Bezzy[ベジー]|アーティストをもっと好きになるエンタメメディア

アーティストをもっと好きになるエンタメメディア

NEWS

凪良ゆう珠玉の一作を藤井道人監督が映画化、コメントも到着

横浜流星×広瀬すずW主演、15年に渡る深い愛と人生の選択を描く『汝、星のごとく』来年公開

2025.07.03 05:00

2025.07.03 05:00

全ての画像・動画を見る(全6点)

横浜流星と広瀬すずがW主演を務める映画『汝、星のごとく』が2026年に公開決定。2025年7月より撮影が開始されることが発表された。

原作は『流浪の月』や『美しい彼』シリーズで知られる作家・凪良ゆうの最高傑作との呼び声も高い同名小説。「第20回本屋大賞」をはじめ「2022王様のブランチBOOK大賞」や「キノベス!2023第1位」など数々の賞を受賞、7月15日(火)には文庫本発売も控え、シリーズ累計発行部数は100万部を超える。

物語の舞台は風光明媚な瀬戸内のとある島。心に孤独を抱えた高校生の男女が出会い、恋に落ちてから15年間、それぞれの運命に翻弄されながらも愛を育む姿を描く。

映画『正体』(24)や『国宝』(25)などで高い評価を得る主演の横浜流星が演じるのは、京都から島に転校してきた男子高生・青埜櫂(あおのかい)。もう一人の主演で、『遠い山なみの光』や『宝島』など重厚感のある作品への出演が続く広瀬すずは、島で生まれ母親と暮らす女子高生・井上暁海(いのうえあきみ)を繊細かつ丁寧な演技で魅せる。今年のカンヌ国際映画祭でその名を世界に知らしめた横浜と広瀬だが、どちらも原作者・凪良の作品に出演するのは映画『流浪の月』に続き二度目となり、本作では15年にわたる愛と選択の物語に挑む。

監督を務めるのは『新聞記者』(20)で第43回日本アカデミー賞最優秀作品賞を受賞し、最新作『正体』では日本アカデミー賞最多12部門で13受賞・最優秀監督賞の快挙を成し遂げた藤井道人。かねてから原作ファンであった横浜が過去6度のタッグを組む藤井監督に映画化を提案、広瀬も藤井組への参加を熱望していたといい、本作で念願のタッグが実現する運びとなった。また、脚本はNHK連続テレビ小説『おかえりモネ』(21)や『きのう何食べた?』シリーズなど、丁寧な心情描写で支持を集める人間ドラマの名手・安達奈緒子が担当する。

コメント一覧

横浜流星/青埜櫂役
コロナ禍でふと手に取った小説が凪良先生の『流浪の月』でした。
繊細な心情描写、言葉の力、正しさや現代社会への問いかけ。美しさと残酷さが同居している世界観。
全てに心を掴まれ、映画化に携わることができ、転機となった作品になりました。
その後も一読者として楽しませて頂き、『汝、星のごとく』に出会いました。
読んだ瞬間、瀬戸内海の綺麗な景色の中に、自分が櫂として生きたいと思い、
僭越ながら凪良先生、藤井監督に長々と自分の想いを伝え、快く受け取って下さいました。
この作品を映画にするなら、人物や世界観を更に魅力的にさせる藤井監督しかいないですし、
『流浪の月』でご一緒したすずちゃんが暁海として生きてくれる。
奇跡の連続が起き、撮影が始まる前から感無量で、皆様に心から感謝しています。
責任を持ってこの作品の素晴らしさを皆様に届けますのでご期待下さい。

広瀬すず/井上暁海役
演じるのが凄く楽しみだなぁ、と思いながら本を読ませて頂きました。
何とも言えない、でも素直な愛のかたちが沢山あり、
主人公2人の世界を丁寧に、優しく寄り添っていけたらいいな、と思います。
そして、個人的に、いつか藤井組に参加してみたいと思っていたので、
監督の現場に立てる日が来た事をとても嬉しく思います。
監督と何度もやられている流星くんがいてくれるので、思いっきり頼りたいと思います。

藤井道人/監督
『汝、星のごとく』監督の藤井道人です。
この作品は、主演の横浜流星の熱い想いから実現した映画であり、その想いに僕も応えたい一心で覚悟を持って鋭意製作中です。
また、広瀬すずさんとのはじめての作品創りも心から楽しみにしています。
瀬戸内海の美しい景色と、素晴らしい凪良先生の原作、脚本の安達奈緒子さんの繊細な脚本の映像化は自分にとっても新しい挑戦になると思うので、是非応援いただけると幸いです。
撮影でお邪魔するロケ地の皆さま、何卒宜しくお願いいたします。

安達奈緒子/脚本
小説を拝読して、この作品は女性が自分自身として生きることの難しさと孤独、
責任を描き切っていると感じました。ですが読み解くうちに、《役割と自由》の間に立たされ、
引き裂かれてきたのは女性だけではない、これは全ての人々の苦闘の物語だと気付かされます。
櫂と暁海は本当に真面目です。
二人を中心に繋がっていく人々も皆同じで、凪良ゆう先生が生み出す人物は全員必死。
だから目が離せないのです。彼らの人生を生身の人間たちで表現するとしたら。
ぜひ書いてみたいと思いました。
横浜流星さんと広瀬すずさんという魅力あふれるお二人が恋人たちを演じ、
藤井道人監督が二人の心の移ろいと年月の機微を形にしてくださいます。楽しみでなりません。
『汝、星のごとく』はさまざまな愛の物語ですが、全員の切実な叫びでもあると感じています。
その声を受け取っていただけたらと思います。

凪良ゆう/原作
人は心にさまざまな一番星を持っています。つらいときや悲しいとき、楽しいときに思い出す一番星。
恋人、家族、親友……ペットや記憶もそんな星かもしれません。『汝、星のごとく』という小説はわたしの作家人生における一番星のような存在です。二度目の本屋大賞受賞という奇蹟をいただいた贈呈式で、「この小説を応援してくれたすべてのみなさんが、わたしにとって輝ける星です」とお話しさせていただきました。多くの人と巡り逢わせてくれた、この小説はわたしの宝物です。
その小説がこのたび映画になります。しかも横浜流星さんと広瀬すずさんという、わたしにとって大切な存在であるお二人と再びご一緒できる幸運とともに。監督の藤井道人さん、脚本の安達奈緒子さんをはじめとした映画チームも、この物語を光り輝かせてくれていることを日々感じています。
どうか映画に生まれ変わる『汝、星のごとく』のきらめきが、あなたのもとにも届きますように。

全ての画像・動画を見る(全6点)

作品情報

汝、星のごとく

汝、星のごとく

2026年公開
配給:東宝

キャスト&スタッフ

出演:横浜流星 広瀬すず
原作:凪良ゆう『汝、星のごとく』(講談社文庫)
監督:藤井道人 脚本:安達奈緒子
制作プロダクション:TOHOスタジオ ドラゴンフライ
配給:東宝

RANKINGランキング

RELATED TOPICS関連記事

OFFICIAL SNS

  • Twitter
  • instagram

COLUMN & SPECIAL連載&特集

ALL SERIES

RANKINGランキング

OFFICIAL SNS

  • Twitter
  • instagram