共演に栁俊太郎や若月佑美ら、斉藤由貴は声のみで出演
バカリズム原案のオムニバスドラマ「ノンレムの窓」新作主演は遠藤憲一、本郷奏多、松雪泰子
2024.03.24 08:00
2024.03.24 08:00
バカリズムが原案・脚本を務めるオムニバスドラマ『ノンレムの窓 2024 春』が3月31日(日)夜10時30分より日本テレビ系にて放送される。
昨年1月に日本テレビ系で放送されたドラマ『ブラッシュアップライフ』や新春ドラマ『侵入者たちの晩餐』を手掛け、脚本家としても話題のバカリズムの新作は「ノンレムの窓」シリーズの第6弾。“夢と現実”“現実と非現実”の狭間を行き来する不思議なバカリズムワールド全開の本シリーズでは、これまで15作品のショートドラマを放送してきた。
今回の新作で放送される2つのオムニバスドラマには遠藤憲一、本郷奏多、松雪泰子ら豪華俳優陣が集結。第1話はバカリズムが脚本、遠藤憲一と本郷奏多がW主演する『有終の美』。遠藤憲一が演じるのは、定年も間近に迫ったベテラン刑事・塩原。もう一人の主演・本郷奏多は塩原が10年追いかけてきた事件の容疑者・黒田を演じる。執念の末にやっと尻尾を掴み、証拠を突きつけ自供させようと黒田のもとへ出発しようとした塩原だったが、そこには今まさに出頭しようとしている黒田が。10年間、家庭を顧みず捜査を続けてきた塩原刑事は有終の美を飾れるのか。黒田の友人・佐伯(栁俊太郎)も現れ、予想外の展開が訪れる。
第2話は、『今際の国のアリス』や『PICU 小児集中治療室』など人気作の脚本を手掛ける倉光泰子による『PTA』。主人公の関本朝子(松雪泰子)は親同士の攻防に巻き込まれ、息子が通う小学校のPTA役員を引き受けるハメに。しかし夫の転勤が決まり、その欠員を選抜する会議が開かれることなった。次の候補は長年PTA役員の座を逃れてきた三井由奈(若月佑美)と澤田真由美(朝夏まなと)の2名。「なぜ、私はPTA役員をできないか」の理由をアピールする“熱いバトル”がはじまる。
放送ではバカリズム自らも“窓先案内人”としてドラマの幕間に登場し、斉藤由貴が演じる“顔を一切見せない謎の女性”との掛け合いを展開。さらに今回の幕間には、大物俳優が扮した未来から来たと言い張る刑事も登場する。
『有終の美』主演:遠藤憲一 コメント
バカリズムさんのことは天才だと思っているので、バカリズムさんの作品は台本を読む前からとても楽しみでした。台本を読んで笑えるという作品はそんなに多くはないと思うんですが、案の定、今回の作品も読んだ途端に笑ってしまう面白い作品でした。その分、原形が面白いものをかたちにする、演じるのは難しく、同じようなシーンが繰り返されるシーンは覚えるのが大変でした。本郷(奏多)くんは爽やかなのにどこか癖のある表現をしていて面白かったです。撮影は、大変でしたが、ものづくりの楽しさに満ち溢れた現場だったので、編集がどう仕上がるかがとても楽しみです。
「ノンレムの窓」を毎回楽しみにされている方、今回も絶対に面白い作品になっていると思います。ぜひご覧ください!
『有終の美』主演:本郷奏多 コメント
バカリズムさんの脚本がとても面白く笑いながら台本を読ませていただきました。
お話の内容はコミカルで面白いんですが、お芝居自体は真面目に演じた方が 面白くなると思ったので、真剣に演じました。遠藤憲一さ んはベテランで面白い表現方法をたくさん持っていらっしゃる方なので、素晴らしいなと思いながら共演させていただきました。リハーサルのときから面白くて、 何度も笑って しまいましたが、 温かい空気で本番も出来ました 。
何も考えずともクスっと笑えるような面白い素敵な作品になっていると思います。ぜひ楽しみにしていてください。
『PTA』主演:松雪泰子 コメント
ちょうど「ノンレムの窓」シリーズを見返していて、バカリズムさんの作品の世界観・リズムがとても好きで出演したいと思っていたので、今回、出演のオファーをいただいてとても嬉しかったです。
今回、私が演じる倉光泰子さん脚本の「PTA」という作品も独特なユーモアがあって、すごく面白い脚本だと思います。ドラマの中盤でのお母さん同士のバトルや田中会長(鹿賀丈史)が登場されるシーンはとてもインパクトがあり印象に残っています。みなさんに馴染みのあるPTAの役職をめぐる保護者たちの熱い戦いと予想外の結果が待ち受けるコメディーです。PTA役員の関本を演じる私と若月(佑美)さん演じる保護者の攻防や鹿賀(丈史)さん演じる少し変わったPTA会長の謎をお楽しみください。