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INTERVIEW

ドラマ『ウイングマン』で新たな一歩を踏む20歳の現在地

「もっと勉強して、太陽のような存在になりたい」上原あまねが演技で見つけた希望

2024.11.19 12:00

2024.11.19 12:00

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憧れの俳優は小芝風花さんと満島ひかりさん

──お話を聞いている限り、上原さんは考えるのが好きですか?

意外と好きかもしれないです。あまり気づいていなかったけれど、今、言われてみて確かに考えごとしてる時間多いなって思うので、好きなんだと思います(笑)。

──妄想したりしますか?

自分でお話を作ったりとかは無いですけれど、でも、もし『ONE PIECE』の中に自分がいたら?とかの妄想はします。例えば、アラバスタ編にもし自分がいたら?とか考えます。結構強いキャラで出てきます(笑)。

──(笑)『ONE PIECE』以外でハマってるものはありますか。

免許を取って、運転がすごく楽しいです。いつかひとりでドライブにも行けるように休みの日に練習してます。実家の方の広くて安全な道で(笑)。

──勝手な印象で申し訳ないんですが、運転は大丈夫でしょうか?(笑)

それが意外とうまいらしいんですよ。母に「堂々と運転してる」って言われました。

──堂々とした運転とは?(笑)

「びくびくしながら運転してないし、周りに合わせたスピードが出せてるから大丈夫そうじゃん」って(笑)。なので、いつか自分で運転していろんなところに行きたいです。

──趣味も乗馬、ピアノ、書道、着付け、バトントワリングと多才でびっくりしたのですが、乗馬はどれくらいできるんですか?

乗馬は、ひとりで乗って歩いて曲がったり走ったりができるくらいです。もともとお芝居に活かせたらいいなと思って高校時代の1年間習ったんです。

──乗馬も演技のためだったんですね。いつか時代劇で活かせるといいですね。

そうです、出てみたいです。

──いいですね。では、上原さんが今思う演技の楽しいポイント、難しいところを聞かせてください。

先ほど言ったように、コンプレックスを長所に変えられたり、自分じゃない人のことを考えて、経験できないこともその役を通して経験できたりするのはすごく楽しいです。難しいのは、例えば、感情が素直に出せたとしてもそれだけじゃダメで、客観視して見え方とかも考えなきゃいけないとこですね。やっぱり技術というか演じる力が必要となってくるので、まだまだ自分には足りない所だなと思います。ひとつだけに集中しすぎず、自分の感情を表現しつつ「どういう風に映っているのかな?」ってことも気をつける。そこはもっと勉強が必要ですね。

──なるほど。上原さんはどんな俳優に憧れますか。

女優さんだと小芝風花さんと満島ひかりさんです。小芝さんは演じられる役の広さだったり、表情の多さだったりがすごいなと思います。私、小芝さんのお芝居を見ていると元気をもらえるんですよ。私は周りを元気にできるようなお芝居がしたいって目標があるので、どんな役をやってもパワーを感じられる小芝さんに憧れるんです。満島さんは内に秘めているものが見えるお芝居がすごいなって。セリフが無く表情だけでも、見る側がいろいろ想像できるようなお芝居をされるじゃないですか。いつか私も、あんなお芝居ができたらいいなって思ってますね。

──では、好きな映画やドラマも聞かせてください。

今は『花とアリス』が好きです。現実と夢の間にいるみたいな感覚になりません?

──岩井俊二監督の作品は、リアルさにちょっとしたファンタジーさを感じますよね。

そうなんですよ。見てる人が置いてきぼりにならないぐらいのファンタジーみたいな、あの世界観がすごく好きです。『スワロウテイル』とか『ラストレター』とかも好きですね。いつか、ああいった作品にも出てみたいです。

──この先やってみたい役はありますか?

桃子みたいな見てる人が元気になるような明るい役もやっていきたいし、全然違う腹黒いちょっと毒っけがあるような役や、いろんな役をやってみたいです。大きな目標としては朝ドラには出たいですね。それと、学生役ができる年齢のうちは学園モノにたくさん出たいです。学園モノの王道ヒロインがやりたいです。あと私、「顔つきが昭和っぽい」とか「田舎っぽい感じが似合う」って言われるんですよ。それこそ朝ドラもそうですけど、ちょっと時代を遡った作品にも挑戦してみたいです。

──やる気がみなぎってますね。では、人として自分にプラスしたいことはありますか。

周りをもっとよく見れるようになりたいです。今は自分のことで精いっぱいになっちゃうので、もうちょっと視野を広げて、器の大きい心の広い人間になりたいです。あと、これはずっとなのですが、取材とかお話しする場で思ってることを言語化するのがすごく苦手なんです。今後はもっといいコメントをできるように、もっとたくさん本を読んだりしていきたいですね。

──今日もすごくたくさんしゃべってますし、全然大丈夫だと思います(笑)。では、これからの意気込みと、ドラマ『ウイングマン』を見るみなさんへのメッセージをお願いします。

今後の目標は、やっぱり太陽みたいな存在になりたいです。小芝風花さんや『ウイングマン』の小夏さんを見てても感じましたが、やっぱりヒロインや主人公をやる方って、ほんとに周りにいるみんなが明るくなる力を持ってるんですよね。私も、見ている人にポジティブなパワーをあげられる、親しみを持って愛される女優さんになりたいです。そしてドラマ『ウイングマン』ですが、これからどんどんお話も盛り上がっていきます。ストーリーを楽しみながら、キャラクターみんなが成長していく姿をぜひ見ていただきたいです!

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作品情報

ドラマチューズ!『ウイングマン』

©︎桂正和/集英社・「ウイングマン」製作委員会

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ドラマチューズ!『ウイングマン』

2024年10月22日(火)スタート
毎週火曜 深夜24:30〜25:00
放送局:テレビ東京、テレビ愛知、テレビせとうち、テレビ北海道、TVQ 九州放送
※テレビ大阪では10月25日(金)スタート 毎週金曜深夜2:40〜
配信:「DMM TV」にて独占各話放送同時配信

公式サイトはこちら

キャスト&スタッフ

原作:桂正和『ウイングマン』<集英社文庫(コミック版)>
出演:藤岡真威人 加藤小夏
菊地姫奈 片田陽依 上原あまね 丈太郎 大原優乃 三原羽衣 橘春軌
監督・アクション監督:坂本浩一
脚本:山田能龍 西垣匡基 中園勇也
オープニングテーマ:BLUE ENCOUNT「chang[e]」(Sony Music Labels Inc.)
エグゼクティブプロデューサー:伊藤和宏(DMM TV)
プロデューサー:倉地雄大(テレビ東京)、前田知樹(テレビ東京)、山田真行(東映ビデオ)
制作:テレビ東京 東映ビデオ
制作協力:DMM TV
製作著作:「ウイングマン」製作委員会

上原あまね

アーティスト情報

2003年12月16日生まれ。茨城県出身。
2017年~2023年まで東宝芸能でアイドルグループ「PiXMiX」のメンバーとして活躍。
2023年10月にアミューズに所属。本格的に女優活動をスタートさせる。

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