2023.09.07 18:00
さて、ここからは最終日の私的メインアクトが続く。まずはRED MARQUEEのJOHN CARROLL KIRBYだ。鍵盤奏者でありプロデューサーとしても名を馳せる彼であるが、自身のリーダープロジェクトではあくまで脇役的な位置に徹し、フルートをフロントに据えた編成でリゾート風味の心地よいインストを聴かせてくれる。といってもそれは決して前時代的なものではなく、またシティ・ポップ的なものともかけ離れた、ループ感があり、踊れて、でもそこには微かに瞑想的な、あるいは神秘性とも取れるような要素が一貫して孕んでいるという活字にすると難しい、実に不思議な配合の音楽性。とりわけ筆者には時折初期YMOの影響を強<a href="https://bezzy.jp/2023/09/31980/">…
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