「カイジ」でお馴染みの立木文彦がナレーション
『告白 コンフェッション』生田斗真×ヤン・イクチュンが悪魔的に“ざわざわ”する特別映像公開
2024.05.13 18:00
©︎2024 福本伸行・かわぐちかいじ/講談社/『告白 コンフェッション』製作委員会
2024.05.13 18:00
5月31日(金)に全国公開となる映画『告白 コンフェッション』から特別プロモ映像が公開された。
本作の原作は「カイジ」の福本伸行と「沈黙の艦隊」のかわぐちかいじという日本漫画界が誇る黄金タッグによる同名コミック。死を覚悟した親友の最期の“告白”を聞いてしまった男と、言ってしまった男。密室で進んでいく二人のこの上なく気まずい一夜を、圧倒的なスリルとスピード感で描き切る。
告白を“聞いてしまった男”浅井啓介を演じるのは、『土竜の唄』シリーズ(14・16・21)や『渇水』(23)など、幅広いジャンルの作品で多彩な演技で観客を魅了し続ける俳優、生田斗真。自らの罪をうっかり“言ってしまった男”リュウ・ジヨンを演じるのは、監督・脚本・主演を務めた『息もできない』(10)が国際映画祭・映画賞で25以上もの賞に輝き、日本でW主演を務めた『あゝ、荒野 前編/後編』(17)では数々の映画賞を受賞したヤン・イクチュン。監督を務めるのは、『カラオケ行こ!』などの山下敦弘。ヒロインの西田さゆり役を奈緒が演じ、さらにマキシマム ザ ホルモンが緊迫感溢れるラウドロックの主題歌を書き下ろして参戦した。
今回解禁となったのは、「世界の果てまでイッテQ!」(NTV)や「新世紀エヴァンゲリオン」碇ゲンドウ役、「銀魂」シリーズの長谷川泰三役、さらには「逆境無頼カイジ」のナレーションなど、1度は聞いたことのある声の持ち主・立木文彦がナレーションを務めた特別映像。
猛吹雪の雪山で遭難した浅井(生田斗真)と足に深い傷を負った同級生のジヨン(ヤン・イクチュン)だが、死を覚悟したジヨンは突如、16年前の大学の卒業登山中に行方不明となって事故死とされていた同級生の西田さゆり(奈緒)は、実は自分が殺害したことを浅井に”告白“する。長年罪の意識にさいなまれてきたジヨンはようやく苦しみから解放され、安らかな死を迎えるはずだった。
だがその直後、眼前に山小屋が出現し、山小屋という密室の中で気まずい一夜を過ごすことになった2人。映像でも「告白は雪と共に消える・・・はずだった・・・!」という立木のナレーションと、「ざわ・・・」「ざわ・・・」と、「カイジ」など本作の原作者・福本ファンにはお馴染みの前触れが現れ、圧倒的に気まずい2人の会話が映し出される。「アイツは“告白”したことを後悔している。オレを殺すかもしれない。」と深い疑念を抱き始めた浅井は、「山小屋にある玉ねぎでスープでも作ろうか」と話を逸らしてみるが、包丁がない・・・。ざわ・・・。ざわ・・・。悪い予感は大体当たる!なくなった包丁はジヨンの手の中に。ざわざわ度が最高潮に達した時、狂気の沙汰は想像の先の先へ。「正直に言えよ。お前さゆりが死んでホッとしたんだろう」というジヨンのセリフが意味するものとは。立木のナレーションにより、気まずさが一層漂う映像となっている。