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藤森慎吾、伊礼姫奈、井浦新ら出演で12月13日公開決定

小栗旬、浅野忠信ら監督務める『MIRRORLIAR FILMS Season6』全5作品のラインナップ解禁

2024.09.02 18:00

©︎ 2024 MIRRORLIAR FILMS PROJECT

2024.09.02 18:00

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小栗旬や浅野忠信らが監督として参加する『MIRRORLIAR FILMS Season6』が、ヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国の劇場で2週間限定上映されることが決定。全5作品のラインナップ、本ビジュアル、場面写真が解禁された。

『MIRRORLIAR FILMS』(ミラーライアーフィルムズ)は、伊藤主税、阿部進之介、山田孝之らがプロデュースするメジャーとインディーズの垣根を越えて映画を作り上げる短編映画制作プロジェクト。2020年より始動し、これまでのSeason1〜5では俳優や映画監督をはじめ、漫画家、ミュージシャンなどが監督した42本の短編映画を劇場で公開してきた。著名なクリエイターの作品から一般公募の作品まで、多彩な短編映画が集まるプロジェクトとなっており、今シーズンもジャンルレスでバラエティに富んだ作品が出揃った。

俳優として第一線で活躍し続ける小栗旬が映画『シュアリー・サムデイ』(2010)以来約13年ぶりにメガホンを取ったのは、藤森慎吾を主演に迎えた『1/96』(キュウジュウロクブンノイチ)。日常へのストレスを抱えたサラリーマンで2児の父・成田が現実逃避をする一夜をモノローグ形式で描く。

『1/96』より ©︎ 2024 MIRRORLIAR FILMS PROJECT

2つ目の作品は「TAO」名義で世界のスーパーモデルとして活躍し、2013年に『ウルヴァリン:SAMURAI』でハリウッドデビューを果たした岡本多緒が企画、監督、脚本、出演に初挑戦した『サン・アンド・ムーン』。葬儀帰りのレストランで異母兄弟が繰り広げる会話劇となっている。

『サン・アンド・ムーン』より ©︎ 2024 MIRRORLIAR FILMS PROJECT

ロサンゼルスで映画制作を学び、ショートフィルムを中心に制作している鬼木幸治が監督を務めたのは、誰もいない河原に静かに佇む二人のチンピラと、二人の目の前に立つゴルフクラブを握りしめた異様な男を描く『FAAAWWW!!!』(ファー)。コミカルなムードとホラーテイストが同居し、さらに寓話的でもある奇想天外な展開が待ち受ける。

『FAAAWWW!!!』より ©︎ 2024 MIRRORLIAR FILMS PROJECT

続いては、「マイティ・ソー」シリーズでハリウッド進出して以降、活躍目覚ましい俳優・浅野忠信が『R246 STORY 〜224466〜』(2008)以来15年ぶりにメガホンを取った『男と鳥』。撮影前に浅野が「ファンタジーの時代が来た事を確信しております!」と語っていた通り、ゾンビ侍に飛べない鳥、神などが登場する摩訶不思議な本作には田中一平、阿部進之介、大原海輝、板橋駿谷らが出演した。

『男と鳥』より ©︎ 2024 MIRRORLIAR FILMS PROJECT

2001年生まれの写真家・映像作家の増田彩来監督が手掛けたのは、彼女の実体験に基づいたノンフィクションとフィクションの狭間にある「嘘のない感情」を表現した『カフネの祈り』。伊礼姫奈が主人公を演じ、祖父役の井浦新との記憶に思いを馳せる本作には、田島令子、板谷由夏、山中崇らが参加。増田監督自身が「21歳までの自分を全部注ぎこめた」と語る渾身の一作となっている。

『カフネの祈り』より ©︎ 2024 MIRRORLIAR FILMS PROJECT

なお、『MIRRORLIAR FILMS』は今年5月より順次公開されているSeason5以降シーズンごとに地域に拠点を置き、官民一体の実行委員会の組成、市民参加の制作・上映、映像制作ワークショップを行い、地域の学生など多くの方々に映画制作と触れ合って貰う事を目的とした一般参加型プロジェクトとなっている。今回のシーズン6は秋田県秋田市の「企業版ふるさと納税」の制度を活用した地方創生・シティプロモーション事業として、小栗旬監督作『1/96』と浅野忠信監督作『男と鳥』は秋田市で撮影し、地域の魅力を発信する一環として制作。さらに10月に札幌国際短編映画祭でのプレミア上映、11月には秋田での上映イベントも決定している。

解禁された『MIRRORLIAR FILMS Season6』の本ビジュアルは、タイトルロゴとともに各作品のシーンが切り取られ、日常を切り取った作品からファンタジーやホラーなど、それぞれの作品のカラーが際立つビジュアルとなった。なお、次回Season7には監督として加藤浩次、加藤シゲアキの参加がすでに決定している。

監督陣 コメント

『1/96』小栗旬監督
有難い事に物好きな方達から、「また監督をやってみませんか?」というオファーを頂き、久しぶりにショートフィルムですが映画を撮ってみようと思います。
テーマが「愛」という事で、最近は愛とは何かを考えて過ごしておりますが想像や妄想を超えるイマジネーションを豊富に持っているタイプの人間では無いので、自分の実体験や周りにいる人間達と会話してきた中で、生まれてきた愛の形を私なりに表現できればなと作品に向き合っていきたいと思います。
ご興味があればお楽しみにしていて下さい。

