2024.04.07 18:00
©︎むつき潤・小学館/「バジーノイズ」製作委員会
2024.04.07 18:00
川西拓実と桜田ひよりがダブル主演を務める映画『バジーノイズ』から桜田ひよりの場面写真が解禁された。
原作は週刊ビッグコミックスピリッツ(小学館刊)で連載開始直後からSNSを中心に熱い支持と共感を集め、DTM(デスクトップミュージック)を題材とした新しい音楽コミックスとして大きな話題を呼んだ同名コミック。ドラマ『silent』監督の風間太樹によって実写化され、5月3日(金・祝)に全国ロードショーを迎える。
本作が映画初主演となるJO1の川西拓実は、人とかかわる事を必要とせず、たったひとつの“すきなもの”である音楽をPCで作り、ひとり奏でるだけのシンプルな生活を送っている清澄を演じる。もう一人の主演を務める桜田ひよりは、自分の気持ちに素直に生き、清澄の閉じた世界に強烈なノイズが流れ込むきっかけとなる潮を演じ、風間監督とは『silent』に続き2回目のタッグを組む。さらにレコード会社に勤める潮の幼馴染・航太郎に井之脇海、清澄と音楽を始めることになるベーシスト陸役に栁俊太郎が出演する。
マンションの管理人の仕事をする清澄(川西拓実)と同じマンションに住み、他人の「いいね」だけを追いかけて生きてきた潮(桜田ひより)は、下の部屋から聴こえてきた「寂しくって、あったかい」清澄の音楽に初めて心を震わせる。たくさんの人に清澄の音楽を届けたいと願い、破天荒な行動をしていく潮だったが、そのうち眩しすぎる清澄に複雑な想いを抱えていくこととなる。桜田は大胆でストレートな言動の芯に、誰もが共感できる「何者にもなれない、居場所が見つからない」不安を抱えている潮を、繊細なプリズムのように多面的に表現した。今回解禁された写真では、清澄をまっすぐ見つける強い姿から、ひとり物思いに耽る姿など、潮の大胆ながら繊細な感情の揺れ動きを表現している桜田の姿が捉えられている。
桜田はドラマ『silent』でメインキャストを務めており、本作において監督からも製作陣からも一番に出た名前が桜田だった。原作者のむつき潤は、「潮役どうするんだろうという点は、我々原作サイドが「音楽どうするんだろう」というのと同じくらい比重をおいて関心を寄せていたポイントでした。観客に好かれるキャラクターでないといけないし、実写になる分ある程度現実に即していなければいけない。逸脱のバランスが難しかっただろうにそこを考えて切り取られた風間監督と実際演じられた桜田さんが素晴らしかったです。」と、映画を観た後に桜田が新たな魅力をもって演じた潮を大絶賛。先日には『ブルーピリオド』実写化でもメインキャストを務めることが先日発表されるなど、安定の演技力で同世代の支持をつかむ桜田が、本作では潮役で新たな一面を見せている。