柊木陽太が少年時代演じたポスター&予告編も解禁
福山雅治が初映画監督で“ライブの理想像”を追求 武道館公演収めた初ライブフィルム来年1月公開
2023.11.27 07:00
©︎2024 Amuse Inc.
2023.11.27 07:00
福山雅治が初監督を務める映画『FUKUYAMA MASAHARU LIVE FILM 言霊の幸(ルビ:さき)わう夏 @NIPPON BUDOKAN 2023』が来年2024年1月12日(金)よりDolby Cinema®他で先行公開、1月19日(金)より4週間限定で全国公開されることが決定した。
1990年のデビューから歌手活動30年を超えた福山雅治。20代・30代・40代・50代の各年代でアルバム1位を達成し、男性ソロアーティスト総CD売上歴代No.1の記録を持ちながらも音楽の場にとどまらず、ドラマや映画、ラジオなど多方面で活躍し続けている。
今回映画化されるのは、2023年の夏に開催された「言霊の幸わう夏 @NIPPON BUDOKAN 2023」。福山にとって3年半もの間コロナ禍で制限されていた声出しが解除されてから初のライブで、観客から福山へ生で届いた多くの歓声、そしてオーディエンスの熱狂と興奮が会場を埋め尽くし観客一人一人と繋がった夏が、福山初のライブフィルムとして劇場で蘇る。
本作で福山はライブの総合演出、映像、音の全てを監修。40台以上のカメラを使いライブを360°全方位で撮影し、日本武道館史上初となるアリーナに観客を入れた状態でのドローン撮影を実施するなどハイクオリティの映像が収録された。さらにDolby Atmos®の最高の音響技術を駆使し、細部に至るまで徹底的に拘って理想の音の表現を追求した。
本作を制作する上で福山が目指したのは、まるでライブを見ているような擬似体験では無く、自身の脳内にある“理想のライブの音”、“理想のライブ演出、そして映像世界”を追求した究極の“ライブを超えたライブ”を2023年の最新のテクノロジーを駆使して映画化すること。さらに本作には、映画ならではのストーリー性も盛り込まれており、俳優の柊木陽太(ひいらぎ・ひなた)が演じる「少年期の福山雅治」が作品の鍵を握る。なお柊木は福山が主演を務めたTBS日曜劇場『ラストマン-全盲の捜査官-』で自身が演じたキャラクター・皆実広見(みなみ・ひろみ)の少年期を担当。また、随所に故郷長崎で撮影された美しい実景のインサートやCG演出も施され、これらの要素が組み合わさることで、ライブそのものを素材にした「究極の“ライブの理想像”」が追求されている。
併せてポスタービジュアル&予告編も解禁。ビジュアルに描かれるのは、柊木演じる少年期の福山と2023年現在の福山、そして観客の姿。福山がかつて音楽へと憧れていた少年時代。今、ステージで多くの人へ音楽を届ける福山。そして会場を埋め尽くし、ライブを存分に楽しむ観客。三者が一体となることで福山が本作に込めた想いが表現されたビジュアルとなっている。また、武道館に訪れる少年のシーンからはじまる予告編で流れるのは、自身の夏曲を代表する一曲「虹」をはじめ『名探偵コナン ゼロの執行人』主題歌「零 -ZERO-」などの楽曲群。さらに映画『あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。』の主題歌で、ライブでは未完成の新曲として初披露された12月4日デジタルリリースの「想望」も聴くことができる。
また、ムビチケカード2種の発売も決定。一般販売デザインの通常版とオフィシャルファンクラブ限定デザインのファンクラブ版のそれぞれ異なるデザインで、今回のライブの2シーンが切り取られている。販売開始日は12月8日(金)で、通常版は本作が上映される劇場およびオンライン、ファンクラブ版はアーティストオンラインショップ「A!SMART」にて販売される。
そして全国公開に先駆け、1月12日(金)から1月18日(木)まで全国のドルビーシネマ他で実施される先行上映分の座席指定チケットが12月25日(月)から異例の早期発売となることも決定。今回の映画公開決定に際し、福山からコメントも到着している。
福山雅治 コメント全文
1年ほど前に「そのライブ会場で音を聴いているような音響でライブフィルムを作りませんか?」というお話をいただきました。初めてその提案を聞いた時、正直全然乗り気ではありませんでした。オーディエンスの皆様にとってのライブでの熱狂と興奮は、本物のライブにしかないと思っていたので、わざわざ映画にする意味がどこにあるのだろう?と。
それでも「どうアウトプットするかは後から決めることにして、まずは最新の機材でライブ映像を収録してみませんか」というスタッフの後押しもありプロジェクトがスタートしました。
動き始めた以上、ライブの総合演出を担う自分がこの作品のテーマを考えるのは当然のことです。そこで先ず、日曜劇場『ラストマンー全盲の捜査官ー』で皆実広見の子供時代を演じてくれた俳優の柊木陽太さんに「少年時代の福山」を演じてもらうことを提案しました。そうすることで「少年期の自分が、2023年の自分に逢いに行く」という物語を付加することができました。
そして「Dolby Atmos」の音響をほぼ完全再現できるスタジオでの作業を行う過程で、やっとこの映画作品を作る意味・意義が自分の中で明確に見えてきました。この作品を通じて届けたいのは、まるでライブ会場にいるかのような擬似体験では無く、「僕の脳内にある“理想のライブの音”、“理想のライブの映像世界” を追求した、究極の“ライブを超えたライブ”」を2023年の最新のテクノロジーによって体験していただくこと。
本作の本質に辿り着けたこと、そして作品の全責任を担うという意味で、結果的に自らを「監督」とさせていただいております。
究極の“ライブの理想像”を追求した映画作品、『FUKUYAMA MASAHARU LIVE FILM 言霊の幸わう夏 @NIPPON BUDOKAN 2023』完成まであと少しのところまで来ています。公開を乞うご期待。