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INTERVIEW

初共演映画『カーリングの神様』で2人が共感した部分とは?

「あの悔しい思いがあったから今がある」本田望結&川口ゆりなが語る“私を強くした経験”

2024.11.09 17:30

2024.11.09 17:30

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スポーツには、スポーツでしか味わえない感動と悔しさがある。11月8日に公開された映画『カーリングの神様』は、カーリングという競技と出会った女子高生たちの青春スポーツムービーだ。国際大会のエキシビションマッチ出場を懸けて、かつてのチームメイトがライバルとなって真剣勝負を繰り広げる。

主人公・香澄役の本田望結と、香澄の元チームメイト・舞役の川口ゆりなもそれぞれ幼少から本気でスポーツに取り組んできた。そして今、芸能界という競争社会をサバイブする二人を支えるのはスポーツ仕込みのタフネス。これまでに流した汗と涙が、彼女たちを強く美しく輝かせるだろう。

映画『カーリングの神様』本予告

やってると自然と「そだねー」が出てきた

──お二人は今回カーリングに初挑戦。まずはその感想から聞かせてください。

本田 すごく奥が深いですね。フィギュアスケートの経験があっても簡単にはいきませんでした。本番で何回も「もう1回やらせてください」とお願いしたぐらいです。

川口 バランスが難しいですよね。

本田 普通に転びます。久々に氷の冷たさを感じました(笑)。

川口 私はそもそもアイスリンクの上に立つこと自体初めてで。カーリングの靴ってフィギュアスケートと違ってシューズタイプなんですよ。だから意外とやれちゃうんじゃないかって思ったんですけど。

本田 見ていると、自分でもできそうって思っちゃうんですよね。

川口 選手のみなさんもスッと滑ってるから、そんなに難しそうに見えないんです。でもやってみると体幹が必要で。普段使わないような足の付け根から太ももの裏が筋肉痛になりました(笑)。

本田望結

──カーリングの練習はどれくらいやったんですか。

本田 撮影の1ヵ月前くらいから始めました。でも、毎日氷の上に乗れるわけではないので。月に何度かリンクを使っての練習があって、あとはみんなおうちで映像を見たりイメージトレーニングしたりという感じでした。

川口 カーリングの投球のフォームがまた独特なんですよね。アキレス腱を深く伸ばすような体勢なので、それに慣れるためにプランクとかストレッチを家でめっちゃやっていました。

本田 逆に言うと、あのフォームさえできていれば、できているように見えてきます。

川口ゆりな

──聞きかじりの情報によると、あのブラシをシャカシャカと掃くのが大変だって聞きました。

川口 幸い私たちはスキップだからスイープはやらなかったんですけど、やってる子たちは大変そうでした。持久力が必要なんですよ。あれでストーンの向きや距離が変わってくるので、責任重大ですし。大変そうだなと思いながら見ていました(笑)。

──そう考えると、やはりあのもぐもぐタイムは必要なんですね。

本田 試合中にあの時間がある理由がわかりましたね。あと、カーリングといえば「そだねー」じゃないですか。あの単語も、やってると自然と出てくるんです。最初は私たちも真似したいねなんて話をしていたんですけど、気づいたら自然とアドリブで出たりして。やってみてわかることがありました。

本田望結が演じた主人公・香澄

──今回、お二人は本格的な共演は初めてですが、共演してみての感想を聞かせてください。

本田 やっぱり同じ事務所ということもあって心強かったですね。ほとんど初めましてなんですけど、心のどこかでゆりなさんに頼ってしまうところがありました。

川口 お芝居でご一緒させていただくのは初めてで。私の中で真面目できっちりかっちりされている方というイメージがあったので、きっと現場でも座長としてテキパキ動かれるんだろうなと想像していたんですね。そこは実際イメージ通りのところもありましたが、それ以上に穏やかで温かい方だなというのが、ご一緒してみての発見でした。

本田 本当ですか。うれしいです。

川口 私の場合はかつてのチームメイトですけど、他の子たちはみんな同い年のチームメイトということで、実際にはキャリアの差はあるんですけど、役柄を大事にして現場にいてくださるのを感じて。だからすごく居心地が良かったです。

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2人がスポーツで培われたと思う部分

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作品情報

カーリングの神様

©︎2024「カーリングの神様」製作委員会

©︎2024「カーリングの神様」製作委員会

カーリングの神様

2024年11月8日(金)より 新宿ピカデリーほか全国公開
配給:ラビットハウス

公式サイトはこちら

キャスト&スタッフ

出演:本田望結
長澤樹 泉智奈津 白倉碧空/川口ゆりな
秋山ゆずき 山崎竜太郎 内浦純一
柄本明 六角精児 田中麗奈 高島礼子

監督:本木克英
主題歌:「Sweaty Smell」STU48 キングレコード
製作統括:佐藤耕二
エグゼクティブプロデューサー:岩城レイ子
プロデユーサー:冲永成敬 神林夏樹 大久保昌秀
脚本:谷本佳織
音楽:Akiyoshi Yasuda
撮影:石黒康一
照明:田中雄哉
録音:杉村賢太郎
映像:林航太郎
編集:川瀬功(JSE)
助監督:石田和彦
プロダクションマネージャー:小松次郎
ラインプロデューサー:入交祥子
製作:テレビ朝日 文化工房 博報堂DYメディアパートナーズ CB 朝日新聞社 BS朝日 長野朝日放送 メ〜テレ
制作プロダクション:松竹撮影所
製作幹事:文化工房
特別協賛:ミネベアミツミ
協賛:フルタクリニック 明治 カーネクスト
特別協力:御代田町 あさまハイランドスポーツクラブ

2004年6月1日生まれ。京都府出身。
3歳から芸能活動を始め、NTV「家政婦のミタ」(11)への出演が話題になる。その後、数多くの映画、ドラマに出演。
近年の出演作はドラマNHK「らんまん」(23)、MBS「少年のアビス」(22)、NTV「ばかやろうのキス」(22)、映画『それいけ!ゲートボールさくら組』(野田孝則監督/23)、『きさらぎ駅』(永江二朗監督/22)など。フィギュアスケーターとしても活躍

川口ゆりな

アーティスト情報

1999年6月19日生まれ。宮崎出身。
幼少期はゴルフ(ベストスコア84)で鍛え、「第14回全日本国民的美少女コンテスト」(14)に出場し演技部門賞を受賞し活動を開始。「Girls Planet 999:少女祭典」(16)に出演。韓国から帰国後、雑誌「MORE」2022年4 月号より専属モデルに起用され、「TOKYO GIRLS COLLCTION」「Girls Award」などファッションイベント出演や多数の広告に起用される。
2022年3月21日ユニバーサルミュージックから「Look At Me」でソロデビューを果たし「Cherish」(22)、「花束」(23)、「Cheeky Cheeky」(23)、「C.S.M.I.C Love」(23)をリリース。SNS総フォロワー数が100万を超え、歌手・モデル・俳優として注目を集めている。

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