2025.01.26 15:00
2025.01.26 15:00
お気に入りは藤本一輝くんと唐木俊輔くん
──奥平さんから見て、松坂桃李さんはどういう俳優さんですか。
僕が言うのはおそれ多いのですが、完璧です。カッコいいし、スタイルもいいし、セリフは噛まないし。教室のシーンでは緊張している生徒たちの気持ちを和らげてくれるし、差し入れはおいしいし(笑)。
──ちなみに何を差し入れてくださったのですか。
すごくおしゃれないなり寿司です。スモークサーモンが乗っていて、一口サイズで食べやすい。セレクトも完璧じゃないですか?
──カッコいい大人って感じですね。
そうですね。でも松坂さんは、カッコつけてないんすよ。すごく自然。逆に理事長役の北村一輝さんは、ちょっとカッコつけてる。でもカッコつけてるのがカッコいいんです(笑)。
──ご自身はどちら派ですか。
僕はサラっとカッコいいことはできないので、北村さんにカッコのつけ方を教えてもらおうと思っています。大人の男性としてめちゃくちゃカッコいい方なので。
──3年2組の教室の雰囲気はいかがですか。学生時代は4月にクラス替えがあって、教室のムードが変わるじゃないですか。そういう感覚なのか、それともお仕事だから違う感覚なのか気になります。
めちゃくちゃいいですよ。でも、不思議な感覚です。はじめましての子もいるけれど、共演したことある子も多いし。普段からくだらないことを一緒にしている(窪塚)愛流くんと芝居をするのはちょっと違和感があるかな(笑)。でも、絶対的な安心感もありますね。
──この撮影で仲良くなった方もいますか?
お気に入りができました(笑)。川島役の藤本一輝くんと、遠藤役の唐木俊輔くん。藤本くんは隣の席で、この仕事を始めたばかりなんです。唐木くんは芸達者で、みんなを楽しませてくれる。そんな新たな出会いがありました。
──ムードメーカーになっているのは誰ですか?
ムードメーカーは徳守役の(八村)倫太郎くんかな。倫太郎くんは、声がデカい(笑)。あんなにたくさん人がいたら、大きな声を出すのに抵抗があるものなのに、あの子はリミッターがないんですよ。でも、ちゃんと周りを見てやっているんですよね。最初は知らない子が多かったクラスだけれど、倫太郎くんが明るいムードにしてくれたおかげで、皆が仲良くなったところもあって。たくさん救われています。
──クラスのキャストもすごく豪華ですよね。八村倫太郎さん、山下幸輝さん、森愁斗さんと、ドラマ『君の花になる』の8LOOMメンバーが3人もいるし(笑)。
そうそう。僕、8LOOMメンバーの宮世琉弥くんが友だちだから『君の花になる』も見てましたもん(笑)。藤本くんのような新人もいるし、富永蒼役の蒔田彩珠さんのように学園ドラマが初めてという子もいるし、これまでの学園ドラマとはちょっと違ったテイストのキャスティングですよね。
──3年2組の豪華なキャストを見るだけでも、生徒それぞれにいろいろな話がありそうでワクワクします。奥平さんがこの作品、この役で個人的に今楽しみにしていることはありますか。
神崎を演じる上では、怖いことしかないですよ(笑)。でも神崎って、3年2組の中だけで動くのではなく、外に出ていろいろな人と会う役なんです。たくさんの方と一緒にお芝居できるのはすごく嬉しいし、楽しみですね。
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