ドラマ『アリスさんちの囲炉裏端』2人の飾らない素顔トーク
流行りのタイパは意識する?馬場ふみかと佐藤瑠雅が思う“心を守るため”の生きる速度
2025.01.13 17:30
2025.01.13 17:30
楽しそうだなとは思うけど、室内が好きです
──お話を聞いている限りだと、二人ともアウトドア適性はある感じですか。
馬場 いやいやいや、そんなことないと思いますよ。普段からあんまりアウトドアとかしなくて。
佐藤 僕もしないですけど、興味はあります。暑すぎず寒すぎずの時期にキャンプとか行ってみたいなって。
馬場 むしろ寒い時期に行くといいらしいよ。寒い朝に飲むホットコーヒーがおいしいって。
佐藤 なるほど。
馬場 今多いじゃないですか、キャンプ好きな人って。私の友達にも、本当に働いているのかなっていうくらい毎週のようにキャンプに行ってる子がいて。犬を連れて、おいしそうな料理をつくってる様子を写真とかで見て楽しそうだなとは思うけど、自分が行きたいとは思わない(笑)。
──正直で素敵です(笑)。
馬場 おうちがいいかも。室内が好きです。
──じゃあアリスみたいに東京から離れて田舎で過ごしたいという気持ちも……?
馬場 たまにありますよ。疲れたときとか、突然田舎に帰って友達と温泉に行ったり。あんまり計画性がないんです。だから、スケジュールの合う友達とパッとホテルを取って旅に出ることはあります。でもそのときもあんまり宿からは出ないかも。温泉に入って、あとはずっとお酒を飲んでるのが好きです。
佐藤 東京から離れたいという気持ちは今のところ別にないですけど、夏に6〜7年ぶりに岩手のおばあちゃん家に行ったんですよ。1泊2日しかできなかったんですけど、すごく楽しくて。夜とか真っ暗で、スマホのライトをつけても先が見えないんです。なんかそういうのもいいなって思いました。
──本作はスローライフの尊さが描かれていますが、実際の現実社会は効率主義。「タイパ(タイムパフォーマンス)」という言葉もよく聞かれます。
馬場 私もすごくせっかちではあるんですよね。でもそれだけではつまらないというか、情緒がないなとは思います。
──倍速視聴とかします?
馬場 ドラマや映画ではしないですけど、それ以外だと急いでるときとかは倍速にしますね。あと、歩くのがめちゃくちゃ早いんです。駐車場で車から降りて現場まで向かう間もどんどん先に行くので、よくマネージャーさんを置いてっちゃいます(笑)。
──途中で振り返らないんですね。
馬場 そうですね。一人でも行けるし、みたいな(笑)。
佐藤 僕と逆です。うちのマネージャーさん、歩くのが早いんですよ。だから僕が置いていかれる(笑)。
──じゃあ佐藤さんはスローライフが合ってる?
佐藤 合ってるんですかね。決まってることは早く終わらせたいタイプなんですよ。夏休みの宿題とか夏休みが始まる前に終わらせるタイプだったんで。
馬場 すごい。私、やらなかった(笑)。
佐藤 やらなかったってどういうことですか(笑)。
馬場 小学校のときって、よく宿題で自由研究とかあるじゃない? そういうのって大体新学期が始まって最初の1週間で発表があるので、その間だけ学校を休んで、終わったら何もなかったような顔をしてしらっと学校に行ってました(笑)。
佐藤 すごい(笑)。せっかちかどうかはわからないですけど、効率はわりと気にするタイプかもしれないです。
馬場 へえ。どういうところで?
佐藤 料理をするときとか、これは2つフライパンを使ったほうが早いなとか、わりと段取りは気にしますし、洗濯やりながら別のことを同時に進めたり、家のことに関しては結構効率を考えながらやっていますね。
──消費スピードはどうですか。物を長く使うタイプか、すぐ新しいものを買うタイプか。
馬場 物持ちはいい方だと思います。でもそのせいでどんどん家の中に物が増えるんですよね。ミニマリストには絶対なれない(笑)。
佐藤 これも逆です。僕、物が少ないタイプなので。
馬場 羨ましい。ミニマリストに憧れはするんですけど、どう考えても無理。気に入ったらすぐ買っちゃうんです。一昨日もドラマの撮影があって、休憩中に見てたインスタのストーリーに可愛いスニーカーが出てきたんで、すぐ買いました(笑)。
佐藤 そうなんですね。僕の家の中、たぶん2〜3年前に着てた服とか一着もないですよ。
馬場 どういうこと?
佐藤 着なくなったらすぐ捨てるか、他人にあげるかします。
馬場 どんどん入れ替わるんだ。えー、もったいな(笑)。
佐藤 飽き性なんだと思います(笑)。
馬場 私は家の中に物が溢れすぎてて、収納に収まりきってない(笑)。
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