『パラサイト 半地下の家族』などのロケ地を訪問
「映画美術デビューします」中島健人がレギュラー映画番組で韓国の美術監督&ロケ誘致施策に迫る
2023.12.25 12:00
2023.12.25 12:00
2024年1月14日(日)にWOWOWで放送・配信される『中島健人の今、映画について知りたいコト。』第34回の番組内容が「ソウルで迫る!“映画の魅力”を生む秘訣~美術監督の創造力&ロケ誘致施策」に決定した。
同番組は中島健人がハリウッドをけん引する映画監督やクリエーター、さらに世界へ羽ばたく日本の映画監督へのインタビューや映画制作現場の取材等を通じて“映画の今”を学んでいく映画情報番組。
第34回では数々の大ヒット韓国映画に携わってきた美術監督へのインタビューと、名作韓国映画のロケ地めぐりが行われる。今回中島がインタビューしたのは『新感染 ファイナル・エクスプレス』他、近年大ヒットした数多くの韓国映画の美術監督を務めたイ・モグォン。製作中の美術セットにも潜入し、実際に中島もセット作りの一部を体験する。
さらに、ポン・ジュノ監督作の『グエムル漢江の怪物』や『パラサイト 半地下の家族』などソウル市内の映画ロケ地も訪問。映画ロケ支援を行うソウルフィルムコミッションの取材から映画で観光を活性化する秘策に迫る。
WOWOWオンデマンドでは1月14日(日)の放送・配信に先駆けプロモーション映像が公開。併せて配信された第33回の未公開映像では、釜山で名だたる映画人たちの名前が刻まれた通りを訪れた中島が、以前本番組でインタビューしたパク・チャヌク監督の名前を発見し「すごい方とお話ししたんだ!」と感動する一幕や、諏訪敦彦監督へのインタビューで日本映画の未来についての話題になり「映画を作ることは方言を作ること」という言葉に感銘を受ける姿も映されている。
中島健人 コメント
・イ・モグォンへのインタビューについて
遂に中島健人、映画美術デビューします。といっても、ほんの一部分ですが。今回、未発表である作品のセットの製作の一部を手伝わせていただきました。今をときめく韓国エンタメの美術を手がけるイ・モグォンさんの、是枝監督に対するリスペクトをお聞きし、日本映画のこれからの可能性をまだまだ感じることができると思いました。
・ロケ地巡りやソウルフィルムコミッションの取材を通じて
街、そして国全体に、映画業界を盛り上げるんだ!という気持ちを感じました。何の変哲のない場所も、“映画のロケ地になれば名所になる”という映画マジックも感じることができました。国全体が映画のおかげでテーマパークのようになることが、とても素敵だと思います。韓国エンタメが盛り上がる1つの理由はそこにある気がしました。