『サン・アンド・ムーン』岡本多緒監督
主に海外で俳優として活動していた私は、日本語での演技を収めた宣材(リール)がないことに気づき、母国での活動も視野に入れ、私自身が演じたいと思う作品を自ら作ろうと決意したのがこの映画の始まりでした。当初はその目的だけでしたが、実際に作ってみると、思いがけず映画制作の魅力に惹かれ、今後も制作を続けていきたいと強く思いました。これを書いている今は3作目の準備中であります。この作品が全ての始まりで、大きな起点となっているので、そんな大切な作品がMIRRORLIARに収録されることを非常に光栄に思っております。

『FAAAWWW!!!』鬼木幸治監督
この度は『FAAAWWW!!!』をご選出いただき、素晴らしい作品と共に上映、配信が決定し、驚きと共に大変感謝しております。
今作『FAAAWWW!!!』は超低予算の手作り自主制作短編映画ながら、錚々たる作品の中に仲間入りさせていただき、あまりの想定外な状況に、私自身は大変な緊張を覚えております。しかし、ご覧いただく皆様においては、肩の力を抜いてご鑑賞いただいて、もし楽しんでいただけたとしたら、これ以上ない幸いに存じます。

『男と鳥』浅野忠信監督
ファンタジーの時代が来た事を確信しております!
秋田は夢に溢れた場所なので、そこで撮影できる事は私の映画をより魅力的なものにしてくれる事を確信しております。

『カフネの祈り』増田彩来監督
人は人では変わらない、けど影響を受けるのも人で、そういう意味では人でしか変わらないんだと思います。
それはもう会えない人とのことでもそうで。
私たちは手遅れでやっと生きている。
祈りがあるから人は生きれるんだと、私は思います。

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作品情報

MIRRORLIAR FILMS Season6

©2024 MIRRORLIAR FILMS PROJECT

©2024 MIRRORLIAR FILMS PROJECT

MIRRORLIAR FILMS Season6

2024年12月13日(金)ヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国の劇場で2週間限定上映

公式サイトはこちら

キャスト&スタッフ

【キャスト】
小栗旬監督「1/96」
出演:藤森慎吾

岡本多緒監督「サン・アンド・ムーン」
出演:曽我潤心、岡本多緒、後藤萌咲

鬼木幸治監督「FAAAWWW!!!」
出演:星耕介、亀沢純一、保田泰志

浅野忠信監督「男と鳥」
出演:田中一平、阿部進之介、大原海輝、板橋駿谷

増田彩来監督「カフネの祈り」
出演:伊礼姫奈、田島令子、板谷由夏、山中崇、野澤しおり、栗田愛巳、星野翼、藤﨑ゆみあ、瀬戸芭月、エイト/井浦新

【音楽】
主題歌:SHE'S「カフネの祈り」
テーマ音楽:quu

【スタッフ】
製作:伊藤主税、阿部進之介、山田孝之、関根佑介、松田一輝
支援:秋田市
寄附者:NTT ドコモ、マノサリー、プライムアシスタンス、プレステージ・コアソリューション
制作:and pictures
プロデューサー:大橋和実、川原伸一
宣伝:ブロードメディア、amo
配給:アップリンク
特別協力:Lemino、ライツキューブ、博報堂 DY ミュージック&ピクチャーズ、Filmarks、渋谷のレーベル、with Create..、Creators' Village、Your Films、秋田市未来創造人材育成・プロモーション事業実行委員会

イベント情報

MIRRORLIAR FILMS AKITA 文化祭

MIRRORLIAR FILMS AKITA 文化祭

場所:秋田拠点センターALVE/AL☆VE シアター(秋田県秋田市東通仲町4−1)
主催:MIRRORLIAR FILMS PROJECT
共催:秋田市未来創造人材育成・プロモーション事業実行委員会

MIRRORLIAR FILMS AKITA 文化祭

札幌国際短編映画祭

札幌国際短編映画祭

2024年10月13日(日)16:30〜18:35
会場:サツゲキ(北海道札幌市中央区南2条西5丁目6−1狸小路5丁目内)

【登壇者】
<MIRRORLIAR FILM×秋田市>
伊藤主税(MIRRORLIAR FILMS プロデューサー/株式会社 and pictures 代表取締役)
横山美鈴(秋田市 人口減少・移住定住対策課 主席主査)
栗原エミル(プロデューサー/株式会社アウトクロップ 代表取締役)
松本トラヴィス(ディレクター/株式会社アウトクロップ 取締役)

<三笠市ドラマプロジェクト>
渡辺征昭(日昭株式会社 代表取締役/特別協賛社)
藤井陽一(三笠市役所企画財政部長)
力弓晃継(三笠市役所企画財政部 企画調整課長)
田邊馨(ST.COPAIN 代表取締役/ドラマ原案)

<札幌国際短編映画祭>
倉本浩平(札幌国際短編映画祭 プロデューサー)

【内容】
上映(約80分)、トーク(約45分)

【上映作品】
短編オムニバス映画『MIRRORLIAR FILMS Season6』、MLF 秋田市 地域特別制作作品『ボクと鹿』プレミア上映

札幌国際短編映画祭

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