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2023.10.10 17:20
ラッパーとしてだけではなく、ビジネスマンやタレントとしても世界的人気を誇るスヌープ・ドッグ。オリジナルのジンのブランド「INDOGGO」、朝食シリアル「Snoop Cereal」、自身のゲーム「Snoop Dogg’s Rap Empire」などもリリースしており、昨年の2月には〈Death Row Records〉も買収していた。幅広い分野で活躍する彼が、自分が成長し続ける上で意識していることを語った。
スヌープ・ドッグはベテランヒップホップグループEPMDのパリッシュ・スミスとの会話をInstagramに投稿している。2人は西海岸ベテランのアイス・Tの言葉を引用し、「自分がチームで最も優秀だったら成長の機会はない」と述べた。
パリッシュ・スミス「アイス・Tも言っていたんだけど、将軍やベテランたちは若いやつらを成長させないといけない。鋼がさらに強い鋼によって研磨されるように、才能を持ったやつらを磨かないといけない。俺らが出てきたときは、ビースティ・ボーイズ、LL・クール・J、RUN DMCとつるんでいて、俺らが一番若かった。それで周りと比べて、遅れてるように感じても、それは事実だし大丈夫なんだ。でももしそのグループのなかで自分が最も優秀だったら、それは成長をする上で問題だ」
スヌープ・ドッグ「俺がよく言うのは、“俺はチーム内で一番バカでありたい”ってことだ。俺はいつもそう言う。もし俺がチーム内で最もバカだったら、周りがかなり優秀で、最高のやつらが集まってるということだ」
英語のことわざ「Steel sharpens steel」を例に、鋭い人材と一緒に活動することにより自分も成長すると語った2人。パリッシュは若い頃からチーム内で自分が最も優秀な場合は成長することは難しいとコメントし、スヌープ・ドッグは自分より優秀な人たちと仕事をしたいという意味で「チームで最もバカでありたい」と発言した。
スヌープ・ドッグは、1992年にドクター・ドレーの「Deep Cover」や『The Chronic』に全面的にフィーチャーされ、最注目の新人ラッパーとしてデビューした。ドクター・ドレーから学んだことも多く、彼は以前「ドクター・ドレーは当時の自分にとってロールモデルやメンターだった。俺がまだただの石だったとき、彼は俺の中にダイヤを見つけて形作ってくれたし、優秀なチームも提供してくれた」とコメントしていた。