新場面写真は8点、大阪でワールドプレミア上映も決定
阪元裕吾最新作『フレイムユニオン』殺し屋映画とは思えない“のどかな”デザインのポスター解禁
2025.08.13 15:00
©「フレイムユニオン 最強殺し屋伝説国岡[私闘編]」製作委員会
2025.08.13 15:00
10月10日(金)より公開される阪元裕吾監督最新作『フレイムユニオン 最強殺し屋伝説国岡[私闘編]』のポスタービジュアルと、新たな場面写真が解禁された。
本作は、『ベイビーわるきゅーれ』(21)『ネムルバカ』(25)などを手掛けた阪元裕吾監督のキャリアの原点とも言えるシリーズ最新作。フリーで殺しを請け負う殺し屋の日常を描いた同シリーズではこれまで『最強殺し屋伝説国岡[完全版]』(21)『グリーンバレット 最強殺し屋伝説国岡[合宿編]』(22)が公開され、本作はその続編にあたる。
殺し屋の真中卓也は、大きなミスを犯し命の危機に瀕していたところを同じ殺し屋の国岡昌幸に救われる。その一件で殺し屋協会から謹慎処分を受けてしまった真中は、突然現れた“京都殺し屋ランキング元祖1位”である父親に「まともに仕事もできねえなら、実家の手伝いせえアホ!」と一喝され家の手伝いに徹することになった。しかし様子を見にきた国岡の「お前さ…本当は殺し屋やめたくないんじゃないの?」という言葉が真中の眠っていた闘志に再び火を灯し、再び殺し屋として生きる決意を固め特訓の日々を始める。国岡昌幸役を伊能昌幸が、前作『グリーンバレット』から国岡の相棒として頭角を現した真中卓也役を松本卓也が務め、W主演を担っている。
解禁されたポスタービジュアルには、青い服の真中とオレンジ色の服の国岡が、どこかの釣り堀で肩を並べ糸を垂らしている様子が映る。座る2人の間を「なぜ殺し屋を続けるのか?」というコピーが隔てる、殺し屋映画とは思えない程のどかなシチュエーションのデザインとなっている。
併せて解禁となった追加場面写真は8点。真中がナイフを持ち鋭い眼光で戦う姿や、国岡の自然な表情を撮ろうとしている阪元監督を捉えたオフショットなどが切り取られている。

©「フレイムユニオン 最強殺し屋伝説国岡[私闘編]」製作委員会
また、本作の主題歌が4人組ガールズバンド・東京初期衝動の「さよならランデヴー」に決定した。日常の不満、恋愛の葛藤、若者の衝動といったテーマをストレートな言葉で表現してきた東京初期衝動は、9月24日(水)にメジャーデビューアルバム『東京初期衝動』を発売予定。それに先駆け映画主題歌「さよならランデヴー」は8月27日(水)より配信される。
また、本作は8月29日(金)より開催される第21回大阪アジアン映画祭にて特別招待作品としてワールドプレミア上映されることが決定。阪元監督の出身地である大阪で世界初のお披露目となる。