーな犬』主題歌はドラマに続きEGO-WRAPPIN’、オダギリジョーが信頼をコメント
2025.08.15 18:00
© 2025「THE オリバーな犬、(Gosh!!)このヤロウ MOVIE」製作委員会
2025.08.15 18:00
9月26日(金)より公開されるオダギリジョー監督・出演の映画『THE オリバーな犬、(Gosh!!)このヤロウ MOVIE』の主題歌がEGO-WRAPPIN’の新曲「phosphorus」に決定した。
本作はオダギリが脚本・演出・編集を務めたテレビドラマ『オリバーな犬、(Gosh!!)このヤロウ』(21)の映画版。主人公で鑑識課警察犬係のハンドラー・青葉一平にだけ相棒の警察犬・オリバーが欲望にまみれた犬の着ぐるみのおじさんに見えてしまうという奇抜な設定で、さらにその着ぐるみのおじさん・オリバーをオダギリ自身が演じることも話題となった。
ドラマ版に引き続き、映画版でも主人公の一平を池松壮亮が演じるほか麻生久美子、本田翼、岡山天音、黒木華、鈴木慶一、永瀬正敏、佐藤浩市、嶋田久作、宇野祥平、香椎由宇といったキャスト陣が続投。さらに先日発表された新キャストには吉岡里帆、鹿賀丈史、森川葵、髙嶋政宏、菊地姫奈、平井まさあき(男性ブランコ)、そして8年ぶりの映画出演となる深津絵里という豪華な顔ぶれが名を連ねた。
今回主題歌を書き下ろしたEGO-WRAPPIN’(エゴラッピン)は、ドラマ版でもオープニング楽曲と主題歌を担当。EGO-WRAPPIN’は1996年に大阪で結成された中納良恵(Vo・作詞作曲)と森雅樹(G・作曲)によるユニットで、2000年に発表された「色彩のブルース」が異例のロングヒットとなり、以降も「くちばしにチェリー」(00)や「裸足の果実」(19)などジャンルに捉われない自由な音楽を多数輩出してきた。今回の新曲「phosphorus」は、ゆったりとしたテンポに妖艶な歌声と控えめながら存在感を放つ楽器のサウンドが重なることによって映画のミステリアスさが一層増すような楽曲で、10月22日(水)にアナログリリースされることも決定。なお、監督のオダギリとEGO-WRAPPIN’の森から主題歌についてコメントも寄せられている。
併せて個性溢れるキャラクターたちの場面写真10点も解禁。カリスマハンドラー・⽻⾐弥生(深津絵里) に対し驚きと怪訝な表情を浮かべる一平とオリバーや、一平とオリバーの動きがシンクロし息ぴったり(?)な姿が捉えられている。

新場面写真にはドラマシリーズからのファンには嬉しい面々の姿も。鑑識課警察犬係の一平の上司で隙あらば前髪を切っているため極端に前髪が短い漆原冴子(麻生久美子)は強い眼差しで真剣に一点を見つめ、昔は刑事だったが現在はフリーランスの記者である溝口健一(永瀬正敏)は何か含みのある表情でこちらを見ており、スーパーボランティアのコニシさん(佐藤浩市)はピースサインで得意げな表情を見せる。また、背中合わせで腕組みをしているテンちゃん(吉岡里帆)と漆原の父・富章(鹿賀丈史)による姪&叔父コンビや、憂いを帯びた表情のトトちゃん(森川葵)、何かを見てしまったのか驚いている不思議なおじさん(髙嶋政宏)など新メンバーを写したカットも解禁されている。


オダギリジョー監督 コメント全文
同い年の森さんとは何となく感覚が似ているのか、余計な説明や話し合いをしないでも、必ずカッコいいオリバーな劇伴(音楽)を作ってくれます。
今回の主題歌となった『phosphorus』は元素記号『P』で表される『リン』のことですが、その語源はギリシャ語で『光を運ぶもの』なんだそうです。
この映画が持つ、『ダークで荒廃的な』雰囲気を纏いながらも、そこに立つ人間の『宿命』や『希望の光』を感じさせる尊い楽曲だと感じています。
救いを求めるようなボーカルは、しかし同時に、強く抗う意志を感じさせ、地底に埋め込まれたギターノイズが美しく世界を支えています。
本編の最後、エンドロールが流れ始めた時、改めてこの曲と共に様々なシーンが頭を駆け巡り、貴方の中にこの映画は完成するのだろうと思っています。
音の良い劇場で、是非、体感してください。
森 雅樹(EGO-WRAPPIN’) コメント全文
今回もオダギリさんの大きな器と、広い心、そして耳でもって導いて頂いた今作の音世界も魅力満載!
名曲も誕生!!更なる阿吽の呼吸で、少しでも監督のこだわりに寄り添えて、幸せでした!!
場面写真 ©︎ 2025「THE オリバーな犬、(Gosh!!)このヤロウ MOVIE」製作委員会