(Photo: Craig Mcdean)
2023.09.28 18:20
世界で最も知名度があるラッパーの一人として君臨しているエミネム。ドクター・ドレーのプロデュースで1999年に『Slim Shady LP』でデビューし、2000年代に最も売れたアーティストになった。そんな彼がまた新たな記録を樹立した。
ChartMastersによると、エミネムは通算2億726万枚セールスを記録し、音楽史上最も売れたアーティストのランキングにおいて10位となった。このランキングは毎日アップデートされるアルバム、シングル、そしてストリーミングデータを組み合わせたもので、エミネムは今回の集計でレッド・ツェッペリンの記録を超えたようだ。
エミネムは同ランキングのトップ40位に入っている唯一のラッパーであり、41位のドレイク、61位のカニエ・ウェスト、73位の2Pacがトップ100位にランクインしている。
現時点で、世界で最も売れたアーティストランキングは、1位ビートルズ(4億2,300万セールス)、2位マイケル・ジャクソン(3億3800万セールス)、3位エルヴィス・プレスリー(3億2100万セールス)、4位クイーン(2億7900万セールス)、5位マドンナ(2億4800万セールス)となっている。
エミネムはラッパーとしての通算売上枚数のトップを誇っているが、昨年12月にはドレイクがアメリカレコード協会(RIAA)史上最もシングルが売れたアーティストになったと報じられていた。アメリカレコード協会では、ストリーミング150回再生で1ユニット(1枚相当)の売上として計算しており、ドレイクはシングルカタログで通算で1億8,400万枚相当の売上を達成し、エミネムが3月に達成した1億6,600万枚を超えたようだ。