2023.08.02 17:45
ニッケルバック
2023.08.02 17:45
全世界で5,000万枚以上のアルバム売り上げを記録し、カナダを代表するロックバンドとして人気を博しているニッケルバック。根強い人気を誇りながらも「最もアンチが多いバンド」としても知られている彼らのドキュメンタリーが、トロント・インターナショナル・フィルム・フェスティバルにて9月にプレミア上映されることが発表された。
『Hate To Love: Nickelback』と題されたドキュメンタリーでは、バンドの出身地である農業の街、音楽的野心、そしてスーパースターに上り詰めると同時に多くの人に嫌われた現象が描かれているようだ。トロント・インターナショナル・フィルム・フェスティバルの公式サイトでは「ニッケルバックは音楽史上で最も成功したバンドの一つであり、ヘイターたちが最も嫌うことを好むバンドでもあります。この映像では、カナダのスタジアムロックスターたちのジェットコースターのようなキャリアを深掘りします」と紹介されている。
本作で監督を務めたのはTerrorvisionやLife of Agonyなどのドキュメンタリーも手掛けたLeigh Brooks。公開された予告編では、メンバーが“嫌われ現象”について語っている。ギタリストのライアン・ピークは「誰も世界で最も嫌われるバンドになるためにギターを始めるやつなんていないんだ」とコメントし、フロントマンのチャド・クルーガーは「笑い飛ばすようにしているよ。90%ぐらいは笑い飛ばせるけど、たまに傷つくやつがある……」と心境を明かしている。